カナダで高校留学をしよう!おすすめの理由や手続き・費用を解説


カナダに高校留学をしたいけれど、手続きや費用のことがわからなくて悩んでいる学生もいるのではないでしょうか。ここではそのような学生のために、カナダでの高校留学がおすすめできる理由や、手続き・費用のことについて詳しくご紹介します。

カナダの高校留学がおすすめできる5つの理由

①州政府が留学生をサポート

カナダで高校留学をすることは、日本からの留学生にとって数多くのメリットがあります。カナダは世界にある国の中でも、留学をするに最も適した国の一つです。カナダでの高校留学がおすすめできる理由の一つが、留学生が現地で勉強しやすい環境が整えられていることです。

 

カナダでは各州の政府が留学生をサポートする体制を整えています。そのために、日本から留学する高校生も、こうした州レベルのバックアップを利用して、カナダで学生生活を送ることができます。

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②英語力が低くても高校に入学可能

カナダへの高校留学がおすすめできる2番目の理由としてあげられるのは、入学する時に学生の語学力が必要ではないことです。コミュニティカレッジや大学に留学する場合には、授業を理解できる程度の一定の英語力が必要になりますが、高校の留学では英語力が問われないため、英語の能力に自信がない学生でもカナダの高校へ留学することが可能です。

 

一方、やはり英語力が低いと授業に付いていくのも大変ですので、ある程度語学学校で英語力を上げてから高校入学するのがおすすめです。

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③公立高校にも入学可能

選択できる学校の幅が広いことも、カナダでの高校留学がおすすめできる理由です。アメリカに高校留学をする場合には、私立の全寮制の高校以外に選べる学校がない場合が多いために、留学のための費用が非常に高額になってしまうことがあります。ですが、カナダに高校留学をすれば、私立の高校だけではなく、公立の高校を選ぶことができます。カナダの公立高校が日本からの留学生にとって魅力的なのは、学費が高額でないことです。外国からの留学生を受け入れる体制がしっかりと整っていることも、カナダの公立高校がおすすめできる理由です。

 

外国で英語を習得するためには、留学先の学校にESLのコースが設置されていた方が有利ですが、カナダの公立高校でもESLはカリキュラムに含まれています。ESLとはEnglish as a Second Languageのことで、第2言語として英語を使用する人に英語を教えるための特別なコースです。英語を母国語として使用している人と、英語を外国語として使用している人では、英語の習得方法にも違いがあるため、こうした違いを踏まえて英語を指導してくれるESLの授業は、英語力を向上させたい高校生にも最適な授業です。

 

一方、高校のESLの注意点としては、多くの場合日本人で固まってしまい英語力が伸びづらいという点です。私立の語学学校の方が国籍バランスは良く、英語力が伸びやすいとされております。

④ホームステイの質が高い

ホームステイの質が高いことも、カナダでの高校留学がおすすめできる理由です。カナダに日本から高校生が留学する場合、入学する高校に学生のための寮などがない時には、地元の一般家庭にホームステイをすることが一般的だからです。高校生は未成年であるために、アパートなどで一人暮らしをしながら通学をするのは問題があるため、多くの学生がホームステイを利用しています。ホームステイをするうえで問題となるのは、滞在をする家庭の住人や住宅の環境などですが、ホームステイのクオリティが高いカナダならば、学生が勉強しやすい家庭を見つけられる場合が多いです。

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⑤世界的に教育水準の高いカナダの大学進学を狙える

高校を卒業した後の進路が有利であることも、カナダでの高校留学がおすすめできる理由です。卒業後の進路が有利であるのは、カナダ国内には世界的にも有名なクオリティの高い大学が数多くあるからです。将来こうした有名な大学に進学することを計画に入れて、高校時代から勉強することもできます。アメリカと同じような教育システムを採用していることも卒業後の進路が有利な理由で、生徒はさまざまな選択肢を選んで、自分の将来を決めることができます。

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リニア制とセメスター制の違いとは

リニア制セメスター制
学期1年半年
定期試験全教科1年の終わり
→負担が大きい
半期ごとに試験
→負担が少ない

学期の期間が異なります

カナダに高校留学を希望している学生は、カナダの教育制度のことも知っておいた方が最適です。カナダの公立高校で採用されているのは、リニア制やセメスター制という制度です。リニア制とセメスター制の大きな違いになっているのは、学校で各科目を履修する方法です。

 

カナダの高校で勉強する場合、1年間に8つの科目を履修する必要がありますが、リニア制の高校の場合にはそれら全ての科目を1年間並行して学習します。その一方でセメスター制を採用している高校の場合には、8つの科目を各学期ごとに分散して指導しています。例えば、4つの科目を1学期に教えて、残りの4科目を2学期に教えるといったような方法です。

 

この2つの方法はどちらもメリットがあります。リニア制の場合には、1年間をかけてじっくりと全ての科目を勉強できるのがメリットで、継続して勉強を続けるので、各科目の内容を忘れにくくなるのがメリットです。セメスター制のメリットとしてあげられるのは、特定の科目のみを短期間で集中して勉強できることです。どちらのタイプの学習方法が向いているかは、生徒の好みによっても違いがあります。

定期試験の時期も異なります

カナダの公立学校でおこなわれているリニア制とセメスター制の制度は、試験を受けなければいけない時期の面でも違いがあります。リニア制は8つの教科を全て1年かけて勉強するために、全ての教科の試験も年の最後にまとめて受ける必要があります。英語力の不十分な日本からの留学生にとっては、8つの科目の試験を一度に受けることは負担が大きいことも多いので、確実に試験に合格できるようにするためには、普段から期末の試験のために勉強を続けることが重要です。

 

その一方でセメスター制を採用している高校の場合には、各科目の試験はそれぞれの期末におこなわれます。1学期に教えた科目の試験は1学期の期末に実施され、2学期に教えた科目の試験が実施されるのは2学期の終わりです。こうした方法で実施される試験は、試験勉強をするのが苦手な学生にとっては、負担が軽くなるメリットがあります。各学期末の試験はリニア制の半分なので、それぞれの科目の試験勉強をするための時間を十分にとることができます。また、セメスター制は授業のスピードが速いという特徴もあるので、留学生が授業についていくためには、しっかりと予習復習をする必要があります。

カナダの高校のカリキュラム

カナダの公立高校で採用されているカリキュラムには、必修科目と選択科目の2種類がふくまれています。高校を卒業するためにはこれらの科目を一定数履修して、単位を取得する必要があります。卒業するために必要な単位の合計数は、留学をする高校がある州によって違いがあります。例えば、日本からの留学生にも人気があるブリティッシュコロンビア州の公立高校の場合、卒業するまでに必要となる単位は合計で80単位です。カナダの高校では学年が上がると必修科目が少なくなっていくので、それぞれの学生が自分の将来の進路に合わせて、自由に科目を選びやすくなります。

 

大学に進学することを希望する学生の場合には、一般教養課程の科目を選んで勉強するのが一般的です。高校卒業後に就職を希望している学生の場合には、職業教育課程の科目を選んで仕事に役立つ勉強をすることができます。選択科目を決める時に学生が相談をするのは、学校のカウンセラーです。カウンセラーはそれぞれの学生と話をしながら、学生にとって最適なクラスをアドバイスしています。授業は1日あたり5時間程度で、9時ごろから15時までおこなわれます。

高校留学をするための手続き

カナダに高校留学をするためには、まず入学したい学校を決める必要があります。留学をしたいカナダ国内の地域を選んでから、その地域内にある高校を選ぶ方法もあります。カナダの高校に入学を希望する場合に確認しておかなければいけないのは、各高校で入学ができる時期です。カナダの公立学校では、9月に新入生を受け入れています。セメスター制を採用している公立高校ならば、2月に入学できる場合もあります。私立の高校ならば上記以外の時期に入学できる場合もあり、学期が始まる時期に入学できることもあります。

 

留学をする高校を選ぶ時に重要なポイントとなるのは、将来の目標です。将来どのような仕事をしたいのかを具体的に考えてから留学をする高校を探した方が、高校を卒業した後の進路も決めやすくなります。留学をしたい高校が決まった場合には、次にしなければいけないのは、出願書類の提出です。出願書類の提出先は留学したい高校によって違いがあり、私立の高校の場合には、直接その学校に願書を提出します。公立の高校の場合には、その学校を管轄している学区の教育委員会へ出願する必要があります。

手続きのために必要な書類の収集

カナダの高校に出願書類を出す場合には、各種の書類も一緒に提出する必要があります。どのような書類が必要になるかは、入学を希望する学校により違いがあります。どこの高校でも提出する必要があるのが入学願書で、願書には入学希望者本人の署名だけでなく、保護者の署名も必要です。成績証明書も、出願する時に必ず揃えなければいけない書類です。過去2年から3年分の成績証明書を提出する必要があります。もしくは通知表の原本が必要です。入学願書の提出時には、出願のための費用を支払う必要もあります。パスポートのコピーも出願時に提出が必要です。

 

出願する学校によっては上記以外の書類が必要になることもあり、証明写真の添付が必要な場合もあります。過去に予防接種を受けた履歴が必要になる高校もあります。学校によっては入学希望者が自分で書いた英文の文章を一緒に添付する必要もあり、文章の内容で志願者の英語力がチェックされることもあるので、日ごろからしっかりと英語の文章を書く練習をしておいた方がおすすめです。カナダの高校に留学したい場合には、教員からの推薦状が必要になる場合もあります。

出願をした後に必要な手続き

カナダで勉強をしたい高校に出願書類を提出した後は、出願結果が送付されるまで日本で待つことになります。出願をしてから結果が通知されるまでの時間は高校によって違いがあり、早い場合には書類を提出してから1週間程度で結果がわかることもあります。願書の受付が開始された時期に書類を提出した場合には、審査に時間がかかることもあるため、結果がわかるまで1か月程度かかる場合もありえます。

 

入学許可を高校から通知された時には、学費などの費用を納入する手続きが必要です。公立高校の場合には教育委員会に学費を納付し、私立の高校の場合にはその学校に直接納付します。カナダの学校には入学許可証を発行してもらう必要があり、この書類を入手した後は、カナダの移民局で修学許可証の申請手続きをする必要があります。移民局で修学許可の申請が通れば、生活の拠点をカナダに移すことができます。

 

新入生は、入学をする前に高校で実施するオリエンテーションに参加する必要があり、一般的には授業開始の日の1週間前ごろに開催されます。オリエンテーションでは英語のテストなども受ける必要があり、留学生の英語力に合ったクラスがそれぞれ決められます。

カナダに高校留学をするために必要な費用

カナダに高校留学をするためには、さまざまな費用が必要になります。入学する高校により必要となる費用には違いがあり、一般的に公立の高校の方が、私立の高校よりも安い費用で留学をすることが可能です。公立の高校の方が私立の高校よりも学費が安くなるのは、授業料や現地での滞在費が安いからです。

 

カナダの公立高校に1年間通うために必要となる授業料と滞在費の合計は、およそ230万円程す。カナダの私立高校に通う場合、1年間あたり必要となる授業料と滞在費の合計はおよそ300万円です。気をつけなければいけないのは、これらの費用はあくまでも目安であることです。入学をする高校や利用する住居によっては、授業料や滞在費が大きく変わることもあります。

 

特に私立の学校の場合には、入学する学校によって授業料が大きく異なることがあります。全寮制の私立高校などは、学費が特に高くなることが多いです。これらの費用の他にもカナダに留学するためには各種の費用が必要で、カナダに移動するための交通費も必要です。保険代や、現地で学生を後見してもらうカストディアンに支払う費用も必要になります。

まとめ

カナダでの高校留学がおすすめできる理由や、留学のために必要な手続きや費用についてご紹介してきました。カナダは州政府が留学生をバックアップしてくれるので、留学生が勉強しやすい環境があります。選べる高校の種類が多いことも、留学におすすめできる理由です。

小杉雅

世界中の人と繋がることのできる「英語」に魅力を感じ、高校2年の時にカナダに1年間留学しました。また、大学時には、カナダのILACという語学学校にも通いました。私自身、留学を通して語学力を身に付けただけでなく、母国を離れ、異文化に触れることで視野が広がり、価値観が大きく変わりました。その為、カウンセリングを通して、人生のターニングポイントとなる留学を志す方の背中を少しでも押せたらと思っています。

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