カナダに留学をする際に気になるのが日本との時差です。また、カナダの面積は日本の約27倍ととても広大です。日本とは違いカナダは都市によっても時差が発生してきます。
カナダの時差はカナダ国内でも6つに分かれているためどの都市に行くかで時差も変わってきます。ここではカナダ留学に人気の主要12都市の時差について詳しく述べていきます。留学の際に参考にしてみてください。
カナダの時間は6つに分かれている
広大な土地を有するカナダは日本では考えられないほどに地域によって時間帯が違います。カナダの時差はほとんどアメリカと類似しており、その時間帯はカナダ国内だけで6つに分かれています。
カナダのタイムゾーンはカナダ西部より太平洋標準時、山岳部標準時、中部標準時、東部標準時、大西洋標準時、ニューファンドランド標準時に分かれています。
それでは、主要12都市を西から順番に見ていきましょう。
バンクーバー
通常時:-17時間
サマータイム:-16時間
カナダの留学先としても人気の高いバンクーバーは太平洋標準時(Pacific Time)に位置します。カナダの中でも日本に一番近い区域になりますが、カナダの中では日本との時差が一番長くなります。バンクーバーと日本との時差はマイナス17時間で、サマータイムの時には時差は16時間になります。
日付が変わるので計算しづらいですが、日本の朝8時だとバンクーバーは夜中の3時となり、日本の夜12時だと朝の7時となるのでとても日本との連絡が取りづらい時差となっています。
ビクトリア
通常時:-17時間
サマータイム:-16時間
カナダの西海岸の島に位置するビクトリアはバンクーバーと同じ太平洋標準時にあたるので、バンクーバーと時差は同じです。
カナダのサマータイムの期間はアメリカと同じで3月の第2日曜日午前2時に開始となり、11月の第1日曜日午前2時で終了になります。
ケロウナ
通常時:-17時間
サマータイム:-16時間
バンクーバーより車で2~3時間東に進んだところに位置するケロウナはブリティッシュコロンビア州になります。バンクーバーやビクトリアと同様に太平洋標準時(Pacific Time)にあたるため、日本との時差はマイナス17時間、サマータイム時にはマイナス16時間となります。
ウィスラー
通常時:-17時間
サマータイム:-16時間
ウィスラーはバンクーバーより車で2時間ほど北に進んだところにあります。ウィスラーもケロウナ同様にブリティッシュコロンビア州になるので太平洋標準時(Pacific Time)が適用されます。
太平洋標準時(Pacific Time)はバンクーバーを含むブリティッシュコロンビア州のほとんどの都市からオーロラで有名なホワイトホースなどのユーコン準州、ノースウエスト準州が含まれます。
カルガリー
通常時:-16時間
サマータイム:-15時間
ブリティッシュコロンビア州からロッキー山脈を挟んだアルバータ州に位置するカルガリーは山岳標準時(MT、Mountain Time)にあたります。
日本との時差はマイナス16時間で、サマータイムの時ではマイナス15時間になります。バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州からは時差がマイナス1時間あります。
エドモントン
通常時:-16時間
サマータイム:-15時間
エドモントンはブリティッシュコロンビア州とロッキー山脈を挟んだところに位置するアルバータ州に属します。山岳標準時(MT、Mountain Time)が適応されるため日本との時差はマイナス16時間で、サマータイムの時ではマイナス15時間になります。
山岳標準時(MT、Mountain Time)に属するのは、エドモントン、カルガリーなどのあるアルバータ州とブリティッシュコロンビア州の南東部、サスカチュワン州やオーロラで有名なイエローナイフなどになります。
ウィニペグ
通常時:-15時間
サマータイム:-14時間
ウィニペグはカナダの中央部のマニトバ州に位置します。カナダの中央部であることからこの区域は中央標準時(CT、Central Time)にあたります。他にも一部のオンタリオ州(レイニーリバー)やカナダの先住民であるイヌイットが住むヌナブト準州などが含まれます。
日本との時差はマイナス15時間、サマータイム時はマイナス14時間です。西部のバンクーバのある太平洋標準時(Pacific Time)との時差はマイナス2時間、トロント・モントリオールのある東部標準時(ET、Eastern Time)からはプラス1時間の時差となります。
トロント
通常時:-14時間
サマータイム:-13時間
カナダの東部に位置する大都市のトロントは東部標準時(ET、Eastern Time)にあたります。東部標準時にあたる地域としては他にもモントリオールやケベックなどが含まれます。
日本からの時差はマイナス14時間あり、サマータイムの時期はマイナス13時間になります。西部のバンクーバーと東部のトロントでは時差が3時間あることになります。
オタワ
通常時:-14時間
サマータイム:-13時間
トロントと同様のオンタリオ州に位置するオタワは東部標準時(ET、Eastern Time)に位置するためトロントと時差は同じになります。日本との時差はマイナス14時間で、サマータイムの時期はマイナス13時間です。
モントリオール
通常時:-14時間
サマータイム:-13時間
モントリオールはケベック州となりますが、カナダの東部に位置しトロント・オタワと同様に東部標準時(ET、Eastern Time)にあたります。そのため日本との時差はマイナス14時間、サマータイムだと-13時間になります。
ロンドン
通常時:-14時間
サマータイム:-13時間
ロンドンはカナダの東部のオンタリオ州に位置します。トロントやモントリオールと同様に東部標準時(ET、Eastern Time)にあたるので、日本との時差はマイナス14時間、サマータイム時はマイナス13時間になります。
ハリファックス
通常時:-13時間
サマータイム:-12時間
ハリファックスはモントリオールよりもカナダの東部に位置する大西洋海岸沿いにある都市です。トロントやモントリオールとは違う区域となり、大西洋岸標準時(AT、Atlantic Time)にあたります。
大西洋岸標準時の区域にはハリファックスのあるノバスコシア州の他に、ケベック州の東部やプリンスエドワードアイランド州などが含まれます。
日本との時差はマイナス13時間であり、サマータイム時にはマイナス12時間になります。また、西部の太平洋標準時(Pacific Time)との時差はマイナス4時間、トロント・モントリオールのある東部標準時(ET、Eastern Time)からはマイナス1時間の時差が発生します。
カナダの時差を有効活用しよう
カナダ留学に旅行はつきものです。せっかくカナダに来たのだからカナダを旅行しておきたいという人がほとんどでしょう。しかしカナダはとても広大で、タイムゾーンが6か所にも分かれているなど少し複雑です。
カナダの旅行では時差がついてくるので、これでしっかりと確認をし、旅行を満喫してください。