カナダで働く為に必要な就労ビザを徹底解説!

将来的にカナダで働きたい方、移住を夢見ている方も多いのではないでしょうか?実際に職を手にし、現地で就職された方も数多くいらっしゃいます。

 

海外でのお仕事は簡単ではありませんがしっかり段階を踏む事ができれば実現まで近づく事ができます。今回は皆さんが気になるビザ申請、その中の1つ就労ビザについて徹底解説致します!

就労ビザの種類

カナダで働く為の就労ビザは2つの種類に分類されます。

①オープン就労ビザ(Open Work Permit)

雇用主や職種に指定がなくビザの期間内であれば自由に働く事のできるビザとなります。以下がオープン就労日ビザにあたります。

②クローズド就労ビザ(Closed Work Permit)

雇用主、職種が限定されておりビザに雇用主が記載されます。その職種のみでの雇用が認められているビザになります。

 

以下ではクローズド就労ビザ(Closed Work Permit)について詳しく記載をさせて頂きます。

カナダでの労働について

外国人がカナダで合法的に就職し働く為には、カナダ政府が発行する就労ビザの取得が必要になります。企業からのJobオファーを受ける為には企業がService Canadaに対して申請をしなくてはなりません。

 

企業はService Canadaの許可を得てカナダ移民局へ申請を行います。しかし、申請者全員にビザが発行されるわけではなく、Service Canadaの判断を基に就労ビザの発行が決定されます。

 

国内の雇用に関してはあくまでもカナダ人優先になりますので、企業側はカナダ人の採用が難しかった適切な理由を証明が必要になり、ビザの取得は非常に難しくなります。

 

申請の際は特別なスキルを持っている事やカナダ人での労働が難しい職種を選び、外国人の採用に関して需要があるか確認しておく事も非常に大切になります。

 

最近ではIT系は人員が不足している事もありますので狙い目かもしれません。

カナダで『IT留学』する魅力とは?専門学校のカリキュラム・卒業後のキャリア。

就労ビザの申請から取得までの流れ

①スポンサーになってくれる企業を探す

まずは企業からのオファーが必要になります。就労ビザの申請の際には下記ポイントを意識ましょう。

  • 企業への貢献ができる外国人であるかどうか
  • 企業を通してカナダへの貢献ができるかどうか

ワーキングホリデーやCo-opの制度を利用して現地での労働を行い、スポンサーになってくれる用に企業に自身の能力を証明する努力も必要になります。

 

英語だけでなく特別なスキルがあると良いので専門学校やCollegeでの就学も検討してみましょう。

②企業がLMIAの申請を行う

外国人の雇用が本当に適切であるかを審査するLMIA(Labor Market Impact Assesment)への申請を企業側が行います。

 

申請には求人内容、事業内容、外国人の雇用の必要性等を明確やにする必要があり、雇用主へのインタビューを含む審査が行われます。

 

問題なく審査が通るとService CanadaからLMIAの承認レターが発行され就労ビザの申請に進む事ができます。申請費用は$155になりますが、雇用主側は審査の為に$1000の支払いが必要になります。

 

企業側にも必要書類等を揃える必要がありますので、本当に必要な人材でなければ簡単にスポンサーになってはくれないという事を理解してスポンサー探しもしていきましょう。

③ワークビザの申請

Service CanadaからLMIAの承認レターが発行された後に、CIC(カナダの移民局)へ就労ビザの申請を行います。申請はオンライン、もしくは国境(入国時)で申請が可能となっています。

 

申請ができてもビザが降りる保証はありません。申請書類の不備は絶対に無い様に準備をして申請を行いましょう。

オンライン申請

必要な書類

LMIAの承認レターを手元に用意しておけば他に用意する複雑な書類は必要ありません。

申請期間

2か月程度

入国時の申請

現地で入国時に発行する場合はいきなり書類を求められるケースも多くなる為、事前に書類関係をまとめておきましょう。

必要な書類
  • Jobオファー(雇用契約書、内定通知書)
  • LMIA承認レター
  • 資格証明書、最終学歴の卒業証明書、履歴書など
    (雇用される能力を証明できるような物)
申請期間

その場で就労ビザの発行
※申請時のビザの状況や英語力(質問も増える為)によってはオンライン申請の方が良い場合もございます。

配偶者ビザについて

家族の一人がビザを取得すると、同伴の家族もビザが取れる可能性があります。一人就労ビザを取得できれば家族の方は申請する難易度がかなり低くなります。

①就労ビザ所得の配偶者

夫婦のどちから就労ビザを取得すると、配偶者の方は同じ期間のOpen Work Permitを申請、取得ができます。

 

申請費用は$255は必要となりますが、働く必要がなければ配偶者のビザ期間と同じ期間の観光ビザの取得で滞在が可能です。

②就労ビザの子供について

お子様の場合は、親が取った就労ビザと同じ期間の観光ビザを取得し、カナダに滞在が可能です。

 

また5歳~18歳の間であれば、カナダの公立学校で無償で通う事ができる為、学費を抑える事ができるので非常にメリットがあると言えるでしょう。

 

まとめ

就労ビザについて解説しましたが、疑問点は解消されましたでしょうか?

 

就労ビザを得るためにはしっかりとした英語力と専門性が求められます。

 

就労ビザ及びカナダ留学にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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