大学受験に失敗してもカナダ留学なら間に合う!トップ校も可能!


大学受験で失敗した時、今後どうしていくのか色々な選択肢を考える必要があります。浪人や他の大学に進学するなど様々な道がありますが、海外留学をして人生の新たなスタートを切るのも一つの選択肢です。カナダ留学なら日本の大学受験後からでもすぐに準備を進めることができ、最終的には教育水準の高い大学への進学も夢ではありません。今回は、カナダ大学留学がなぜ日本の大学受験後に最適なのか、具体的な進学方法や総費用、向いている人の特徴などの情報も含めてご紹介します。

大学受験に失敗してからの4つの選択肢

①浪人

大学受験に失敗しても浪人生になって、再度大学受験にチャレンジすることもできます。希望の大学に入れなかったからといって、大学進学の道を諦める必要はありません。世の中には浪人を経験してやりたいことを成し遂げた人や社会に大きく貢献した人はたくさんいます。他の大学に入って後で後悔するかもしれないと少しでも感じるようであれば受験勉強を続けることも一つの選択肢です。

②第一志望ではない大学に進学

第一志望の大学に受からなかった場合、他の大学に進学する道もあります。第一志望の大学ではなくても他の大学の同じ学部に入ることもできます。将来にやりたいことが他の大学ででも目指せるのであれば、第一志望の大学に縛られる必要もありません。他の大学に入れば浪人して卒業するのが遅くなることもなく、予備校を続ける経済的な負担も減らせるなどのメリットがあります。

③就職

大学受験で失敗してしまったとしても、就職して社会人になる選択肢もあります。高校卒業後に社会人になれば、大学生より一足先に社会の仕組みや常識などを学ぶことができます。働くことで経済的自立を経験したり、高校生の時には明確ではなかった自分が本当にやりたいことについて考えたりすることもできます。一度受験や勉強から離れて社会人になってみるというのも、一つの選択肢です。

④海外留学

日本の大学受験で失敗してしまったら、海外の大学に進学するという道もあります。世界には国際的に高く評価されている大学がたくさんあります。日本の大学受験で思ったような結果が出せなかったとしても、海外でも新しい人生をスタートすることは大いに可能です。海外大学進学の場合、グローバルな環境や人々との交流の中で知識やスキルを身につけられるだけでなく、日本でも需要が高い英語力を養うこともできます。将来は日本だけでなく海外で働く可能性や国際的な価値観や文化を学ぶことができるなど、海外留学は自分の人生の視野が広がる魅力的な選択肢です。

海外の大学進学なら今からでも間に合う

日本の大学受験が全て終わった後でも、海外の大学に進学するなら今からでも間に合います。日本の大学は4月に新学期が始まりますが、海外の大学は入学時期が異なります。英語圏の大学は9月スタートのところが多く、カナダでも8月後半から9月に新学期が始まるのが一般的です。

 

秋入学の場合、出願期限は3月または4月頃なので、受験後すぐに行動を始めれば同じ年の9月に大学一年生になることが可能です。また、カレッジでは入学直前まで出願可能な学校もございます。出願後から入学までの期間は、海外の語学学校や大学付属の語学コースで実践的に英語力を伸ばすことや海外の生活に慣れていくことも可能です。

 

また、海外の大学は翌年の春学期入学や大学によっては夏学期入学を認めているところもあるので、日本の大学と比べて入学時期が柔軟です。そのため、英語力が心配な方や大学進学前により長い準備期間を設けたい人は春学期入学を目指すこともできます。

大学受験後にカナダ留学がおすすめな3つの理由

①北米のきれいな英語を学べる

大学受験後にカナダ留学がおすすめな理由一つ目は、海外大学留学の中でもカナダ留学では、北米のきれいな英語を習得することができることです。英語圏の国は複数ありますが、カナダの英語は世界的にも癖が強くない綺麗な英語として知られています。

 

日本人は学校でアメリカ英語を学ぶこともあり、同じ北米のカナダの英語も日本人にとって親しみみやすい傾向があります。カナダの英語は、アメリカの洋画や洋楽が好きな方にとってイギリス英語やオーストラリア英語と比べて聞き取りやすいと感じる人も多いです。

 

またカナダは移民が多いこともあり、英語を第一言語としない学生に向けてのESL教育が丁寧で、綺麗な英語を習得しやすい環境も整っています。このカナダの外国人の語学学習への寛容さも、カナダの英語が綺麗で聞き取りやすいと評価される理由なのかもしれません。そのため、カナダ留学は留学が初めての人やアメリカ文化に触れてきた人におすすめの留学先です。

②高い教育水準

大学受験後にカナダが大学留学先としておすすめな理由の二つ目は、教育水準の高さも挙げられます。カナダの教育水準の高さは世界的に評価されており、US News & Worldの教育システムランキング2023年では世界トップ5に入っています。カナダ国内には、100校ほどしか大学がありませんが、全体的にレベルが高く、多くの大学が公立の学校教育水準が一定のレベルの教育水準が保たれています。

 

さらに、Times Higher Educationの世界大学ランキングでは毎年カナダから3〜4校の大学がトップ100にランクインしています。日本の大学は東京大学と京都大学の2校のみが毎年100位以内に入っており、カナダの大学の教育レベルの高さがわかります。

 

全体的な教育水準が高いので、カナダの大学に入学すれば高い確率で良質な教育を受けられるということであり、非常に魅力的な大学留学先です。

③カレッジ経由で名門大学に進学可能

大学受験後にカナダ留学がおすすめな理由の三つ目は、カナダ留学ならカレッジ経由で名門大学を目指すことが可能だからです。カナダでは、2年制のコミュニティカレッジから四年制大学への編入が盛んに行われており、名門大学への編入の道を開くこともできます。

 

世界的にも評価されているブリティッシュコロンビア大学やトロント大学などのトップレベル大学もカレッジからの編入生を受け入れています。そのためカレッジで良い成果を残せれば、これらの大学への編入も夢ではありません。編入システムを利用すれば、最初の二年間をカレッジで過ごした後、取得した単位を大学編入の際に移行でき、通常四年間で大学を卒業することができます。

 

日本の大学受験後から大学編入までに、カレッジでカナダの生活を経験し、英語力やディスカッション力、エッセイ力の工場に励むことで将来大学で通用するスキルを養っていくことができます。またカレッジに通うことで最初の二年間の学費を抑えることもできるため、カレッジからの編入は非常に人気のある留学方法です。

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カナダの大学に進学する3つの方法

①英語力が無い場合はまずは語学学校

今まで日本の大学受験の勉強を徹底した方は、海外の大学でやっていくだけの英語力が自分にあるのかどうか不安な方もいると思います。英語力がカレッジや大学の入学レベルに満たない方は、まずは語学学校で英語を勉強することをおすすめします。

 

語学学校に通えば現地の授業を通して効果的に英語力を鍛えることができ、海外の留学生と交流する機会もたくさんあります。大学進学のために語学学校からスタートする日本人学生は多く、語学学校の入学日は多いのでカレッジの秋学期がスタートする前の数ヶ月間に時間を持て余すことなく英語の勉強に勤しめます。

 

語学学校在学中は、英語力向上だけでなく現地の生活や人々、文化に触れたり、目指す大学のキャンパスに足を運ぶこともできるので、正規留学前に語学学習をカナダで始めておくことは、今後の留学生活で後悔しないためにも大きなアドバンテージになります。

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②語学学校から提携のカレッジに試験無しで入学

語学学校で一定の成績を維持し英語レベルを上げていけば、最終的には英語能力試験免除で提携カレッジ入学が可能です。カレッジに進学するためには通常TOEFLやIELTSなどの試験のスコアが必要であり、試験をたくさん受けて高い受験料を何度も負担する学生は少なくありません。

 

しかし語学学校に通えば、この試験を受けずに語学学校での成果が自分の英語力の証明となります。提携しているカレッジは語学学校や州によって異なるので、語学学校に入学する前にカレッジ候補をいくつか選出しておき、そのカレッジと提携している語学学校に入学することが大切です。

 

語学学校の大学進学コースでは、カレッジで通用するエッセイの書き方やディスカッション、リサーチスキル、プレゼンテーションなども学ぶことができるので、ただ英語能力試験を合格することだけでは得られないメリットもあります。

③カレッジから大学に編入

語学学校の過程が終わってカレッジに入学したら、大学編入の本格的な準備をしていきます。カレッジに入ったらアカデミックカウンセラーと大学編入に必要な単位履修計画やGPA、エッセイなどの項目を確認します。

 

名門大学に編入するには高いGPAと高品質なエッセイが必要になります。大学によっては課外活動など授業外の活動が評価対象となることもあるので、目指す大学の入学要項を確認しておきましょう。カレッジ在学中にこれらの点を意識して留学生活を送ることで、希望の大学への編入実現率は上がります。

 

また、大学編入を成功させるためにはアカデミックカウンセラーに頼りきりではなく、自分で調べて行動することも非常に重要なので、在学中にその習慣を身に付けておくと良いでしょう。カレッジはあくまで大学進学の一つのプロセスなので、ここで気を抜かずに勉強を頑張ることが大切です。

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おすすめの大学進学プラン

カナダで大学進学を成功させるためには、ただやみくもに勉強するだけではなく正しい進学計画を練ることも大切です。どこの語学学校またはカレッジで勉強するのかということも大学編入をする上で大きな鍵となります。

 

おすすめの大学進学プランは、語学学校ILACに半年間通い、その後二年間のLangara Collegeでの学習を経て、三年次にブリティッシュコロンビア大学(UBC)に編入するパスウェイです。

 

ILACはカナダ最大規模の語学学校でバンクーバーとトロントに校舎があります。こちらの学校のコースは細かくレベル分けされて優秀な講師による高品質な授業を受けられます。大学進学コースを修了すれば、大学編入に強いことで知られるLangara Collegeに編入することができます。

 

Langara Collegeは、生徒の多くが大学編入志望であり、BCUへの編入実績も多いカレッジです。またこちらの大学は、州外やアメリカの大学への編入のパスウェイも提供しているので、BCUを目指しながら他の大学へ編入する選択肢も持つことも可能です。

カナダの大学卒業までの費用目安(カレッジ2年、大学2年の場合)

カレッジ2年+大学2年大学4年
費用184,000~208,000ドル232,000~272,000ドル

カナダの大学で最初の二年間カレッジに通い、残りの二年間四年制大学に通うと、四年制大学に四年間通うより費用を安く済ませることができます。

 

カナダの公立カレッジの平均的な授業料は一年で16,000~18,000ドル程なので、二年間で平均32,000~36,000ドルとなります。四年制大学の年間の学費は40,000~50,000ドルなので、二年間通うと80,000~100,000ドルです。これらを考慮すると、大学編入をした場合、卒業までにかかる学費は112,000~136,000ドルとなり、四年制大学にフルで通うより30%~50%程の学費を節約することができます。

 

カナダでかかる生活費は人にもよりますが年間18,000ドル前後なので、大学卒業までの四年間の学費と生活費の合計費用は184000~208000ドル程となります。

 

生活スタイルや滞在方法、住む街を工夫することで費用をより節約することも可能です。またカナダの学生ビザでは限られた時間であれば就労が可能なので、在学中に稼いだお金を費用の一部に当てることもできます。

大学受験失敗後のカナダ留学はこんな人におすすめ

日本の大学受験で失敗して今後どうしていくのか選択肢は色々ありますが、カナダ留学に適している方には以下のような特徴があります。

  • 高い教育水準の元でしっかりと大学勉強に打ち込みたい人
  • 綺麗な英語を習得したい人
  • 世界的に評価される名門大学への入学を目指したい人
  • 新しいことに挑戦してみたい人
  • 将来グローバルな人材になりたい人
  • 海外の価値観や文化、英語への理解を深めたい人
  • 日本では得られないユニークな大学生活を送りたい人
  • 将来的にカナダ移住を目指したい人
  • 長期海外滞在が苦にならない人
  • 英語圏の大学に通いながら留学費用を節約したい人
  • 留学中に海外就労を経験してみたい人

まとめ

カナダ留学は大学受験が終わってからでも準備ができます。レベルの高い教育を受け名門大学への編入チャンスもあるカナダ留学は、日本ではない場所で新たな人生をスタートしたい人にとって夢のある選択肢だと言えるでしょう。

小杉雅

世界中の人と繋がることのできる「英語」に魅力を感じ、高校2年の時にカナダに1年間留学しました。また、大学時には、カナダのILACという語学学校にも通いました。私自身、留学を通して語学力を身に付けただけでなく、母国を離れ、異文化に触れることで視野が広がり、価値観が大きく変わりました。その為、カウンセリングを通して、人生のターニングポイントとなる留学を志す方の背中を少しでも押せたらと思っています。

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