カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?


日本の北海道と同じくらいの緯度であるカナダは寒いイメージが強いのではないでしょうか。しかし、カナダの国土は非常に広大であり、それぞれの地域により気候や特徴が異なってきます。

 

留学先の気候をしっかりと知っておくことで、持参する洋服も考えなければなりません。日本とは違うカナダの気候を知り、留学先を決める参考にしてみてください。

 

カナダ留学で人気の12都市の気候を順番にご紹介します。

バンクーバー


世界の住みやすい都市ランキングで上位に入っているバンクーバーですが、その理由のひとつにカナダの中でも温暖で過ごしやすいということが挙げられます。

 

現地に住んでいるカナダ人もバンクーバーはカナダの気候が好きなので引っ越してきたという人も少なくありません。バンクーバーの気温は年間を通して5度から25度ほどなので、寒すぎず暑すぎません。

 

バンクーバーには日本と同じように四つの季節があります。

 

しかしバンクーバーは別名レインクーバーとも呼ばれており、雨季が長く11月から4月までは雨がやんだり降ったりの日が続きます。

 

冬は今まで何十年も雪は降っていませんでしたが、ここ数年は毎年バンクーバーでも積雪が見られています。しかしすぐに溶けることも多いので心配はいりません。

バンクーバー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

ビクトリア

バンクーバーから船で2時間半ほどのところにあるアイランドに位置するビクトリアは、年間平均気温が10.3度とバンクーバーと同じで温暖なため過ごしやすいのが特徴です。

 

バンクーバーと比べると雨が少なく、夏の最高気温は28度くらいまでと暑すぎないので過ごしやすい地域といえます。

 

冬は気温が氷点下になることも少なく、日本の東京と変わらない気温と言えるでしょう。10月中旬より4月中旬までは気温が10度を下回るので、日本より寒い期間が少し長いという認識を持っていただけるとよいでしょう。

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トロント


カナダの大都市であるトロントはカナダの東部に位置し、冬が寒く厳しいことで有名です。冬の気温は-20度となる日も珍しくないほどです。また、冬の期間が長く11月から3月までとなっています。そのため防寒具の準備は念入りにしておくことをおすすめします。

 

トロントの夏は30度を少し超える時があり、他のカナダの地域に比べて湿度が高めなのが特徴です。しかし、日本よりも乾燥しているので過ごしやすくなっています。

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カルガリー


カナダのアルバータ州に位置するカルガリーは1年の半分ほどが冬という厳しい寒さが特徴です。寒い時には-20から-30度となる日もありますが、日本よりも乾燥しているため気温ほど寒さは感じません。

 

カルガリーの夏は涼しめで最高でも30度ほどまでしか上がらずとても過ごしやすい地域です。ロンドンやパリと同じ緯度となるため夏には11時くらいまで明るく一日中夏を楽しむことができます。

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オタワ


カナダの首都であるオタワは1年の平均気温にとても差があるのが特徴です。冬の平均気温は-10度であり、寒い時には-30度にもなります。逆に夏には30度を超える日もあります。

 

北海道の旭川とよく似た気候なのがオタワです。また、昼と夜で20度も気温が変化するなど1日の気温の変化が激しいのもオタワの気候の特徴です。

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モントリオール


カナダの東部に位置するモントリオールは寒暖の差が激しいのが特徴です。カナダの東部は冬が長く、-10度を下回る日も珍しくありません。しかし、-23度未満や30度を超える日はあまりないので、比較的過ごしやすい気候です。

 

夏は湿気が少ないので木陰では涼しく過ごしやすいでしょう。年間降水量は日本の東京と同じくらいなので、それほど雨の日は多くありません。

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ハリファックス


ハリファックスの気候は夏が涼しく快適なのが特徴です。主にトロントと似た気候だと考えて頂けるとよいです。

 

冬には-20度を超える日もありますが年間の最低気温は-8度とカナダでは温暖な方です。夏には30度未満の日が多く、乾燥しているので汗をかくことは少なく快適に過ごせます。

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ウィニペグ


ウィニペグは北米大陸の中央に位置する都市です。日本と同様に四季があり、平均気温は夏は26度冬は-12度と日本よりも気温が低くなります。

 

緯度が高いので日照時間が長く、晴天の日が多く湿度が低いという特徴があります。ウィニペグは50万人以上の大都市では世界で2番目に寒い都市であり、夜には-20度にもなります。1月2月が寒さのピークであり、冬は厳しい寒さとなります。

ケロウナ


カナダのブリティッシュコロンビア州に位置するケロウナはブリティッシュコロンビア州でバンクーバー、ビクトリアに次いで3番目に大きい都市です。年間を通して乾燥した温和な気候が特徴で、過ごしやすい土地と言えるでしょう。晴れの日が多く風が穏やかなので、気温以上に暖かく感じられます。夏には30度を超える日もありますが、夜には20度以下と涼しくなるため快適です。冬には-5度ほどになりますが、他のカナダの都市よりも暖かく、雪が積もることもほとんどありません。

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ウィスラー


バンクーバーから北に車で2時間ほどの場所に位置するのがウィンターオリンピック開催で有名な都市であるウィスラーです。

 

イメージ同様に冬は積雪が多いのが特徴ですが、気温は平均-8度くらいまでと極寒ではありません。しかしゲレンデなど山の上などに行くと-15度以下になることもあります。

 

夏には30度を超える日もありますが乾燥しているためそれほど暑くはありません。6月と10月は雨が降る日が多いので、室内で過ごす日が多くなるでしょう。

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エドモントン


ブリティッシュコロンビア州とロッキー山脈を挟んだ位置にあるアルバータ州のエドモントンです。エドモントンはロッキー山脈から吹き降ろされる寒気の影響を受けるので冬は厳しい寒さになります。

 

1年の内6か月は冬という長い寒い気候が特徴のエドモントンでは5月や10月に雪が降ることもあります。-40度から翌日には-10度になるなど大幅な気温の変化もエドモントの特徴であり、住民には気温の変化に対応することが求められます。

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ロンドン


カナダの東部にあるオンタリオ州に位置するロンドンはアメリカとカナダの国境の近くにあります。カナダでは南部に位置するロンドンですが、冬には-20度近くになることもあります。

 

5月頃より暖かくなり、9月には寒くなるので、夏は日本と比べて短いです。ロンドンの夏は最低気温が25度を超えることがないので、夜は涼しく過ごしやすいのも特徴です。

カナダは夏は快適、冬は極寒

カナダの夏は最高気温も日本よりも低く、日照時間も長いのでとても快適に過ごせます。カナダの冬はイメージ通りとても寒いです。年により-20度から30度になることも少なくありません。

 

寒さが苦手な方はバンクーバーやビクトリアなど西海岸が比較的暖かくてお勧めです。

 

カナダの冬は極寒ですが、厳しい寒さの中でも都市が機能しており人々が快適に過ごす知恵が詰まっています。そのため不便を感じることも少ないでしょう。

 

美しい景色が沢山カナダに住むには気候をしっかりと知り、準備をしておくことで快適に過ごせることができるでしょう。

カナダ留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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