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Co-op留学プログラムの全て!インターン経験を就職活動に活かそう!


カナダには、語学学校と合わせてキャリアカレッジという専門学校が併設されている学校がたくさんあります。

 

ワーキングホリデーを使用したがもっとカナダに滞在したい、ビザが切れてしまうがお金がないため働けるビザがほしい、などカナダに長期滞在するにはビザが心配です。

 

キャリアカレッジで受けられるCO-OPプログラムでは、お金を稼ぎながら学校に通うことができます。ここではそんな便利なCO-OPプログラムについて徹底的にご紹介していきます。

 

3分動画で概要を確認されたい方は下記よりご覧ください。

 

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CO-OPプログラムについて

CO-OPプログラムというものを聞いたことがあるがよく知らないという人を良く見かけます。とても便利なプログラムですので、まずはCO-OPプログラムとは何なのかをご説明します。

CO-OPプログラムとは

CO-OPプログラムとは、学校で受ける授業とインターンシップと呼ばれる就労体験が組み合わされたプログラムになります。CO-OPプログラムは学生ビザと違い有給で働きながら勉強をすることができるため、収入を得ながらカナダに滞在する手段としても注目されています。

 

CO-OPプログラムの前半半分は学校での勉強となり、後半半分は有給でのインターンシップ(就労体験)となります。CO-OPプログラムを受講することで就労もでき、職場でのコミュニケション能力などを向上することができます。

カナダ移民局のHP:カナダ移民局のHP

ディプロマを取得できる

CO-OPプログラムを無事に全課程終了するとディプロマを取得することができます。ディプロマとは専門学校の卒業証明書となり、履歴書などに記載することができます。

 

CO-OPプログラムでは専門知識の習得だけでなく就業経験も積めるため、帰国後の日本での就職活動やキャリアアップにもつながります。

Co-op留学のメリット・デメリット

Co-opプログラムは現地で給料が得られ、帰国後の就職活動にも活かせる非常におすすめのプログラムですが、留学の目的や期間によっては別のプログラムがおすすめの場合もあります。Co-opプログラムのメリット、デメリットについてご紹介させて頂きますのでご自身にとって良いプランなのか検討してみてください。

Co-op留学のメリット

①給料が発生する

カナダは学生ビザでは基本的に収入が見込めません。一方CO-OPプログラムでは、カリキュラムの半分が学校での授業期間となり、後半の半分は有給の就労期間となりフルタイムでの就業が可能です。

 

前半の授業期間中も週20時間の有給就労が認められているため、基本的な生活費を補うことができます。

 

入学に関して回数など特に制限はないため、ワーキングホリデーを使用した人でも、他のCO-OPプログラムを受講した人でも繰り返し使用することができます。

 

入学試験の際に最低限の英語スキルが必要となりますが、自信のない方は語学学校を短期間受けることもできます。

カナダの人気語学学校一覧

②帰国後の就職活動や転職活動に活かせる

Co-opプログラムではCollegeでの就学後に現地企業でのインターンシップを行います。コース修了後はにDiplomaという修了証も発行してもらえますので、就職活動や転職活動の際に海外での実務経験をしっかりアピールする事ができます。

 

また、Co-opプログラムの入学には英語力が必要なため、「Co-op経験者=実務レベルの英語力保有者」とみなされます。

③ワーキングホリデーとは違う職種に挑戦ができる

ワーキングホリデーでのアルバイトは接客系のアルバイトが多くなりますが、Co-opプログラムの場合はオフィスワークなどアルバイトでは難しい職種や、接客系でもワーキングホリデービザの時よりは時給が高い企業で働く事ができます。英語力によっても左右されますので少しでも英語力を上げておくと良いでしょう。

 

カナダは日本と異なり、退職希望を出してから2週間で退職することが一般的であり、業務の引継ぎがほとんど行われません。そういった事情から、全くの未経験者が採用されることは稀であり、Co-opプログラムの座学で一定のスキルを得ておくことが非常に重要です。

 

例えば、ホスピタリティコースではホテル業界で広く使われいるシステムである「OPERA Cloud Property Management」の使用方法を学ぶことができます。こういったスキルがないと職を探すのが難しいのが現実です。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

ちなみに、Co-opをワーキングホリデーと混同される方がいらっしゃいますが、違いは以下のようになります。

 ワーキングホリデーCo-op
年齢制限18~30歳までなし
滞在期間1年間コース期間+1か月
取得制限1国につき1回何度でも取得可能
人数制限6,500人/年限度なし
ビザの延長不可可能
就学期間6か月までコース期間の半分
就労時間限度なし週40時間まで
英語力不問TOEIC600点~
残高証明不要必要(目安は150万円/年)

Co-op留学のデメリット

①ある程度英語力がないと直接入学が厳しい

Collegeでの就学が必要になるCo-opプログラムでは最低でもTOEIC500点程度のスコアが必要になります。学校やコースによって英語力の条件は異なりますのでご希望の学校やコースがお決まりの場合は事前に確認をしておきましょう。

 

なお、弊社では無料でスピーキングにて英語力を判定するサービスをご紹介しております。ご自身の英語力が不明な方はぜひお問い合わせください。

②希望する職種でインターンができるとは限らない

Co-op プログラムではインターンシップの期間が用意されていますが、必ずしも希望の職種でインターンシップができるとは限りません。企業との面接や英語力、専門知識なども問われますので希望の職種がある場合は事前準備をしっかりしていきましょう。

③勉強は難しい

働く事もでき魅力のあるプログラムではありますが、専門のコースを英語で学びますので決して簡単なプログラムではありません。就学中にはしっかり勉強も必要になりますので真剣に取り組む様にしましょう。

 

ただし、学校によって勉強の強度が異なります。厳しい勉強をご希望でない場合は緩めの学校の紹介が可能ですので申し付けください。

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CO-OPプログラムの体験談

Point

お名前:moca

通学した学校:ILAC

受講コース:カスタマーサービス

留学のきっかけ

大学卒業後は航空会社で働きたいと思っていたので、英語力が必須でした。英語力を伸ばしたいと考えた時に、留学が選択肢にあがりました。英語圏の国で生活することで、英語を使う機会が増え英語力が身につくと思いました。また、留学中には、様々な人と出会い、自分の英語力を試すことができます。現地で生活することで、英語やその他の言語を日常的に使用する機会が増え、自然な形で語学力を向上させることができる点が魅力的でした。 また留学するだけでは他の大学生と一緒になってしまうので、どうしたら差別化できるか考えました。コープ留学であれば、語学留学とワーキングホリデーの良いとこ取りのような形で、就業経験もアピールできるので他の大学生と差別化することができると思い選びました。

カナダを選んだ理由

私がカナダを選んだ理由は2つあります。

 

1つ目は、安全で住みやすいイメージがあったことです。英語圏の中でも、カナダは治安が非常に良く、住みやすい国のイメージがありました。女性一人での留学だったので、安全面にはかなり気を配りました。アメリカやイギリスは一人で歩くのが怖いイメージがあったので避けました。

 

2つ目は、多文化・多民族社会であるということです。世界中から留学生が集まるので、異文化交流ができることも大きな魅力でした。語学力向上はもちろんのこと、異文化にも触れたいと思っていたので、色々な国の人と関われるというのはポイントが高かったです。また、多文化・多民族社会であるため、人種や宗教などによる差別が少なく、オープンで包容力のある社会という点も魅力的でした。

学校はどうだったか?

私がILACで受けた英語研修は非常に充実していました。クラスは英語力に応じて細かく分けられており、自分のレベルに合わせた授業を受けることができました。授業内容はリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングとバランスよく組み合わせられており、英語全般を学ぶことができました。また、先生方もとても優しく、質問にも丁寧に答えてくれました。さらに、授業の合間には様々なアクティビティやイベントが用意されており、友達を作りながら英語力を伸ばすことができました。最後に、授業の成果を測るための試験も厳格に行われ、自分の英語力の向上を実感することができました。全体的に、ILACでの英語研修は充実したものであり、英語学習において大きな成果を得ることができだと思います。

Co-opでの仕事の見つけ方

ILACのキャリアセンターを利用していました。キャリアアドバイザーの方が求人をいくつか紹介してくださり、それに応募していきました。カナダでの就職活動の仕方や、履歴書の書き方だけでなく、カバーレターの書き方など指導してくださり大変心強かったです。

Co-opでの仕事はどうだったか?

ホテルでの採用が決まり、日本食レストランへの配属が決まりました。配属当初は日本食かぁ…とマイナスなイメージを持っていましたが、お客さんの半分以上は日本人以外の方で英語を話す機会もありました。ただ普通に働いているだけでは、決まったフレーズしか使わないので、積極的に話しかけることで英語のアウトプットをしていきました。当たり前ですが、上司とのコミュニケーションも英語なのでかなり鍛えられました。配属されてしばらく経つ頃にはトレーナーも任せてもらえて、トレーニングやマネジメントに関するこもも教えてくださり大変勉強になりました。お給料は月15万円前後とコープ留学の中では多くない方でしたが、チップをいただけたので良かったです。

Co-op留学後の進路。留学をどう活かすか

他の大学生との差別化という点でコープ留学を選んだので、就職活動ではコープ留学を通じた語学力向上と異文化理解をアピールしました。Co-op留学はまだ聞き馴染みのない方が多いようで、Co-op留学?なにそれ?と聞いてくださることが多く、話を展開出来るのが良かったです。

 

就職とコロナが被ってしまったので、航空会社には就職しませんでしたが、現在は商社で英語を活かして働いています。電話応対や書類翻訳をはじめ、最近は会長の通訳などを勤めています。社内では自然な英語というのがポイントが高いようで、あの時コープ留学を選んで本当に良かったなぁと思います。Co-op留学は生きた英語が身につく最良の手段だと思います。

 

その他の体験談は下記をご覧ください。

【Co-op体験談】バンクーバーのスタバ100店舗に応募して採用

【Co-op留学体験談】CCTBでITを学び、カナダのIT企業に現地就職

【Co-op留学体験談】カナダで薬剤師になるため大手ドラッグストアでCo-op実習

CO―OPビザの取得について

よくCO-OPビザという名前を聞くかもしれませんが、実際にはCO-OPビザという名前のビザは存在しません。CO-OPビザは学生ビザと就労ビザを合わせたビザになります。

 

カナダでの滞在ステータスは学生になり、学生ビザに付属して就労可能なビザを取得することになります。

CO-OPビザの取得方法

申請方法は普通の学生ビザとほぼ同じなので、特に複雑な手続きではありません。学校の申し込み後にビザの申請を行っていただき、CO-OPプログラムを受けるという申請を行うと学生ビザと共に就労ビザも取得することができます。

 

初めから学生ビザと就労ビザの両方が取得できることもあれば、最初は学生ビザだけが下りCO-OP期間が近づけば就労ビザの申請を行う場合もあります。手続きは複雑ではないので安心してください。

 

ラララカナダで学校をお申し込みの方には、ビザ申請も無料サポートさせていただいております。

ラララ・カナダで申し込むメリット

人気のCO-OPプログラムを紹介

専門学校となるCO-OPプログラムにはビジネスやホスピタリティからITなど様々な専門コースが設けられています。ここではどのような専門コースがあるのかご紹介させていただきますのでコースを選ぶ際の参考にしてください。

ビジネス

会社のマネージメントやマーケティング、人事管理、財務などビジネスパーソンとしての知識を幅広く学びます。管理職として必要な専門知識も合わせて学ぶことができるので、企業のオフィスワーカーとして就労経験を積むことができます。

 

また多種多様なビジネスシーンにて円滑でプロフェッショナルなコミュニケーションが取れるよう、社内外で必要なスキルや対応力を習得することができる、Coopプログラムの中でも一番バランスの取れた魅力的なプログラムです。

 

卒業後の一例としては、そのままカナダの企業で活躍をする方もいれば、他国で就職して活躍する方も少なくありません。大手から個人経営の企業まで、世界の舞台で挑戦される方が多いです。

 

またこのCoop留学をキャリアアップとされる方も多く、帰国後外資系の企業や海外授業部等の部署へ転職をされています。

マネジメント

卒業後の進路

不動産コンサル、教育関連(留学エージェント・学校)、接客業(マネージャーポジション)、事務職、受付etc

ビジネスの基礎から管理職希望の方まで、幅広く学べることができます。資格レベルは主にCertificat・Diplomaから選ぶことができるので、希望期間に応じてコースの選択が可能です。

 

またインターンシップ先のポジションによっては、サービス業での就労ができるのでビジネス・カスタマーサービスで悩まれている方にはお勧めです。

マーケティング

卒業後の進路

マーケティング・アシスタント、販売員、小売コンサルタント、各企業開発部・宣伝部etc

利用者・消費者にいかに自社のサービス・製品を魅力的に伝えられるか、あらゆるビジネスシーンで活用できるスキルを習得します。中でも各企業で欠かすことのできない、デジタルマーケティングが最も人気なプログラムです。

 

FacebookやInstgram等のSNSの活用法やマーケティングに重要な分析力を身に付け、その他ベーシックなウェブ知識も学びます。またsales(営業)とセットになっている学校もありますので、販売知識と併せて学べば営業職・販売宣伝部等の活躍の場を広げることができます。

国際貿易

卒業後の進路

貿易会社(事務や営業等)、メーカー企業、物流企業、商社、通関業者etc

「国際的な仕事をしたい」と思われる方に一番人気なコース。グローバルな環境において将来活躍ができるよう、実践的なカリキュラムを開講しています。

 

サプライチェーンの運用やプロセス、購買・調達・ビジネスにおける分析・交渉・戦略を学び、実際に国際貿易の場に必要なスキルや知識を学びます。

 

一般的な国際貿易コースは約2年と長期となりますが、FITT(Forum for International Trade Training)の資格取得のみであれば3ヶ月程度で取得が可能です。

 

キャリアアップをご希望される社会人の方にお勧めです。

「Co-op留学」で大人気!ビジネスコース学校ランキング

ホスピタリティ、ツーリズム

接客系のコースは大きく分けて、「カスタマーサービス」と「ホスピタリティ」があります。どちらも接客スキルや仕事に必要な英語を学びますが、コースによってインターンシップ先や取得できる資格が異なります。

 

また大手有名企業やローカルのお店で就労ビザが取れるチャンスもあるので、カナダで長期滞在を検討している方に人気なコースでもあります。

 

このコースを希望される留学生は「人と関わる仕事をしたい」とういう気持ちがある生徒が多いので、英語でのコミュニケーションスキルを向上することもできます。

カスタマーサービス

卒業後の進路

ホテル内の宿泊部門(フロンデスクやベル等)、レストラン、カフェ、トラベルエージェンetc

短期間でサービススキルや知識を学び、レストランやカフェ、アパレルショップ等でインターンシップをして経験を積みます。

 

ホスピタリティと異なる点は、管理職といった立場で現場をマネジメントするのではなく、最前線に立ってお客様対応をする接客スペシャリストを目指すカリキュラム内容となります。

ホスピタリティ

卒業後の進路

大手有名ホテル、レストラン、カフェ、アパレル、企業受付etc

接客知識やスキルを身に付けつつ、マネジメント力についても学んでいきます。ホテル業や空港業界で活躍できるような人材の育成プログラムでもありますので、接客知識以外にもセールス・マーケティング・管理業務・人事といった、管理職業務についても習得することができます。

 

AHLEIの資格を取得できるコースがほとんどですので、将来世界で通用するサービスマンを目指される方には最適なコースです。

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IT


各企業・各業種においても、このコロナ禍でIT化が進められているのではないでしょうか。新しくIT部署を設立したり、管理システムを導入したりとIT関係の職種が今や必要不可欠となっています。

 

カナダはアメリカと隣国で多くのテクノロジー企業の支社があるため、世界の舞台でチャレンジするには最適な留学環境です。

 

IT留学のコースは多種多様にありますので、自分が極めたいものや将来就きたい職種をご検討頂き、選択されるといいでしょう。

 

留学生のキャリアアップとして選ばれることも多くあるケースですが、現地に住んでいる方たちもスキルアップとしてプログラムに参加されることもあります。他コースに比べて現地の生徒と交流する機会は多いです。

Web Development

卒業後の進路

IT関連企業、ウェブ・アプリ開発、エンジニア、ネットワーク管理業etc

HTMLやCSS等のプログラミングスキルを学び、ウェブサイトの作成を学びます。おおまかに「ウェブデザイン」「ウェブ開発」「ウェブアプリケーション開発」等、学校によりコースが細分化しているところもあります。実際に企業からの発注を受けて、プロジェクトを進めながらウェブのスキルを身に付けることもできます。

UI

卒業後の進路

ウェブデザイナー、各種デザイナー、UIデザイナー、広報・マーケティング部門etc

ウェブ上の「デザイン」を主に学びます。サイトの見た目をわかりやすく、伝わりやすくするための構成技術を学ぶことができます。いわゆる「ウェブデザイナー」を目指される方のコースとなります。

 

リサーチ・発送・実行・改訂といった、創造的なプロセスを学び、より魅力的なデザインの構成スキルを身に付けます。

 

効果的なカラーパレットの組み立て・書体・エフェクトやレイアウト等、普段SNSで使い慣れているツールについて知識を深めることができます。

UX

卒業後の進路

ウェブデザイナー、各種デザイナー、UXデザイナー、広報・マーケティング部門etc

UIのデザインをより引き立たせるためには、UX(User Experience)が欠かせません。このプログラムでは、ウェブサイト上の「中身」の構成について学んでいきます。

 

ウェブユーザーの調査・ユーザー側がサイト内容をどのように理解するのか・どのようにアプローチをかけたらより伝わりやすくなるか等、UIとは違った視点でウェブ作成のスキルを身に付けていきます。

Co-op留学でキャリアアップ?ITコース学校ランキング

ケアワーカー

主に介護職・チャイルドケアを学びたい方のカリキュラムです。カナダでは日本同様、少子高齢化が進んでおり両職種の人材が必要となっております。

 

例年永住権申請にもポイント加算されることから、留学生に大変人気です。また現地学生も資格取得のため入校されることも多く、国際色豊かなところも魅力の一つです。

カナダ永住が叶う!カナダ永住権の取得方法とメリット・デメリット

エイジドケア

卒業後の進路

医療施設、介護施設etc

介護士に必要な医療英語や専門的プログラム(解剖学・生理学・フードセーフ応急措置・心肺蘇生法など)を学び、基礎を身に付けます。高齢者ひとりひとりに併せたケアを提供できるよう、パーソナルケアについても学びます。

 

また校内外の医療施設や介護施設にて実習を行いますので、学んだ知識やスキルを実際に提供をして現場で働くケアギバーの方からフィードバックを頂けるプログラムとなっています。

チャイルドケア

卒業後の進路

保育施設、児童施設、ナニーetc

保育士や家庭専属のナニーに必要な知識やスキルを学びます。日本と異なる教育環境で子どもに携わることのできる職業となります。

 

デイケアでは3~5歳までの子どものお世話をすることができ、Diploma以上の資格も持っていればナニーとして家庭で勤務することが可能です。

 

また障がい児や新生児のケアを希望される方は、別資格の取得が必要となります。詳細についてはお問い合わせください。

カナダでチャイルドケアを学ぼう【費用・学校・進路など全て解説】

その他

紹介したコース以外にも医療事務やマーケティング、貿易などを取り扱っている学校もあります。

 

学校のお申込みの際には、英語力の証明が必要です。証明書をお持ちでない方や英語レベルを満たしていない方は、学校の英語レベルチェックテストのご受講をして頂きます。詳しくはお問い合わせください。

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CO-OPプログラムの期間

CO-OPプログラムの期間は基本的に1年間以上のプログラムが主になります。しかし、学校によっては6か月と短い期間で受講できるコースを設けてるところもあるので自分にあったコースを選ぶことができます。

 

どのプランも前半半分は学校での授業となり、後半半分は有給就業であるインターンシップ期間となります。最も短いコースは3か月+3か月の計6か月プランです。

 

その他にも4か月+4か月の計8か月プランや6か月+6か月の計1年間のプランがあります。長いコースでは1年間+1年間の計2年間のプランもあります。

 

学校によっては2年のCO-OPプラン終了後に3年間の就労を補助してくれる場合もあります。

 

長期的にカナダに移住を考えている方は、コース終了後に就労ビザの補助を行ってくれる会社の斡旋を行っているかなどもプログラムを選ぶ際に考慮しておくことをおすすめします。

CO-OPプログラムのカリキュラム

CO-OPプログラムの一般的な情報についてご説明しましたが、ここでは実際に学校でどのような課題がでるのかを詳しくお伝えしていきますね。専門科や学校によって多少変わることがあります。

クイズ(小テスト)

日々の授業で習ったことに関する復習のテストが宿題として提出される場合があります。基本的にはテキストブックにのっている簡単なクイズで復習をメインとしています。

テスト

1か月毎にその項目の総復習テストが行われます。100問を超えるテストとなっており、基本的に70%以上クリアしないとコースの終了が認められません。学校によってはプレゼンテーションとライティングなどのスコアでカバーできるところもあります。

プレゼンテーション

決められたグループで学んだことを総合し、復習をかねてデモンストレーションが行われます。クラス全員の前で英語でデモンストレーションを行うことにより、知識を自分のものにできます。ビジネスの場でも物おじせず英語でスピーチを行えるほど自信がつく授業です。

ライティング

各コースで学んだ知識を決められた題材に沿って論文を書きます。英語でのグラマーはもちろんのこと、学校で学んだ知識を組み入れて行います。引用などが必要となり、大変な課題ですが、専門知識と英語力が各段に伸びます。

CO-OPプログラムの授業料

選ぶCO-OPプログラムや学校によって必要な学費は変わってきます。ホスピタリティやビジネスコースは比較的安い値段で受講することが可能です。

 

また一方で、ITやウェブデザインなどの専門性の高いコースは長期間となり、値段が高めになってきます。

 

自分のやりたいことと予算を合わせて考えておくことがCO-OPプログラムの成功につながってきます。学校によって費用は変わってきますが、ここでは大体のコースの料金の目安をご紹介していきます。

コース期間費用
ビジネスコース12カ月$10,195
ホスピタリティコース8カ月$7,295
ホスピタリティコース12カ月$9,995
ホスピタリティコース24カ月$17,445
ウェブデザインコース24カ月$17,445
ITコース24カ月$17,245

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こんなに稼げる!意外と高くないCO-OP留学に必要な費用

学校のプログラム費用について説明しましたが、学費だけでもかなりの金額になってしまうため、お金が足りるか心配になります。しかし、CO-OPプログラムの利点は学校に行きながら有給で働けることにあります。

 

ここではおおまかな収入と支出を紹介していきます。どれくらいの費用を予算として準備をしておくかなどの参考にしてみてください。

学業期間中の収入は$800/月

カナダの最低賃金は1時間でCAD$11. 06になります。CO-OPプログラムの前半の学習中は週に20時間までの就労が許可されてます。

 

そのため、月に最大80時間働け、11.06×80=884.8となり、CAD$800/月ほど稼ぐことができます

 

また、これは最低賃金として換算しているため、レストランなどのウェイトレス(サーバー)として働くと別にチップが入ってくるため、日々の生活費は賄えると考えてよいでしょう。

 

カナダでの1か月の生活費は家賃にもよりますが、CAD$1,000ほどを目安に考えて頂ければよいでしょう。

CO-OP期間中の収入は$1,600/月

CO-OP期間中はフルタイム、週40時間働くことができます。そのため、単純に学業期間中の倍の収入が見込めます。

 

そのためCO-OP期間中は最低でもCAD$1600/月ほどは収入が見込め、貯金も行えます。基本的に学費で使用した分が半分ほど賄えると考えていただければよいでしょう。

 

ITやウェブデザインなどは就職場所によってさらに収入が見込めます。そう考えるとCO-OPでのカナダ滞在には最初にまとまったお金がいりますが、CO-OPで収入が見込めるので結果的にはお金はそれほどかかってきません。

Co-op留学費用を徹底解説!費用を抑えてカナダで働く方法は?

CO-OP留学でできる仕事内容と収入は?

CO-OPの就職場所

CO-OP期間中の就労場所は基本的に自分で探すことになります。学校によっては就労場所を探すアドバイスや斡旋を行ってくれるところもあります。

 

学業期間中は働く場所は特に制限はありません。しかし、CO-OP期間中はインターンシップとなるので、選んだコースの専門知識が生かせる仕事を選ぶ必要があります。

 

特にこだわりがなければホスピタリティがおすすめです。接客業であればレストランやカフェなど多くの職業の中から選ぶことができます。

 

以下で具体的な仕事内容や給与について解説します。

どんな仕事内容?

CO-OPではカナダ政府認定学校で専門的知識・スキルを学んだ後、就学期間と同じ期間を上限として就労期間(インターンシップ)が設けられています。

 

仕事内容は学んだコースに精通する職種となりますので、ビジネス・IT関係であれば主にオフィスワークホスピタリティ関係であれば接客業にて就職をします。

 

また座学期間はパートタイム(20時間/週)で就労が可能ですので、実際に現場でアウトプットをして理解を深めることができます。

 

州によって有給・無給インターンシップが異なるため、自分の希望する就職環境についてしっかり希望を決めておく必要があります。

Co-OP留学はどれぐらい稼げる?

多くのCO-OPプログラムでは、初期費用以上に現地にて収入を得ることができるといわれています。もちろん職種やチップのあるお店・ないお店で多少の収入の違いはあります。

 

州で最低賃金は異なりますが、留学先に人気なバンクーバー(BC州)では、$15.20トロント(オンタリオ州)では$14.25接客業であればチップ代がプラスで支払われることとなります。
(※2021年12月現在の最低賃金となります。)

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コース別の仕事内容及び目安給与

CO-OPプログラムに人気なコースの主な仕事内容・参考収入額を下記にてまとめました。
※収入は最低賃金にて記載をしておりますが、英語力・能力次第では上げることも可能です。

インターナショナルビジネスマネジメント

給与目安

パートタイム:約10万円/月($15.2/時×20時間×4週間)

フルタイム:約21万円/月($15.2/時×40時間×4週間)

「オフィスワークでのインターンシップ」を希望される方は、このコースを選択されるといいでしょう。旅行代理店や各企業の受付、マーケティング・営業等の各部署のアシスタントとして、就労経験を積むことができます。またポジションによっては、レストランやカフェ等でもインターンシップが可能です。

デジタルマーケティング

給与目安

パートタイム:約10万円/月($15.2/時×20時間×4週間)

フルタイム:約21万円/月($15.2/時×40時間×4週間)

各企業にて、マーケティング業務を行います。SNSにて商品や企業の宣伝が主な内容となりますが、写真や動画の撮影やポップアップの作成等、自分のやる気次第で業務内容の幅を広げられます。

国際貿易

給与目安

パートタイム:約10万円/月($15.2/時×20時間×4週間)

フルタイム:約21万円/月($15.2/時×40時間×4週間)

食品・衣料・雑貨から医療機器(コンタクトや医療器材等)等、カナダ国内からの輸出入に携わる業務となります。実際にFITTの資格を取得すると貿易実務や国際マーケティング、セールス等にも業務の幅を広げることができます。

IT系(web developmen・UI/UX・web design等)

給与目安

パートタイム:約10万円/月($15.2/時×20時間×4週間)

フルタイム:約21万円/月($15.2/時×40時間×4週間)

主にデータ関係・管理・ウェブサイトやアプリの開発等に携わる業務となります。企業の問い合わせや発注内容を理解し、各々のリサーチ・分析からデータやウェブ作成を行います。

カスタマーサービス(Food&beverage)

給与目安

パートタイム:約15万円/月($15.2/時×20時間×4週間+チップ$500)

フルタイム:約27万円/月($15.2/時×40時間×4週間+チップ$800)

レストランやカフェ等で就労となります。英語力によってはその街の格式が高いレストラン、ホテルでもインターンシップをすることも可能です。接客最前線で経験を積みながら、ゲストへサービスの提供をします。
※チップ代は各企業により配分が異なりますので、予めご了承ください。

ホスピタリティマネジメント

給与目安

パートタイム:約15万円/月($15.2/時×20時間×4週間+チップ$500)

フルタイム:約27万円/月($15.2/時×40時間×4週間+チップ$800)

接客経験を積みながら、現場を指揮をするポジション(マネージャーやアシスタントマネージャー等)でインターンシップを行います。カスタマーサービスと比較し、インターンシップ先は町場の飲食店というよりもホテルや高級飲食店等が主となるようです。

ケアワーカー(エイジドケア・チャイルドケア)

給与目安

パートタイム:約10万円/月($15.2/時×20時間×4週間)

フルタイム:約21万円/月($15.2/時×40時間×4週間)

エイジドケアは介護や医療施設チャイルドケアはデイケアセンターやプリスクールで就労をします。アシスタントとして勤務することがほとんどなので、利用者のお世話しつつ施設内が過ごしやすい「環境作り」をスタッフと一緒に整えていきます。
※この職種は時給の幅が広くなります。一般的には最低賃金もしくは約$18前後~となり、経験・英語力によっては$20を超えることもあります。

CO-OP留学できる学校一覧

ここではキャリアカレッジのCO-OPプログラムを行っているカナダのおすすめの学校をご紹介していきます。学校を選ぶ際の参考にしてください。

ILAC International College(ILACIC)

ILACICはカナダで人気のある語学学校のILACに併設されているキャリアカレッジになります。語学学校に併設されているため、語学学校で英語力をつけてからキャリアカレッジに進むこともできます。ILACICの特徴は何と言っても学費の安さです。

 

入学条件を満たした方には学費の割引が適用され、最大CAD$4,000のディスカウントを受けることができます。学費を抑えたい方には必見の学校です。

 

入学条件のテストもIELTSやTOEFLを受けていなくても学校のオンラインテストを受講することができるので、わざわざIELTSなどの試験を受ける必要がありません。

 

またILAC ICのcoop修了後、多くの提携公立カレッジへの編入が可能なので現地で選択肢を広げやすいことも魅力の一つです。今はまだどのような道に進むべきか検討中の方も、ILACICで学びながら進路を決めるという生徒さんが多いです。

ILAC(インターナショナル・ランゲージ・アカデミー・オブ・カナダ・バンクーバー)

ILACインターナショナル・カレッジ(バンクーバー)

ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

CICCC

40年以上の歴史ある老舗の私立カレッジ。コロナ禍でも世界各国から新規申込があり、全体生徒数は1,000人以上をキープしていた大変人気な学校です。

 

開講コースは、ビジネス・カスタマーサービス・ホスピタリティ・IT系と多岐にあり、2つ以上のコースを組み合わせることも可能です。

 

カスタマーサービス・ホスピタリティコースは、8ヶ月・1年・2年の中から期間を選べることも魅力的です。IT系では今注目のweb developmentにて、ウェブ開発やアプリ開発といったより専門的スキルを学ぶことができます。

 

また英語力証明にTOEICスコアも有効ですので、カナダ国内にある私立カレッジの中ですと、比較的お申込・入校がしやすいのも特徴です。

CICCC(コーナーストーンカレッジ)

ILSC/Greystone

ILSCグループにはグレイストーンカレッジにてCO-OPプログラムがあります。ILSCのグレイストーンカレッジにはビジネスをはじめ、ホスピタリティからTESOL英語教授法まで様々なプログラムが選べるのが特徴です。

 

グレイストーンカレッジのCO-OPプログラムは、26週間以上からとやや長めのプログラムとなっています。初級のプログラムから上級の国際ビジネスマネジメントまで幅広いバリエーションがあるので、自分の理想のプログラムが見つかるでしょう。

 

また夜間コースの開講もありますので、長期滞在を検討されれている方にもお勧めです。最大130週のコースがありますので、永住や現地就労を目指す方には最適な学校です。

 

2022年よりモントリールキャンパスにてインターンシップ(無給)の開講もございますので、日本人のが少ない環境で学ばれたい方に新しい選択肢があるのもの魅力的です。

Greystone College(バンクーバー)

Greystone College(トロント)

SELC Career College

バンクーバーにキャンパスを有する専門学校です。多様なCo-opプログラムを提供しております。よくあるビジネス・ホスピタリティ・デジタルのみならず、ナーシング・チャイルドケアなどの珍しいCo-opプログラムがございます。

 

小規模な学校ながら200社以上の会社と提携しており、仕事を探す際のサポートが充実しています。

SELC Career College(SELC キャリア・カレッジ)

SSC/VIC

SSC/VICは同じグループ内の姉妹校です。語学部門のSSLCという学校もあり、英語力に自信のない方や入校条件を満たせない方は、まずSSLCで学ぶことができます。

 

ビジネスやチャイルドケア、看護や貿易など幅広いコースが準備されているので、自分の興味のあるコースがきっと見つかるでしょう。

 

英語を学ぶだけでなく、実際のビジネスシーンで使用する専門的な知識と英語が身に付きます。講師の中には日本留学の経験のある方やカナダのビジネス業界で活躍された方もいて、VICの国際ビジネスコースはバンクーバーでも大変人気なプログラムです。

 

各キャンパスには日本人スタッフが常駐していますので、初めての長期留学でも安心して勉強に励むことができます。

スプロットショー・カレッジ (SSC)

VIC(バンクーバー インターナショナル カレッジ)

SGIC+Arbutus College

SGICはインターンに特に力を入れている学校になります。短期間でビジネス英語をマスター合いたい方向けにESLとカレッジとCO-OPがセットになったコースがあり、人気を集めています。

 

特にビジネスコースに力を入れており、ビジネス英語をマスターしたいならSGICと言われるほどです。少人数制のクラスなので英語を話す機会が増え、リラックスした雰囲気の校風の学校になります。

 

SGICでは一般英語を強化し、その後提携校のArbutus Collegeにて専門プログラムの受講をしていきますので他校とは少し異なったカリキュラム内容が魅力です。

 

また立地もダウンタウンのほぼ中心にありますので、座学期間のパートタイムでもお仕事に通いやすいのがメリットです。

SGICバンクーバー校(セント・ジョージ・インターナショナル・カレッジ)

SGICトロント校(セント・ジョージ・インターナショナル・カレッジ)

Arbutus College(アビュータスカレッジ)

TSoMトロント

TSoMはCo-opプログラムが充実しており、特にデジタルマーケティングコースが人気の学校です。専門分野を基礎から学びたい方はもちろん、キャリアアップ・チェンジや起業を目指される方まで、様々な留学プランに合ったプログラムがあります。

 

ビジネスからホスピタリティ・ツーリズムまで、多種多様なコース開講があります。

 

申込時に必要な英語力証明書はTOEIC査定も可能なので、他校に比べて入校がしやすいのも特徴の一つです。また最短31週で修了するコースもありますので、大学休学で留学を検討されている方にもお勧めです。

TSoM(トロント・スクール・オブ・マネジメント)

Tamwood Careers

Tamwood Careersはバンクーバー校のみIT系のCo-opプログラムが開講されています。卒業生をゲストスピーカーとして迎えており、リアル感のある授業内容となっています。

 

バンクーバー・ウィスラー・トロントにキャンパスがあり、中でもウィスラーキャンパスはcoopができる数少ない学校の一つでもあります。

 

日本人のいない環境でしっかり学びたい方にはお勧めです。有名ホテルもありますので、観光地で海外のホスピタリティを学ぶ絶好の機会になること間違いなしです。

 

またすべてのコースは1年で完結ができ、coop修了後は提携カレッジへの進学も可能です。

Tamwood Careers

Vanwest College Vancouver

バンクーバーにある私立カレッジです。語学学校が併設されており、お得なパッケージプログラムが用意されています。また、Co-opの就労提携企業は200社以上と豊富です。

 

英語レベルの条件は若干高めではありますが、即戦力になる人材育成を目指していることもあり、専門的なカリキュラムをよりレベルの高い環境で学ぶことができます。

 

航空業界やファッション業界、ワイナリー等他校とは一味違った企業に就職をすることもできます。

 

またインターンシップ期間ではハウスキーパーやデッシュウォッシャーが認められていない等、配属されるポジションにも規定があるも特徴の一つです。

Vanwest College Vancouver(バンウェストカレッジ・バンクーバー)

College Canada

モントリールにある私立カレッジです。ビジネス・IT・チャイルドケアのコースがあり、全コース約2年のカリキュラムとなります。

 

ビジネスのコースでは、会計学や貿易、経営などビジネス全般を学ぶプログラムやデジタルに重きを置いたプログラムと分かれているのが特徴です。

 

ITではデータベース・インテリジェンスアナリスト(プログラミングやデジタルデータを分析等を技術)、チャイルドケアは他都市ですと公立カレッジに進学しなければならないところ、私立カレッジにて就学ができる数少ない学校の一つです。

 

卒業後はPGWPの申請も可能なので、永住を希望される方に大変お勧めです。

College Canada(カレッジ・カナダ)

Trebas

モントリールにあるGUSグループの学校の一校です。デジタルマーケティング・音響、映像クリエイトに特化した学校で、インターンシップ先は映画製作会社にて行うことも可能です。

 

日本人向けのマーケティングもここ最近開始したばかりなので、日本人比率が低く、現地学生にも人気のある学校です。

トレバス・インスティチュート

inlingua

ビクリアの私立校で唯一Co-opのできる学校ホスピタリティ&サービスマネジメントのコースのみの開講で、国内でも観光地として人気なビクトリアでインターンシップを通して就労経験を積むことができます。

 

接客スキルやだけではなく、マネジメントに積要不可欠なセールス・業務マネジメント・アカウティング等、幅広く学べることも魅力的です。

インリングア(ビクトリア校)

Canada College Technology and Business

バンクーバーにある私立カレッジです。ビジネスとITのコースがあり、無給のインターンシップもすることができます。日本人が少ない環境です。

Canada College Technology and Business

SSC


バンクーバーのダウンタウンにある私立カレッジです。珍しく幼児教育のCo-opプログラムを開講しています。

スプロットショー・カレッジ (SSC)

ダグラスカレッジ

学生数25,000人のバンクーバー最大規模の州立カレッジです。60以上の専攻がありますが、そのうち約20の専攻にオプションとしてCo-opを付けることが可能です。

 

選択可能な専攻は、ビジネス・会計・科学・ITなど多岐に渡りますので詳細はお問い合わせください。

ダグラスカレッジ

アルゴンキンカレッジ

オタワ唯一の英語で学べるカレッジです。学生数23,000人、400コースを提供している大規模カレッジです。

 

オタワにはIT企業が集積しており、アルゴンキンカレッジでもITコースが特に人気です。

 

ビジネス・ホスピタリティ・ITなど50程度のカリキュラムでCo-opを選択することができます。

アルゴンキンカレッジ

よくある質問①休学でCo-op留学する際のスケジュール

1.TOEIC500点程度の英語力をお持ちの場合

Co-opプログラムに直接入学可能ですので「24週間+24週間」のプランで1年間に収めることができます。

 

少し英語力に不安がある場合は、Co-opプログラムは「16週間+16週間」にして、Co-opプログラムの前に数か月間語学学校に通うことも可能です。

 

多くの大学生は直接入学可能となっておりますので、英語力がわからない場合はまずは無料で受講できる学校の英語テストを受講しましょう。事前準備など不要ですのでお気軽に受講いただけます。

2.TOEIC500点程度の英語力をお持ちでない場合

Co-opプログラムに入学するにはは最低でもTOEIC500点程度が必要なため、英語力を上げてからCo-op留学すると、ご希望の期間に合わない場合がございます。

対策①語学学校に16週間通ってからCo-opプログラムを受講

TOEIC400点程度の英語力をお持ちであれば語学学校に16週間通い、その後「16週間+16週間」のプログラムを受講すれば1年間に収まります。

対策②有給インターンシップは帰国後に日本で実施

Co-opプログラムの有給インターンシップは実は日本でも可能ですし、座学だけで終えてもCertificateは発行してもらます。英語力がかなり低い場合でも、語学学校で半年学べばTOEIC500点は取得できますので、その後Co-opプログラムの座学を24週間受講して帰国し、日本でインターンシップを行えばCo-opプログラムを修了できます。

対策③ワーキングホリデービザでインターンシップ

Co-opプログラムではございませんが、ラララカナダでは、ワーキングホリデービザで渡航可能な短期間でインターンシップができるプログラムもご用意しております。

 

「4週間の座学+3か月以上のインターンシップ」という内容です。

 

ホテルインターンシップですと英語要件が一切なくプログラムを開始できます。オフィスで勤務するビジネスインターンはTOEIC700点以上が必須ですが、プログラムの合計期間が最短4か月ですのでTOEICを700点まで上げる時間を考慮してもご希望の期間に収まる可能性がございます。 プログラム詳細についてはお問い合わせください。

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よくある質問②ワーホリとCo-opはどちらを先にすべきか

ワーキングホリデーとCo-opプログラムは全く性質の異なるものですが、混同されることがよくあり、「ワーホリとCo-opのどちらを先にすべきか」は良く聞かれます。

 

これに対する弊社の回答は「Co-opプログラムを受講後に、ワーホリをしてください」となります。

理由①ワーキングホリデービザはとても貴重

ワーキングホリデービザというのは特段の制約なく自由に1年間カナダで滞在できる権利です。他のビザにはない自由度が魅力であり、この期間に学校に行くのは非常に勿体ないです。

 

将来何がしたくなるかわからない方が大半だと思いますので、万が一に備えてワーキングホリデービザは今後に残しておくべきです。

理由②Co-opプログラムを先に使った方が良い仕事を見つけやすい

「ワーホリ→Co-op」の場合は、Co-opの座学期間はフルタイム勤務できないため、「フルタイム勤務→パートタイム勤務→フルタイム勤務」となり、雇用主からすると非常に仕事をお願いしにくいシフトとなってしまいます。

 

「Co-op→ワーホリ」とすることで、「パートタイム勤務→フルタイム勤務」とできます。フルタイム勤務期間がCo-opの有給インターンシップ期間とワーホリの1年間の合計になるため、1年以上の雇用継続が見込め、雇用主からすると雇いやすくなります

理由③ワーキングホリデービザを後に回すことで永住権に繋がる

永住権において1年間以上の就業は大きくプラスに働きます(永住権ポイントが加算されます)。

 

ワーキングホリデービザは入国から1年間有効ですが、入国時点で仕事が見つかっていることは稀ですし、最初の数カ月は語学学校に通って働かないことも一般的です。

 

そうすると、ワーキングホリデービザでの就業期間は9~10か月程度となることが多く、これでは永住権ポイントが加算されません。

 

先にCo-opプログラムを実施することで、Co-op期間に有給インターンシップ先を見つけることになります。Co-op期間は永住権申請における就業期間には認定されませんが、Co-op後にワーキングホリデーを実施することで、丸々1年間就業することができ、これにより永住権ポイントが加算されます。

カナダ永住が叶う!カナダ永住権の取得方法とメリット・デメリット

よくある質問③本当に仕事は見つかる?

Co-opでの仕事探しは決して簡単ではございませんが、仕事が見つからなかったというお声をいただいたことはございません。

 

ご不安な場合は、就職率100%を保証している学校がいくつかございますのでそちらに就学しましょう。

 

例えば、ILAC ICでは座学の1ターム目から履歴書/カバーレターの書き方を学び始めます。そして、2ターム目からは求人紹介やジョブフェアのお知らせを開始します。

 

ILAC IC主催のジョブフェアを年2回開催しており、その他にも座談会形式で業界のプロフェッショナルとカジュアルに話せるイベントもございます。提携企業への面接手配も行っておりますので、こうした機会を活かすことで就業先を見つけることができます。

カナダのCO-OPプログラムで就職活動に差を付けよう

カナダのCO-OPプログラムについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

 

CO-OPプログラムは就労もでき、なおかつ専門知識についても学べるおすすめのプログラムです。自身のキャリアアップにもつながるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

 

Co-op留学についてのご質問がある方はお気軽にお問い合わせください。

小杉雅

世界中の人と繋がることのできる「英語」に魅力を感じ、高校2年の時にカナダに1年間留学しました。また、大学時には、カナダのILACという語学学校にも通いました。私自身、留学を通して語学力を身に付けただけでなく、母国を離れ、異文化に触れることで視野が広がり、価値観が大きく変わりました。その為、カウンセリングを通して、人生のターニングポイントとなる留学を志す方の背中を少しでも押せたらと思っています。

カウンセラーに質問

カナダ留学にはどのビザが最適?ビザの違いと取得方法【比較表付】

カナダに留学する前に準備が必要となるのがビザです。適切なビザを取得しなければ、最悪の場合は日本に強制帰国となったり、カナダへの入国が何年もできなくなったりします。

 

今回は、カナダ留学で取得するビザの種類とそれぞれの違い、取得方法や更新について徹底解説します。これからカナダに留学しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

カナダ留学する際に取得できる3つのビザ

 ビジタービザワーキングホリデービザ学生ビザ
滞在期間6カ月1年間通学期間に準ずる
通学期間6カ月6カ月6カ月以上
取得費用$7$357$238
就労可否×Co-opプログラムは〇
条件特になし18歳以上30歳以下、貯金$2,500学校からの入学許可証

①ビジタービザ

ビジタービザは日本国籍を持っていれば、カナダへの入国ビザは免除されるため、6か月間の滞在が許可されるというものです。

 

ただし、カナダでは2016年11月以降から6か月未満の滞在については「eTA」という電子旅行認証システムが導入されており、事前登録が必須となっています。

 

オンラインで申請でき、7カナダドルをクレジットカードで払うのみで取得は簡単です。原則として往復の航空券が必要であり、入国の際に提示を求められるので準備しておきましょう。

②ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザは、最大1年間の間、カナダに働きながら滞在でき半年以内の就学も許可されているビザです。

 

申請書類やプロセスは難しくありませんが、応募者が多いので抽選に受からなければ申請ができません。2023年度のワーキングホリデー枠は6,500名となっています。

 

ワーキングホリデービザだからといって絶対に働かなくてはいけないということではなく、あくまでも観光をしながら生活費を稼いでもいいというビザになります。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

③学生ビザ

学生ビザは6ヶ月以上カナダの学校に通う場合に取得するビザです。ビジタービザやワーキングホリデービザでは6ヶ月以上の就学は認められていないため、それ以上通学したい場合にはこのビザになります。

 

入学予定のある学校から入学許可書を送ってもらい、それをもとに日本から就学許可を取得しましょう。学生ビザの発行には時間がかかるため、渡航の3か月前には申請を始めることが推奨されています。

 

学生ビザを持っていればカナダへの入国は片道チケットででき、現地で携帯電話の購入や銀行口座の開設ができるようになります。

 

カナダでは、下記のCo-opプログラムを除き、学生ビザでの就労は認められていません

CO-OPプログラム

CO-OPプログラムは、ビザではありませんが学生ビザを取得すると同時にワークパーミットが取得できるものです。

 

滞在期間の半分は通学しながら週20時間までのアルバイトが可能で、残りの半分は有給の就労体験がフルタイムでできるようになります。

 

CO-OPプログラムを提供している学校は政府公認の学校のみであり、このプログラムに参加しなければインターンシップも受けることはできず、プログラムの課程を修了できなくなります。

 

学校は限られますが、専門知識を活かした就労体験ができ、より海外で働く経験値が上がると言われています。

働けて学べるカナダ留学!Co-opプログラムを徹底解剖

カナダ留学する際のビザの選び方

滞在期間および通学期間で選ぶ

まず、カナダ留学でどれくらいの期間通学したいのかを考えてみましょう。長期休暇の間だけ学校に通いたい、サマースクールだけ参加したいなど6か月未満の通学であれば、学生ビザなど長期滞在用のビザを取得する必要はありません

 

しかし、ビジタービザでカナダに入国した場合、学生ビザへの切り替えは審査が難しく、ニューヨークで手続きをする必要があるため、あらかじめ通学期間を決めてから学生ビザ取得をする方が効率良いです。

 

また、ワーキングホリデーは1年間滞在できますが、通学期間は半年以内と決められているので注意しましょう。

 

6ヶ月以上の就学は学生ビザのみ可能となります。

カナダで働きたいかで選ぶ

カナダ滞在中に生活費を稼ぎたいかでも取得するビザは変わってきます。ワークパーミットがないのに就労することはできず、違法となってしまいます。

 

特にビジタービザの場合、大学に通う場合でもアルバイトは認められていません。その分、カナダ渡航前に十分な生活費を貯めておく必要があります。

 

ワーキングホリデービザであればフルタイムでの就労も認められていますが、あくまでも目的は休暇を楽しむものです。日系企業で接客や観光業に就労するパターンが多く、日本人を主に相手にして英語力が伸びないということもありますが、就労する仕事は自分次第です。

 

CO-OPプログラムの場合、就労先は学校で学んだ専門知識を活かす職業でなければいけないという制限がありますが、その分受け入れてくれる企業はレベルが高い可能性も高いです。

インターシップへの参加可非で選ぶ

海外で経験を積みたい、実際に働きながら英語力を身に着けたいなどの理由でインターンシップに参加する人も多いです。

 

インターンシップに参加する場合、無給・有給問わずワークパーミットを取得する必要があります。

 

その中でもCO-OPプログラムは特別であり、課程修了のために就労体験が課せられているという条件付きです。そのため、語学学校に通学しながらこのプログラムに申請することはできません。

 

州によって取り決めが異なり、インターンシップは有給でなければいけない州もあれば、無給でもいいとしている州もあります。

ビザの取得方法

ビジタービザ

ビジタービザについては必要なものはパスポートのみで、事前に書類を準備する必要はありません。

 

日本人は入国のためのビザが免除されているため、滞在期間以上の有効期限が残っていれば6か月間滞在することができます。ただし先ほど紹介したeTAは必須となり、事前に申請していなければ飛行機の搭乗を拒否されるか、カナダへの入国を拒否されて日本へ強制送還となるほど重要なものです。

 

6ヶ月未満の通学であり、往復航空券を取得していて、就労を希望していない場合はまずビザで問題になることはありません。

 

ただし、未成年者(18歳または19歳未満)が単独渡航する場合は、パスポートの他にも出生証明書と両親が署名した同意書が必要
となります。

 

ビザ取得に必要となる費用は、eTA登録の7カナダドルのみです。

ワーキングホリデービザ

カナダのワーキングホリデービザは、18歳以上30歳以下であり、2,500カナダドル以上を所持している、これまでにカナダでワーキングホリデーを利用したことがないなどの条件を満たす場合に申請できます。

 

「MyCIC」のサイトでアカウントを作成し、ワーキングホリデービザの抽選にエントリーしましょう。抽選に通ればITAという招待状が届き、正式に申請となります。

 

2019年からバイオメトリックス認証が義務化されたため、ビザ申請後に東京にあるカナダビザ申請センターで指紋を登録する必要があります。

 

ワーキングホリデービザの申請費は、ワーホリへの参加が161カナダドル、労働許可証の申請が100カナダドル、バイオメトリックス登録費が85カナダドルです。合計357カナダドル、日本円で約3.3万円となっています。

 

ワーホリの条件や費用は毎年変わるため、最新情報をチェックしてからビザの申請を行いましょう。

学生ビザ

学生ビザは滞在期間が6か月未満しか入学許可証がなくても、その後延長する予定がある場合は申請することができます。ビザを切り替えるよりも延長する方が簡単なので、予め学生ビザを取得しておくことをおすすめします。

 

学生ビザの取得方法は、まずIRCCでMyCIC のアカウントを作成します。そこから学生ビザの申請をし、パスポートや入学許可証、残高証明書などの必要書類をアップロードします。

 

そして申請費をクレジットカードで支払い、申請は完了です。学生ビザを申請後24時間以内にバイオメトリックス登録の招待状が届くため、それを持って東京のカナダビザ申請センターで指紋登録を行いましょう。

 

その後、4週間以内に審査結果が送られてきます。審査に通過していれば、その許可通知書を印刷し、カナダに入国時に提出します。

 

学生ビザの申請費は、学生ビザが150カナダドル、バイオメトリックス登録費が85カナダドルの合計235カナダドルです。

 

ビザの申請は英語での手続きとなりますし慣れないと不安かもしれませんが、弊社ご利用のお客様にはビザサポートを実施しておりますのでご安心ください。

CO-OPプログラム

CO-OPプログラムに参加する場合、ビザの種類は学生ビザとなります。従って、ビザの取得方法については学生ビザと同じなので上記の学生ビザの取得方法を参考にしてください。

 

学生ビザと異なる点は、同時に就労許可を取得する点です。ただし、ビザ申請時に学校から「課程修了のために就労経験が必要である」という旨のレターを入学許可証とは別に添付する必要があります。

 

これが無ければ就労許可が下りないため、忘れないようにしましょう。

カナダ留学ビザの延長と更新

ビザ延長の方法

ビザの更新はオンラインと郵送の2種類があります。

ビジタービザの延長

ビジタービザを更新する場合、有効期限の1か月前までの申請が必要です。必要書類は延長申請書・パスポート・資金証明・顔写真で、申請費100カナダドルをクレジットカードで支払います。

 

ビジタービザでは働けないため、滞在に十分な資金を所有している必要があります。

学生ビザの延長

学生ビザの延長は、申請書・パスポート・資金証明・顔写真・入学許可証が必要となります。学生ビザ申請時に作成したアカウントにアクセスしましょう。

 

申請料は150カナダドルとなります。必要書類が十分でない場合、延長許可が下りなかったり滞在期間を短くされたりする可能性があります。

ワーキングホリデービザの延長

ワーキングホリデービザについては延長が認められていないため、他のビザに切り替える必要があります。

ビザの切り替え方法

ワーキングホリデービザから学生ビザへの切り替え

まず、ワーキングホリデーから学生ビザに切り替える場合は国内申請が可能で、方法は学生ビザの延長方法と同じです。注意点としては、申請理由に就労が目的と思われるような文言を記載しないことと、申請書にある「Change Conditions」にチェックするのを忘れないことです。

 

入学許可証を添付する必要があるため、ビザ申請前に入学する学校を決める必要があります。申請料は125カナダドルです。

ビジタービザから学生ビザへの切り替え

ビジタービザから学生ビザに切り替える場合には、日本に一時帰国して改めて学生ビザを取得するか、ニューヨークのカナダ領事館で手続きをし、カナダに再入国するかの二択となります。

ワーキングホリデービザへの切り替え

ビジタービザで入国し、カナダ国内でワーキングホリデーに申請することは可能です。学生ビザからワーキングホリデーに切り替えることもできます。

 

カナダ国内からワーホリに申請しましょう。しかし、この場合でも申請先は日本のカナダ大使館となります。

カナダ留学からカナダ移住を検討されている方へ

長期滞在の方法

長期滞在するためには、ビザの延長や切り替えが必須となります。それぞれのビザで滞在期間は決められており、その期間を超えてカナダに滞在することはできません。

 

長期滞在を考えている場合、ワーキングホリデーで1年間滞在した後にカレッジに進学し、その後現地就職する方法や、CO-OPプログラムで就労体験をした後、その会社に就労ビザの手続きをしてもらうなどの方法があります。

 

長期滞在には就労が不可欠となるため、違法労働とならない方法で滞在しましょう。また、カナダ滞在中にカナダ永住権や市民権を持っている人と付き合い始め、ファミリースポンサーシップを使って永住権を取得する人もいます。

永住権取得の条件</h3 毎年のビザ更新が面倒、カナダに一生暮らしたいなどの理由から、カナダ留学をきっかけに永住権を視野に入れる人も少なくありません。カナダの永住権は比較的簡単であると言われていますが、適切なプログラムで申請しなければ許可が下りないことも多いです。

 

永住権取得には6つの方法がありますが、学生ビザやビジタービザ、ワーキングホリデービザから永住権を取得することはできません。

 

カナダ人の配偶者がいるなどの場合を除いて、カナダでの就労経験が必要となることも多いので、まずは就労ビザ取得を目指しましょう

カナダ永住が叶う!カナダ永住権の取得方法とメリット・デメリット

まとめ

今回はカナダ留学時のビザについて、ビザの種類やその取得方法について詳しく紹介しました。ビザの切り替えについてはカナダ大使館が正式に発表しているわけではないため、リスクを伴います。

 

ビザ延長については必要書類が揃えば問題は少なく、ビザ切り替えよりもストレスが少ないです。カナダ留学でどれくらい滞在したいのか、就労は必要かなど自身の希望に合わせて取得するビザの種類を見極めましょう。

 

カナダ留学やそのビザについては弊社でサポート可能ですのでぜひお問い合わせください。

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

カウンセラーに質問

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

カナダは語学留学や旅行だけでなく、ワーキングホリデー先としても人気が高い都市です。ワーキングホリデービザは長期滞在をしたい、カナダで働いてみたいという人が利用できるビザとなっており、他のビザに比べると取得しやすいという点が魅力です。

 

今回は、カナダのワーキングホリデーについて、仕事事情やワーキングホリデーのメリット・デメリットについて徹底解説します。カナダでワーキングホリデーを考えている、どの国か決められないという人はぜひ参考にしてみてください。

ワーキングホリデーについて

ワーキングホリデーとは?

ワーキングホリデーは、18歳から30歳までの青年が2国間の協定に基づいて行われる制度です。異文化の中で休暇を楽しみながら、滞在期間中(半年~1年)の費用を働くことで賄える特別なビザです。

 

通常、働くためには就労ビザ、勉強するためには学生ビザと、ビザの種類が多く、目的にあったビザを取得する必要がありますが、ワーキングホリデーではそのどちらも可能となります。

 

原則として、同じ国で2度ワーキングホリデーすることはできませんが、オーストラリアは3度のワーキングホリデーが認められています。

オーストラリアのサードワーキングホリデーについて【2019年7月開始!】

ワーキングホリデーの歴史

日本でワーキングホリデーの協定が初めて結ばれたのは1980年のことで、相手国はオーストラリアでした。今でもオーストラリアにワーキングホリデーで渡航する人は多く、毎年1万以上の日本人がワーキングホリデービザを利用してオーストラリアに長期滞在しています。

 

ワーキングホリデー協定を結んでいる国は現在24か国であり、最も新しいものでは2019年8月にスウェーデンへワーキングホリデーで行けるようになりました。現在、オランダ・マルタとワーキングホリデー協定が結べるように協議しています。

ワーキングホリデーに行ける国

現在、ワーキングホリデービザを取得して行ける国としては、オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・韓国・フランス・ドイツ・イギリス・アイルランド・デンマーク・台湾・香港・ノルウェー・ポーランド・ポルトガル・スロバキア・オーストリア・ハンガリー・スペイン・アルゼンチン・チェコ・チリ・アイスランド・リトアニア・スウェーデンなど29か国があります。

 

ただし、フランスについてはヨーロッパ県のみ認められており、ギアナなどのフランス領は認められていません。

カナダのワーキングホリデーの概要

カナダのワーキングホリデー

日本がカナダとワーキングホリデー協定を結んだのは1986年3月のことです。オーストラリアに次いで2番目にワーキングホリデー渡航者が多く、バンクーバーとトロントに分かれます。

 

カナダは移民大国であるため、移民の受け入れを積極的に行っています。カナダでワーキングホリデーをした後、就労ビザや学生ビザに切り替えて長期滞在し、最終的に永住権を獲得する日本人も増えています。

カナダ永住が叶う!カナダ永住権の取得方法とメリット・デメリット

カナダのワーキングホリデーの条件

カナダのワーキングホリデーに申請するのにはいくつかの条件があります。まずは日本国籍で18歳以上30歳以下であることです。

カナダのワーキングホリデーの年齢【31歳の誕生日までに招待状を得て申請完了】

そして2,500カナダドル(訳20万~25万)の資金を有していること、滞在期間をカバーする保険に加入していることなども条件となっています。

 

資金証明を求められることはありませんが、保険加入は義務となっているので証明書の提示を求められることもあります。

 

また、扶養家族が同行する場合、ワーキングホリデービザは支給されません。ワーキングホリデービザは休暇を楽しむことを1番の目的としており就労はあくまでもアルバイト程度で生活費を賄うことが前提のためです。

カナダのワーキングホリデー申請方法

カナダのワーキングホリデーはオンラインで申請することができます。「MyCIC」でアカウントを作成し、ワーキングホリデービザの抽選にエントリーします。

 

ここで条件を満たすかのチェックが入り、すべての条件を満たした人のみが抽選に参加できます。そして当選するとITAという招待状が届き、ワーキングホリデービザの申請ができます。

 

ITAが届いてから20日以内にワークパーミットの申請をしましょう。そして必要書類を全て添付し、ビザ費用の支払いを済ませます。

 

ビザ費用については、International Experience Canadaの参加費が161ドル、労働許可証が100ドル、バイオメトリックス登録料が85ドルかかります。

 

ビザの申請については弊社ご利用の方にはサポートさせていただきますのでご安心ください。

バイオメトリックス認証が必須

2019年から、カナダではビザ申請時にはバイオメトリックスと呼ばれる生体認証が義務付けられました。一度登録しておけば10年間更新する必要はありません。

 

ワークパーミットの申請が完了すると、Biometric Instruction Letterが届くのでパスポートを持って指紋登録に行きましょう。

 

日本で指紋登録ができるのは東京・大阪にあるカナダビザ申請センターのみとなっています。事前に予約する必要があり、平日9時~17時のみとなっているので、遠方の人は期限に余裕をもって予定を立てておきましょう。

カナダのワーキングホリデー仕事事情

カナダのワーキングホリデーでは就ける職種に制限はありません。雇い主が契約してくれたら働けるため、職種を絞らなければ仕事は多くあります。

 

ワーキングホリデーではインターネットで求人を探すことが基本となります。多くの方は語学学校でできた知り合いからの口コミや、学校にある掲示板で仕事を見つけています。

 

カナダでワーキングホリデーをする場合、日系のレストランや日本人観光客向けの接客が多いです。州によって最低賃金は異なりますが、客層が高い日本料理屋では時給も高く、チップが多くもらえる可能性が高いです。

 

人と接さない仕事は時給が安く、チップももらえず、英語を使う機会もないのでおすすめしません。

 

また、ワーキングホリデービザは「カナダで1年間仕事ができる」ビザではなく、「カナダに1年間滞在できる」ビザである点に注意しましょう。早めに仕事を見つけなければ、その分働ける期間は短くなります。

 

質の良い仕事を見つけるためにも、ワーキングホリデーの前半は語学学校に通い、一定の英語力を身に着けた後に仕事を探すことをオススメしています。

カナダのワーキングホリデーのメリット

メリット①多文化に触れられる

カナダにワーキングホリデーに行く最大のメリットは、多文化に触れられることです。移民大国であるカナダでは、世界中の様々な国から人がやってきます。

 

そのため、価値観が違う、常識が違うということは日常茶飯事であり、いい意味で「当たり前」がありません。

 

日本にいる間に無意識に築き上げられた常識や価値観にとらわれることなく、柔軟に物事を考え、違う考え方を受け入れられる力が付けられます

 

日本にいると多文化に触れる機会は少ないため、それを肌で感じられるのは魅力です。

メリット②観光地が多い

カナダには広大な国土と自然を活かした観光地が多いです。カナダ国内だけでも観光地が多く、1年滞在しても行く場所には困りません

 

平日はアルバイトをしたり学校に通ったりし、週末は他の都市に観光に出かけることもできます。

 

また、アメリカやメキシコに気軽に行けるため、海外旅行もしやすいというメリットがあります。ワーキングホリデーの目的はあくまで休暇を楽しむことなので、しっかり目的が果たせると言えます。

メリット③英語の訛りが少ない

英語には国や地域によって様々な訛りが生まれます。特に英語が第一言語でない国では、母語の影響を強く受け、英語を話しているのに英語に聞こえないということも少なくありません。

 

特に日本人の話すJapanese Englishはカタカナ発音が多いため、ネイティブには通じないこともあります。

 

それに比べてカナダ英語は訛りが少ないと言われています。これは移民が多く、様々なアクセントの英語を話すため、お互いにコミュニケーションが取りやすいように訛りが少ない英語が話されるようになりました。

メリット④チップがもらえる

カナダにはチップ文化があります。特に接客業に就いた場合には、お客さんから飲食代の10%~15%を相場にチップがもらえます。チップは給料とは別で自分の報酬となります。

 

接客に満足してくれた、気持ちよく食事ができたという場合には相場以上のチップがもらえることも多く、月に5万円以上チップだけで稼げる人もいます。

 

もちろん粗末な接客をしていたらチップは少なくなるため、働くうえで良いモチベーションとなるでしょう。

メリット⑤現地の友人ができる

カナダに留学して友人ができたものの、現地の友人はいないという話は珍しくありません。カナダの語学学校に通う場合、同じように英語を学びに来ている外国人と友人になるため、現地の人とコミュニケーションを取る機会はあまりありません。

 

そして同じくらいの英語力の友人は、一緒に勉強するという点ではいいですが、教えてもらうことは少ないです。間違った英語を話しても指摘されません。

 

それに比べてワーキングホリデーでは現地の人と関わるため、カナダ人の友人ができ、話している内に英語力が伸びていきます。分からないことは聞け、間違いも直してくれるでしょう。

カナダのワーキングホリデーのデメリット

デメリット①アルバイト程度しか稼げない

ワーキングホリデーをお金稼ぎのために利用することはおすすめしません。なぜなら、ワーキングホリデーはあくまでもカナダ滞在中の生活費を稼ぐ程度であり、アルバイトの給料しかもらえないためです。

 

中には1年間で100万円以上貯金して帰国する人もいますが、ごく稀であり、給料が良い仕事を見つけられたか、かなりの節約生活をしていた場合です。

 

もし貯金がしたい、しっかり稼ぎたいのであれば就労ビザを取得し、フルタイムで働く方法がおすすめです。生活費以上に稼ぐことができたらラッキー程度に思っておきましょう。

デメリット②日本人が多い

カナダはワーキングホリデーでも留学でも人気が高い国です。ということは、カナダ国内には多くの日本人が滞在しています。街中を歩いていて日本人と遭遇する、語学学校の生徒の8割が日本人という状況は珍しくありません。

 

自分で意識しなければワーキングホリデー期間中、日本人と行動して気づいたら英語よりも日本語を話していたということもあります。

 

日本人も住みやすい国ではありますが、英語力を伸ばせるかは自身の行動にかかっています。カナダでワーキングホリデーしたからといって全員、英語がペラペラになるわけではありません

 

語学学校については日本人の少ない学校ももちろんございます。詳しくはぜひお問い合わせください。

カナダの人気語学学校一覧

デメリット③遊びだと思われる

就職の面接でワーキングホリデーを語れると思っている人も多いです。実際、外資系の企業では海外経験を重視してくれるところも少なくありません。

 

しかし、最近では海外留学が当たり前となっており、就職面接でそれについて語る人は多くなっています。面接官は海外のありきたりな経験談は聞き飽きています。

 

また、「ワーキングホリデー」はホリデーと付いているためか、遊びで行ったと思われることもあります。

 

ワーキングホリデー期間中で何をしたのか、どう目標達成したのか、何を学んだのかを堂々と話せなければプラス評価とはならないでしょう。

デメリット④遊びと仕事のバランスが難しい

ワーキングホリデーでは長期滞在している間、遊べ、学校で学べ、働いてお金を稼ぐこともできます。目的が1つではないため、どれも中途半端となってしまうことも少なくありません。

 

渡航の目的や自分の中の遊びと仕事のバランスをしっかり考えていかなければ、何もできないまま1年間が終わってしまいます。

 

また、働く予定を入れ過ぎ、気づいたら日本にいた時と同じくらい働いてカナダ生活を楽しめなかったという人もいます。どれくらい稼ぎたいのか、カナダ滞在中に何を達成したいのかをはっきりとしておきましょう。

カナダのワーキングホリデーでおすすめの都市

バンクーバー

バンクーバーはブリティッシュコロンビア州最大の都市であり、山や海などの自然に囲まれています。日本から語学留学で訪れる人も多く、語学学校の数がとても多いという特徴があります。

 

生活するのにはとても便利で観光もしやすいため、初めての海外で怖いという人にもおすすめです。ただしバンクーバーは雨が降る日が多いため、外に出るのが億劫になる日も多いです。

バンクーバー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

トロント

トロントは、バンクーバーと並んで留学生やワーキングホリデーに人気の都市です。カナダ最大の都市であり、語学学校も多いですが、時期によっては日本人が少なくなるので英語環境を作りやすいです。

 

人が集中している分、募集している仕事も多いため、職種を選ばなければ半年以上仕事が見つからないということもありません。

 

注意点としては、トロントの冬の寒さが厳しいことです。10月から4月頃は冬となり、ピーク時には-10度となることもあります。冬が苦手な人には厳しい環境となります。

トロント留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

ビクトリア

バンクーバーと同じブリティッシュコロンビア州内にあり、冬でも比較的温暖なのがビクトリアです。小さな街なので日本人も少なく、地元の人と関わる機会が多いです。

 

また、治安が良く、滞在地に向いています。しかし、バンクーバーと比べると仕事が少なく、ワーキングホリデー向けに募集している仕事先は少ないことがデメリットです。

 

仕事を得られるくらいの英語力に自信がある人は挑戦してみましょう。

ビクトリア留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

カルガリー

カルガリーはアルバータ州最大の都市です。ロッキー山脈のふもとに位置しており、週末トリップでロッキー山脈にも登れます。

 

カルガリーに長期滞在する日本人は少ないため、英語漬けの環境が手に入りやすいというメリットがあります。

 

夏は20度程度と過ごしやすいですが、冬は-20度の厳しい寒さとなることもあります。ただ、他の都市に比べて物価や税金が安いので、生活費を安く済ませたいという人におすすめです。

カルガリー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

カナダのワーキングホリデーに向いている人

今回はカナダのワーキングホリデーについて、申請方法やメリット、デメリット、おすすめの都市を中心に詳しく紹介しました。

 

過ごし方次第で英語力が大幅に伸び、日本では得られない経験をすることができます。最後に、カナダのワーキングホリデーに向いている人をまとめました。

  • 多国籍の環境に身を置きたい人
  • 日本人とつるまない自信がある人
  • 観光もしっかりしたい人
  • 冬の寒さが得意な人

私のワーキングホリデー体験談!

カナダでのワーキングホリデーでは、多種多様な仕事があります。仕事環境も多岐に分かれるので、自分でどのような場所で働きたいかを明確にすることも大切です。

 

私の場合は英語力に自信がないこともありましたが、どうしてもカフェで働いて自分の作ったコーヒーを提供したいと目標を持っていたので、バンクーバー市内になるカフェに片っ端からレジュメを落としたり、メールで応募をしたり、隙あらばスタッフに求人募集をしていないか聞いていました。

 

ここでは実際に現地で仕事を見つけるまでの方法や、実際の現地での仕事についてご紹介します。

仕事の探しから就職までの道のり

①レジュメをお店に落としていく

カナダでも基本的にはお店へ直接行って、レジュメ(履歴書)をスタッフに渡して応募をします。私の場合は必ず「今求人募集をしているか」「オーナーは今いるか?」を聞いて、スモールトーク+オーナーに直接渡したいというアピールをして、インタビューに繋げていました。

 

ローカルといわれるお店は求人の張り紙をしていることが少ないので、気に入ったお店があればスタッフへ聞いてみるといいと思います。また学校の掲示板や現地日本人向けのサイトで募集が掲載されているので、日本のようにメールでレジュメを送付することもありました。

Point

遠方の観光地を狙っている人はメールで応募でもよいですが、お住まいのエリア内で応募する際はお店へレジュメを持っていくことをお勧めします。

②オーナーとインタビュー

一次試験のようなものです。インタビューでは以下の内容を聞かれました。

  • 英語力の確認(スモールトーク、出身地やカナダでの生活について等)
  • 希望勤務時間や日数
  • 現行のビザと期限
  • 職歴(日本、海外を含む)
  • 語学学校の就学歴
  • 自分の将来像

ここで気に入ってもらえればトライアルへと進めます。

Point

スモールトークができると尚良しです。掛け持ちをしている人、する予定のある人は細かいスケジュール希望をしっかり伝えましょう。

③お店でトライアル

実際の働きぶりや他スタッフとの相性、自分がこのお店で働いていけるか、双方検討期間を設けてもらえます。私はカフェで勤務をしていたので、ベーカリーのパッキングや、オーダーテイク、機会の操作方法を教えてもらってコーヒーの提供もさせてもらいました。

 

この後に不採用となることもあるので、トライアルだからといって気を抜かないことがポイントです。

Point

トライアルであっても実際にお客さんの前に立つこととなります。わからないことはしっかりスタッフで質問をしたり、自分にできることを積極的に見つけてアピールをしっかりしましょう。

④採用後、トレーニング開始

トライアルで合格をもらい、自分も働きたいと思えば無事に採用です。自分のトレーナーのシフトに合わせて出勤をして、店内の機会の操作方法やレジ打ち、開店準備等を2週間程教えてもらいました。私が勤務をしていたお店では独り立ちをする前に、オーナーテストというものがありドリンクレシピ(口頭で説明)、食べ物類説明、ドリンクの味見、レジ打ちがありました。

仕事内容(カフェ店員の場合)

バンクーバーには某有名コーヒーチェーン店からローカルの小さなお店までたくさんのカフェがあります。提供ドリンクやフードは様々なので、覚えることもかなりな量があります。

主な仕事内容①:オープン作業

早番の際は必ずオープン作業に携わっていました。下記内容が、私の働いていたオープン作業です。

  • ベーカリーの陳列
  • ドリップコーヒーを落とす
  • 各機械のセット
  • その日の天気、気温、湿度に合わせてエスプレッソの抽出時間を設定する
  • BGM、レジの設定
  • 店内外のテーブル、椅子の設置

主な仕事内容②:オーダーテイク、レジ打ち

ドリンクやフード等のオーダーを取ります。温めをするフードであれば、お客さんへ直接伺うこともありました。ドリンクのオーダーはとにかくカスタマイズの嵐です。日本人にはコーヒーのカスタマイズはあまり習慣がないと思いますが、海外の方たちはミルクの種類・シロップ、エスプレッソショットの追加等されます。しっかりリスニング能力を鍛えておく必要がありますが、ほとんどのお店ではレジに打ち込んだ内容がディスプレイに提示されるので、不安に思う必要はありません。

 

カフェは常連のお客さんが多いので、カスタマイズを覚えてあげたり、来店時間に合わせてコーヒーを用意しておいてあげる等、よりフレンドリーな接客をすることを心がけていました。

主な仕事内容③:会計業務

オーダー内容を確認し、お会計をします。日本にはない¢(セント)があるので、お会計金額を伝える際はとても苦労しました。カナダではキャッシュレス払が主流なので、あまり現金を受取る機会が少なかったです。

主な仕事内容④:商品の発注・受取

オーナーやスーパバイザー、自分が発注した商品が週に1度お店へ届きます。

 

ミルク、ベーカリー、コーヒー豆、シロップ類、ソフトドリンク類、事務用品等、多い時で納品・収納作業に1時間かかる程送られてくることもありました。主に私はベーカリーの発注を毎朝していましたが、前日までの売れ残り具合や過去1週間の売れ筋具合をみて、何を発注したらよいか等、営業戦略も考慮して発注をしていました。

主な仕事内容⑤:備品の補充

お客さんが使用する、ミルク・砂糖・リッド(蓋)・ストロー等を補充します。忙しい時間に補充されていないということがないよう、こまめに補充を行っていました。またドリンクメニューに必要な材料をスタッフで作ることもありました。(バニラビーンズからバニラシロップを作ったり、コールドブリューコーヒーを仕込んだり等)

主な仕事内容⑥:クローズ作業

閉店時間が迫ってくると今度はクローズ作業を進めていきます。エスプレッソマシーンの清掃、フロア磨き、テーブルや椅子の片付け等、力仕事が多かったです。翌日のオープンスタッフに支障がないよう、補充や清掃は完璧にするようにしていました。

その他:新人スタッフのトレーニング

カナダではワーキングホリデービザで働くスタッフが多いため、既存スタッフの残りの期間が少なくなるとオーナーが新しくスタッフを雇います。カフェで使用する英語は語学学校では習わないことが多くあるので、コーヒーの種類やレシピ、作り方を中心に教えていきます。あとは一緒に働きながら業務内容や機会の使用方法を説明して、1人で業務がこなせるようトレーニングを重ねていきます。

カナダで働いていた時の時給

私がカナダにいたのが2018~2019年でしたので、今よりも時給が安かったです。当時の最低賃金が$12.65(2019年6月から$13.85)でした。

 

チップ代はカフェということもあり多くをもらうことがなかったのですが、約$400~500(2店舗合わせて)もらうことができました。

ワーホリをしてよかったこと

とにかく色んな国の子たちと知り合うことができました。性別も年齢も考え方も異なる子たちばかりだったので、今まで自分が持っていた「こうであるべき」といった固執した考え方がなくなりました。国によって育ってきた環境が違うので衝撃的なこともたくさんありましたが、中でも一番印象的だったものでは欧米人の考え方である「自分にとってのHappyを大事にする」ということでした。

 

カナダに行くまではそのような視点で物事を考えることもなかったのですが、単に我儘で自分都合で考えるということではなく、自分が幸せでないと周りも幸せにできないという根本の考え方でした。

 

カナダへワーホリへ行って一番得たことは、多くの考え方や人を思いやる気持ちに触れ、どんな人でもまずは受け入れみようと思えるようになったことです。

ワーホリで苦労したこと

英語の成長です。バンクーバーは日本人にとても人気な街なので、必然的にどこにでも日本人がいるのが日常です。銀行開設や携帯契約等、日本人がいて助かることもたくさんありましたし、カナダでしか知り合えなかった日本人の素敵な友人にも出会うことができましたが語学学校卒業後、英語力が格段に上がったわけではありませんでした。

 

英語の成長に必要な他国の留学生やローカルのコミュニティ作りも、学校を卒業してから見つけることに大変苦労をしました。当時の賃貸は私一人でシェアメイトがいない特有の滞在先だったため、勤務時間内や退勤後にスタッフを捕まえて、とにかく英語をしゃべり倒すという時間を作っていました。

まとめ

ワーキングホリデーで成果を出せるか後悔するかは、カナダでどう生活するのかで変わってきます。1年という人生で考えると短い期間ですが、一生を変えるような出会いや英語力の習得ができるチャンスは十分あります。ぜひ自分の納得できるワーキングホリデー生活を送ってください。

 

カナダでのワーキングホリデーについて疑問点がある方はお気軽にお問い合わせください。

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

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