
Q. モントリオールはどんな街?カナダ東部ケベック州の最大の都市で、都市圏の人口は約429万人とトロントに次ぐカナダ第2の都市です。ケベック州の公用語はフランス語ですが、英語も広く使われ、英語とフランス語の両方に触れられるのが最大の特徴です。
Q. 留学の費用は?語学学校の授業料は週C$319〜480(直接申込の例・ラララ割引なら週C$265〜400)。シェアハウスの個室は月C$700〜1,200と、トロントやバンクーバーより家賃を抑えやすい街です。
モントリオールは、石畳の旧市街やヨーロッパのような街並みが残る、「北米のパリ」とも呼ばれる街です。フランス語が日常的に使われる一方で、英語の大学や語学学校も多く、英語を学びながらフランス語にも触れられる、カナダでもここだけの環境があります。この記事では、モントリオールの基本情報(人口・言語・気候・時差)、エリア、留学の費用、メリット・デメリット、学校の選び方、交通、観光スポットまでをまとめて解説します。
モントリオールの基本情報|どこの国?人口・言語・時差
モントリオールはカナダ東部、セントローレンス川に浮かぶ島を中心に広がる都市です。市の人口は約176万人、周辺を含む都市圏では約429万人(2021年国勢調査)で、ケベック州で最も大きな街です。日本が昼の12時のとき、モントリオールは前日の夜10時(夏時間は夜11時)です。
モントリオールの言語|英語とフランス語
ケベック州の公用語はフランス語だけで、お店の看板や駅の案内も基本はフランス語です。一方、モントリオールには英語を話す人も多く、マギル大学やコンコルディア大学のように英語で授業をする大学もあります。
家庭で主にフランス語を話す人の割合(2021年)
街の中心部ほど英語やほかの言語を話す人の割合が高くなります。都市圏で働く人の約7割は英語とフランス語の両方を話します。数値はケベック州フランス語局(OQLF)とカナダ統計局の2021年国勢調査をもとにしています。
語学学校やダウンタウンのお店では英語で過ごせますが、フランス語のあいさつ(Bonjour、Merciなど)を覚えておくと、生活がぐっと楽しくなります。
モントリオールの気候
モントリオールの月別平均最高気温(℃)
横軸は月(1〜12月)。夏は最高気温27℃前後で過ごしやすい一方、1月は平均気温が−9.2℃まで下がります。数値はカナダ環境省のモントリオール(トルドー空港)の平年値(1991〜2020年)です。

冬(12〜3月)は雪が多く、トロントよりも寒い日が続きます。そのぶん、ダウンタウンには地下でつながった通路や地下鉄の駅があり、冬でも外に出ずに移動できる場所が多いのが特徴です。都市ごとの気温の比較はカナダの気候と気温をご覧ください。
AREA
モントリオールのエリアと住む場所の選び方

語学学校の多くはダウンタウンに集まっています。学校の場所を先に決め、地下鉄(メトロ)の駅に近いエリアに住むと、冬でも通学が楽です。
オフィス街とショッピング街が集まる中心部。語学学校やマギル大学・コンコルディア大学があり、英語を話す人が多いエリアです。
カラフルな外階段のアパートが並ぶ人気の住宅地。カフェやお店が多く、フランス語が日常的に聞こえます。
石畳と歴史的な建物が残る観光エリア。住むよりも、週末に散策するのにおすすめです。
中心部から離れるほど家賃は下がります。地下鉄の駅から歩ける場所なら、通学もしやすくなります。
COST
モントリオール留学の費用|授業料・家賃・生活費
| 項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 語学学校(ILSC)英語・期間で変動 | 週C$440〜480ラララ割引 週C$365〜400 |
| 語学学校(ATPAL)英語・期間で変動 | 週C$319〜371ラララ割引 週C$265〜308 |
| 語学学校(BLI)4週間の例 | 4週C$1,500ラララ割引 4週C$1,106 |
| シェアハウスの個室 | 月C$700〜1,200約8万〜13万円 |
| 交通費地下鉄・バス | 1回C$3.75月パスC$110 |
※ 授業料はモントリオールの語学学校ランキングに掲載している各校の料金、家賃はカナダの物価と同じ目安です(2026年10月時点)。生活費は家賃に食費・交通費・通信費などを加えた目安で、暮らし方によって変わります。円換算は1C$=約112円。期間別の総額はカナダ留学の費用で詳しく解説しています。
都市別:シェアハウスの個室の家賃(月)
棒の長さは家賃の上限で比べています。カナダ統計局の2025年の調査でも、2ベッドルームの平均募集家賃はモントリオールがC$1,930と、トロント(C$2,720)やバンクーバー(C$3,190)より低くなっています。
MERIT
モントリオール留学のメリット5つ
英語を学びながら、街ではフランス語も聞こえる環境です。英語とフランス語の両方のコースがある語学学校もあります。
個室の家賃は月C$700〜1,200ほどで、トロントやバンクーバーより安め。長く滞在するほど差が大きくなります。
バンクーバーやトロントと比べて日本人留学生が少なく、学校によっては日本人比率が1割以下。英語を使う機会を増やせます。
石畳の旧市街や大聖堂、夏のジャズフェスティバルなど、芸術と文化を楽しめる街です。
英語で学べるマギル大学・コンコルディア大学と、フランス語のモントリオール大学などがあり、語学のあとの進学も考えられます。
DEMERIT
モントリオール留学のデメリット4つ
1月の平均気温は−9.2℃で、トロントよりも寒くなります。雪の日も多く、本格的な防寒具が必要です。
看板や案内はフランス語が基本で、英語だけに集中したい人には戸惑う場面もあります。
お店やオフィスの仕事では、フランス語を話せることが条件になることが多くあります。
語学学校の選択肢は大都市2つより少なめです。希望するコースがあるか、早めに確認しましょう。
都市ごとの治安の比較はカナダの治安、ほかの都市との違いはトロント留学ガイドやバンクーバー留学ガイドもあわせてご覧ください。
CHECK
モントリオール留学がおすすめの人
- 英語に加えてフランス語にも触れてみたい
- 日本人の少ない環境で英語を使いたい
- 家賃や生活費をできるだけ抑えたい
- ヨーロッパのような街並みや芸術が好き
- 寒さがどうしても苦手
- 英語だけの環境で過ごしたい
- 英語を使った仕事を見つけたい
- たくさんの学校から選びたい
モントリオールの学校選びや費用の見積もりは、留学カウンセラーに無料で相談できます。費用の内訳もすべて開示し、他社のお見積りとの比較相談も歓迎です。
SCHOOL
モントリオールの学校の選び方
- 英語だけか、フランス語も学ぶか決める英語に集中するか、フランス語のクラスも取るかで、選ぶ学校が変わります。両方を学べるコースがある学校もあります。
- 学校の場所と通学時間を確認するダウンタウンの学校が中心です。住む場所から地下鉄で通えるかを確認しましょう。
- 授業料とプログラムを比べる週あたりの授業数、レベル分け、試験対策や大学進学コースの有無を比べます。
- 国籍のバランスを見る日本人比率が低いほど、授業外でも英語を使う機会が増えます。モントリオールでは日本人比率が1割前後の学校もあります。
ACCESS
モントリオールへの行き方と現地の交通
日本からは、成田空港からモントリオール・トルドー国際空港へエア・カナダの直行便があります(所要時間は約13時間。運航日は時期によって変わります)。トロントやバンクーバーで乗り継ぐ方法もあります。最新のスケジュールは航空会社のサイトで確認してください。空港からダウンタウンへは、24時間運行の空港バス「747番」で約45〜70分、運賃C$11.25で、購入から24時間は市内のバスと地下鉄にも乗れます。
市内の地下鉄(メトロ)とバスはSTM(モントリオール交通公社)が運行し、運賃は1回C$3.75、月パスはC$110です(2026年7月改定)。ケベック州が認可した大学などにフルタイムで在籍する学生は割引の月パスを使える場合がありますが、語学学校は対象外のことが多いため、学校に確認しましょう。
SIGHTSEEING
モントリオールの観光スポット6選

17〜19世紀の建物と石畳が残る、ヨーロッパのような街並み。カフェやレストランも多いエリアです。

青と金の美しい内装で知られる聖堂。夜には光と音の演出も行われます。

銀色のドームが目印の歴史的な建物。ケベックの雑貨やアートのお店が入っています。

川沿いの遊歩道や観覧車があるエリア。冬はスケートリンクもでき、一年中にぎわいます。

1967年の万博で使われた球体のドーム。島には公園が広がり、地下鉄で行けます。

ケベック州の州都。城壁に囲まれた旧市街と、ホテルのシャトー・フロンテナックが有名です。
FAQ
モントリオール留学のよくある質問
Q. モントリオールはどこの国の都市ですか?
カナダです。カナダ東部のケベック州で最も大きな都市で、トロントに次ぐカナダ第2の都市です。ケベック州の州都はモントリオールではなく、ケベック・シティです。
Q. モントリオールでは英語が通じますか?
通じます。ケベック州の公用語はフランス語ですが、モントリオールには英語を話す人も多く、ダウンタウンのお店や語学学校では英語で過ごせます。看板や案内はフランス語が基本なので、簡単なフランス語を覚えておくと便利です。
Q. 日本とモントリオールの時差は?
日本より14時間遅れています。夏時間(3月中旬〜11月上旬)は13時間遅れです。日本の正午は、モントリオールでは前日の夜10時(夏時間は夜11時)です。
Q. モントリオールで英語とフランス語を両方学べますか?
学べます。英語とフランス語の両方のコースがある語学学校もあり、午前は英語、午後はフランス語といった組み合わせができる学校もあります。コースの内容は学校によって違うため、カウンセラーにご相談ください。
Q. モントリオール留学の費用はどれくらいですか?
語学学校の授業料は週C$319〜480(直接申込の例)、家賃を含む生活費は月C$1,300〜1,900(約15万〜21万円)が目安です。ラララ経由の割引料金なら、授業料を週C$265〜400に抑えられる学校もあります。
まとめ
モントリオールは、英語とフランス語の両方に触れられ、ヨーロッパのような街並みの中で暮らせる、カナダでも個性的な留学先です。冬の寒さは厳しいものの、家賃はトロントやバンクーバーより抑えやすく、日本人の少ない環境で英語を学びたい人にも向いています。学校の場所を先に決めて、地下鉄で通いやすいエリアに住むのが成功のポイントです。
モントリオールの学校選びや費用の見積もりは、留学カウンセラーに無料で相談できます。費用の内訳もすべて開示し、他社のお見積りとの比較相談も歓迎です。
