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カナダで働く為に必要な就労ビザを徹底解説!

将来的にカナダで働きたい方、移住を夢見ている方も多いのではないでしょうか?実際に職を手にし、現地で就職された方も数多くいらっしゃいます。

 

海外でのお仕事は簡単ではありませんがしっかり段階を踏む事ができれば実現まで近づく事ができます。今回は皆さんが気になるビザ申請、その中の1つ就労ビザについて徹底解説致します!

就労ビザの種類

カナダで働く為の就労ビザは2つの種類に分類されます。

①オープン就労ビザ(Open Work Permit)

雇用主や職種に指定がなくビザの期間内であれば自由に働く事のできるビザとなります。以下がオープン就労日ビザにあたります。

②クローズド就労ビザ(Closed Work Permit)

雇用主、職種が限定されておりビザに雇用主が記載されます。その職種のみでの雇用が認められているビザになります。

 

以下ではクローズド就労ビザ(Closed Work Permit)について詳しく記載をさせて頂きます。

カナダでの労働について

外国人がカナダで合法的に就職し働く為には、カナダ政府が発行する就労ビザの取得が必要になります。企業からのJobオファーを受ける為には企業がService Canadaに対して申請をしなくてはなりません。

 

企業はService Canadaの許可を得てカナダ移民局へ申請を行います。しかし、申請者全員にビザが発行されるわけではなく、Service Canadaの判断を基に就労ビザの発行が決定されます。

 

国内の雇用に関してはあくまでもカナダ人優先になりますので、企業側はカナダ人の採用が難しかった適切な理由を証明が必要になり、ビザの取得は非常に難しくなります。

 

申請の際は特別なスキルを持っている事やカナダ人での労働が難しい職種を選び、外国人の採用に関して需要があるか確認しておく事も非常に大切になります。

 

最近ではIT系は人員が不足している事もありますので狙い目かもしれません。

カナダで『IT留学』する魅力とは?専門学校のカリキュラム・卒業後のキャリア。

就労ビザの申請から取得までの流れ

①スポンサーになってくれる企業を探す

まずは企業からのオファーが必要になります。就労ビザの申請の際には下記ポイントを意識ましょう。

  • 企業への貢献ができる外国人であるかどうか
  • 企業を通してカナダへの貢献ができるかどうか

ワーキングホリデーやCo-opの制度を利用して現地での労働を行い、スポンサーになってくれる用に企業に自身の能力を証明する努力も必要になります。

 

英語だけでなく特別なスキルがあると良いので専門学校やCollegeでの就学も検討してみましょう。

②企業がLMIAの申請を行う

外国人の雇用が本当に適切であるかを審査するLMIA(Labor Market Impact Assesment)への申請を企業側が行います。

 

申請には求人内容、事業内容、外国人の雇用の必要性等を明確やにする必要があり、雇用主へのインタビューを含む審査が行われます。

 

問題なく審査が通るとService CanadaからLMIAの承認レターが発行され就労ビザの申請に進む事ができます。申請費用は$155になりますが、雇用主側は審査の為に$1000の支払いが必要になります。

 

企業側にも必要書類等を揃える必要がありますので、本当に必要な人材でなければ簡単にスポンサーになってはくれないという事を理解してスポンサー探しもしていきましょう。

③ワークビザの申請

Service CanadaからLMIAの承認レターが発行された後に、CIC(カナダの移民局)へ就労ビザの申請を行います。申請はオンライン、もしくは国境(入国時)で申請が可能となっています。

 

申請ができてもビザが降りる保証はありません。申請書類の不備は絶対に無い様に準備をして申請を行いましょう。

オンライン申請

必要な書類

LMIAの承認レターを手元に用意しておけば他に用意する複雑な書類は必要ありません。

申請期間

2か月程度

入国時の申請

現地で入国時に発行する場合はいきなり書類を求められるケースも多くなる為、事前に書類関係をまとめておきましょう。

必要な書類
  • Jobオファー(雇用契約書、内定通知書)
  • LMIA承認レター
  • 資格証明書、最終学歴の卒業証明書、履歴書など
    (雇用される能力を証明できるような物)
申請期間

その場で就労ビザの発行
※申請時のビザの状況や英語力(質問も増える為)によってはオンライン申請の方が良い場合もございます。

配偶者ビザについて

家族の一人がビザを取得すると、同伴の家族もビザが取れる可能性があります。一人就労ビザを取得できれば家族の方は申請する難易度がかなり低くなります。

①就労ビザ所得の配偶者

夫婦のどちから就労ビザを取得すると、配偶者の方は同じ期間のOpen Work Permitを申請、取得ができます。

 

申請費用は$255は必要となりますが、働く必要がなければ配偶者のビザ期間と同じ期間の観光ビザの取得で滞在が可能です。

②就労ビザの子供について

お子様の場合は、親が取った就労ビザと同じ期間の観光ビザを取得し、カナダに滞在が可能です。

 

また5歳~18歳の間であれば、カナダの公立学校で無償で通う事ができる為、学費を抑える事ができるので非常にメリットがあると言えるでしょう。

 

まとめ

就労ビザについて解説しましたが、疑問点は解消されましたでしょうか?

 

就労ビザを得るためにはしっかりとした英語力と専門性が求められます。

 

就労ビザ及びカナダ留学にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

カウンセラーに質問

学生ビザ申請代行フォーム

    申請フォーム入力の注意点

    学生ビザ申請代行フォームを日本語で送信してください。

     

    フォーム内にいただいた内容を転記しビザ申請を行いますので、間違いの無いように十分注意してください。

     

    移民局のオンラインビザフォームを弊社にて英語で作成し、オンライン決済をして申請完了となります。

    1.任意の項目に関して

    該当がある場合は全てご入力ください。該当の内容があるのに空欄で申請した場合、審査の遅れや追加書類・ビザ却下に影響が出る可能性があります。

    (申請準備完了までは不要)2.英文残高証明書(最低1,720ドル(約19万円)/月+未払いの授業料+30万円 (往復航空券代)
    ※留学先の通貨表記

    ビザ申請より1ヶ月以内に発行されたものが必要となります。ビザ申請準備が整いましたら担当より改めて発行依頼をさせていただきますので、それまでは発行しないようにしてください。

    お使いの銀行に「英文残高証明書」を発行してほしいとお伝えいただきましたら、数日~10日程で発行してもらえますのでしばしお待ちください。

     

    残高証明の金額が少ないことを理由にビザが下りなかった事例もございますので、金額はなるべく多い方が好ましいです。

    学生ビザ申請代行フォーム

    必要書類

    パスポートのカラーコピー 必須

    証明写真の形式について

    • 正面を向いて、頭のてっぺんから肩まで

    • 過去6か月以内

    • 背景は白または明るい色

    詳しくはこちらのサイトをご参照ください
    http://www.cic.gc.ca/english/pdf/photospecs-e.pdf

     

    証明写真(パスポートサイズ、4MB以下) 必須

    入力事項

    お名前(日本語) 必須

    生年月日(枠右端のカレンダーマークをクリックしてください) 必須

    過去に使用した名前はありますか?(旧姓含む) 必須

    過去に使用した名前(カタカナ) 必須

    現在どこかの国のビザをお持ちですか 必須

    現在お持ちのビザの種類 必須

    現在お持ちのビザの国 必須

    現在お持ちのビザの期限 必須

    家族の中でカナダ市民権、または18歳以上の永住者はいますか 必須

    市民権および永住権の詳細 必須

    アメリカ国籍またはGreen cardを持っていますか 必須

    他国の国籍、パスポートはお持ちですか? 必須

    国籍/パスポートをお持ちの国名 必須

    結婚歴 必須

    配偶者のお名前(カタカナ) 必須

    入籍日(枠右端のカレンダーマークをクリックしてください) 必須

    元配偶者のお名前(カタカナ) 必須

    元配偶者の生年月日(枠右端のカレンダーマークをクリックしてください) 必須

    入籍日 必須

    離婚日 必須

    1年以内にカナダIRCCの認可医療機関で健康診断を受けましたか 必須

    これまでにカナダに入国、または滞在延長を申請したことがありますか? 必須

    ビザの種類 必須

    入国日(年月日) 必須

    出国日(年月日) 必須

    入国(滞在延長)の目的 必須

    ビザ許可証 必須

    過去10年でカナダ入国の為に指紋採取し、提出したことがありますか 必須

    ビザの種類 必須

    過去5年以内で日本以外の国に6ヶ月以上の滞在歴がありますか 必須

    入国日(年月日) 必須

    出国日(年月日) 必須

    国名 必須

    訪問理由 必須

    ビザの有無、種類 必須

    過去に通学した語学学校

    過去に語学学校に通学したことはありますか 必須

    語学学校名 必須

    受講コース 必須

    都市 必須

    入学日(年月日) 必須

    卒業日(年月日) 必須

    住所など

    出生地(都道府県) 必須

    出生地(市町村) 必須

    公式の英語試験(TOEFL、IELTSなど)を受けたことがありますか? 必須

    試験名 必須

    現住所の郵便番号 必須

    現住所(漢字) 必須

    現住所(カタカナ) 必須

    メールアドレス 必須

    電話番号 必須

    カナダでの生活費の出所(自分の貯金、親の貯金、ローンなど) 必須

    生活費の出所 必須

    高校

    高校の就学状況 必須

    入学日(年月日) 必須

    卒業(予定)日(年月日) 必須

    学校名 必須

    学校住所 必須

    専攻 必須

    専門学校

    専門学校の就学状況 必須

    入学(年月日) 必須

    卒業(予定)日(年月日) 必須

    学校名 必須

    学校住所 必須

    専攻 必須

    大学(短大および4年制大学)

    大学の就学状況 必須

    入学日(年月日) 必須

    卒業(予定)日(年月日) 必須

    学校名 必須

    学校住所 必須

    専攻 必須

    大学院

    大学院の就学状況 必須

    入学日(年月日) 必須

    卒業(予定)日(年月日) 必須

    学校名 必須

    学校住所 必須

    専攻 必須

    職歴①

    就労経験はございますか? 必須

    職歴について、最終学歴後は空白の期間がないように入力お願いします。また、無職の期間があった場合は、どちらにいたか(都道府県と市町村まで)と具体的に何をしていたか(就職活動、家事手伝い等)を記入ください。

    入社日(年月日) 必須

    退社日(年月日) 必須

    会社名 必須

    会社郵便番号 必須

    会社住所 必須

    会社電話番号 必須

    会社上司/担当者名(カタカナ) 必須

    業種 必須

    役職 必須

    雇用形態(正社員、パートタイム等) 必須

    職務内容(100文字以上) 必須

    職歴②

    入社日(年月日)

    退社日(年月日)

    会社名

    会社郵便番号

    会社住所

    会社電話番号

    会社上司/担当者名(カタカナ)

    業種

    役職

    雇用形態(正社員、パートタイム等)

    職務内容(100文字以上)

    職歴③

    入社日(年月日)

    退社日(年月日)

    会社名

    会社郵便番号

    会社住所

    会社電話番号

    会社上司/担当者名(カタカナ)

    業種

    役職

    雇用形態(正社員、パートタイム等)

    職務内容(100文字以上)

    職歴④

    入社日(年月日)

    退社日(年月日)

    会社名

    会社郵便番号

    会社住所

    会社電話番号

    会社上司/担当者名(カタカナ)

    業種

    役職

    雇用形態(正社員、パートタイム等)

    職務内容(100文字以上)

    確認事項(「はい」がある場合は詳細を入力)

    過去2年以内に自身や家族で肺結核になった方やその方と密接だったことはありますか? 必須

    既往症はありますか? 必須

    カナダにいる間も治療予定の心身の病気はありますか? 必須

    今までに、ビザの申請を却下・キャンセルされたことは、ありますか? 必須

    今までに、ビザを放棄したことはありますか? 必須

    違法行為等で警察に捕まったことはありますか? 必須

    軍隊、民兵、民間防衛部隊、治安機関や警察に所属したことはありますか? 必須

    確認事項で「はい」がある場合は詳細を入力 任意

    その他、代理人に知っておいてほしいことなどありましたらどんなことでもお書きください。 任意

    承諾事項(チェックしないと送信できません)


     

    <任意>の項目も該当する場合は全てご記入ください。全てご入力いただかないとビザが取得できない可能性が高まります。

     

     

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    カナダで学生寮がある語学学校一覧

    ILACインターナショナル・カレッジ(バンクーバー)

    ILACインターナショナル・カレッジ(バンクーバー)

    $250/週~

    ビジネスやカスタマーサービスに焦点を当てたプログラムではCo-opプログラムによる就労サポートなど実践的な授業が展開されており、卒業後のキャリアに活かせる実践力が身につきます。
    SSLCバンクーバー校(スプロット・ショウ・ランゲージ・カレッジ)

    SSLCバンクーバー校(スプロット・ショウ・ランゲージ・カレッジ)

    $310/週~

    歴史ある専門学校Sprott Shaw Collegeが運営する語学学校。英語教育に関して独自のノウハウを持ち高い品質の授業を行っています。専門学校が運営しているため、大学進学やテスト対策等しっかり勉強したい方にもオススメです。
    ILSC バンクーバー校

    ILSC バンクーバー校

    $315/週~

    30カ国以上の生徒が学ぶインターナショナル ランゲージ スクールズ オブ カナダ バンクーバー校(ILSC)。 国籍制限を設けているので、国籍が偏る事はありません。異文化交流の中で集中して学習する事が出来ます。
    CCEL(カナディアン・カレッジ・オブ・イングリッシュ・ランゲージ)

    CCEL(カナディアン・カレッジ・オブ・イングリッシュ・ランゲージ)

    $295/週~

    バンクーバーの中心地に位置するCanadian College of English Language(CCEL)。3階に渡る校舎には約600名の生徒が在籍しています。講師陣は約30名、また15名のスタッフが生徒を支えます。
    Vanwest College Vancouver(バンウェストカレッジ・バンクーバー)

    Vanwest College Vancouver(バンウェストカレッジ・バンクーバー)

    $116/週~

    バンクーバーにあるビジネス・ITに強い私立のカレッジ。有給・無給インターンシップを選択することができます。日本人が少ない点も魅力です。
    IHバンクーバー(インターナショナル・ハウス・バンクーバー)

    IHバンクーバー(インターナショナル・ハウス・バンクーバー)

    $270/週~

    個々のニーズに合わせたきめ細やかなプログラム設定。International House Vancouverでは1週間の授業時間を細かく設定し、35時間から15時間と、ご自身の目的や目標に合わせて受講が可能です。
    クエスト・ランゲージ・スタディーズ

    クエスト・ランゲージ・スタディーズ

    $260/週~

    フレンドリーでアットホームな語学学校。Quest Language Studies校は全生徒に目が行き届くように、クラスに最大9名までと少人数制に力を入れています。友達作りにも最適な環境です。
    ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

    ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

    $250/週~

    カナダ最大級の語学学校であるILACが2015年に作った専門学校で、キャンパスはトロントの中心にあります。カリキュラムのクオリティが非常に高いと評判で、留学生のニーズと社会情勢をいち早く取り入れた学習内容を提供しています。
    ILSC トロント校

    ILSC トロント校

    $315/週~

    カナダ最大の大規模語学学校インターナショナル ランゲージ スクールズ オブ カナダ。トロント校では約1000名の生徒が学んでいます。生徒数は多いですが国籍は多く、各国に国籍制限を設けているので国籍が偏る事はありません。
    オックスフォードハウスカレッジ トロント校(OHC)

    オックスフォードハウスカレッジ トロント校(OHC)

    $214/週~

    大規模校に比べて生徒と教師の距離が近く、アクティビティも充実しており、トロントの中でも突出してアットホームでフレンドリーな語学学校です。最大の特徴は歴史的建造物の豪邸を改築した校舎です。
    BLIモントリオール

    BLIモントリオール

    $276/週~

    BLIは1976年にケベック州のモントリオールで初めての語学学校として設立された50年以上の歴史と実績があり多くの生徒から支持を得ています。日本人の比率が少ないので国籍豊かな環境で語学を学びたい方には魅力のスクールです。
    Bayswater カルガリー校

    Bayswater カルガリー校

    $255/週~

    ベイズウォーター・カルガリー校は、ロッキー山脈の麓にあるカルガリーにある語学学校です。規模は大きくありませんが、英語コースは一般英語から進学希望者対象のものまで非常に幅広いのが特徴です。
    Vanwest College ケロウナ

    Vanwest College ケロウナ

    $285/週~

    全校生徒約50名という小規模学校。アジア人国籍率は低く、英語環境を求める方には最適な語学学校です。ケロウナ市で唯一Languages Canada認定校に指定されています。

    カナダでのインターンシップでより充実した留学を実現!

    カナダでは留学だけではなく、学んだことを活かして職業体験(インターンシップ)を行うことができます。「カナダで、英語環境でインターンシップをするなんて難しい」と思う人も多いですよね。そこで、今回はカナダでインターンシップをする方法や、経験できる仕事などについて紹介します。これを読めば、カナダでインターンシップをする魅力や具体的な内容を知ることができます。

    日本のインターンシップとカナダのインターンシップの違い


    日本とカナダのインターンシップの最も異なる点は『インターンシップの目的』です。日本は優秀な学生を事前に囲い込むことが目的ですが、カナダの場合は学生が学んだことを実践し、企業の一戦力となることが目的です。では、その具体的な違いを見ていきましょう。

    コンセプト

    日本カナダ
    主に会社説明やセミナーなどがメインで行われるいわば会社説明会 会社の戦力の一員として現場に出て一定期間働く
    インターンシップ用の特別プログラムを主に人事課の元で行う 仕事内容は誰もができる雑用のこともあるが、アピール力次第では正社員と同じような仕事を任されることもある

    インターンシップを行う時期や期間

    日本カナダ
    時期は大学3年生の夏~冬特に決まった時期はなく、大学卒業後や転職目的など年齢に関係なく行う
    1日から1週間程度の短期間がほとんど1週間から6か月まで企業によって様々

    探し方

    日本カナダ
    就活サイトや学内のインフォメーションなどを利用する家族・知人・学校などのコネクションを利用し、紹介してもらう

    インターンシップをする理由

    日本

    • 自分に向いている仕事や職種を見極める
    • 入社してからの仕事のイメージをつける
    • 志望動機をより具体的なものにする

    カナダ

    ①自分に向いている仕事や職種を見極める

    インターンシップの第一の目的は日本と同じで、職種や働きたい会社が本当に自分に合っているかどうかを見極めることです。異なる点はカナダには日本のような新卒一括採用のシステムがありません。そのため、新卒かどうかということよりもすぐに現場で働ける即戦力を求めています。そのため、学生は自分を企業にアピールするチャンスとしてインターンシップを活用します。

    ②職務経歴として履歴書に記載する

    カナダには新卒一括採用がない分、職務経歴が採用時に注目されます。そのため、今まで職務経験がない新卒者の場合、インターンシップを職務経歴として履歴書に加えることができます。

    ③コネクションづくり

    カナダは様々な場面で人とのコネクションが大きく影響します。特に仕事に関するコネクションは、その後の就職活動を左右するものになります。インターンシップで出会った人から仕事上のアドバイスをもらったり、そのまま正社員採用が決まったりとコネクションをつくることはインターンシップをする上でも、その後の人生にとっても大きな意味を持ちます。

    カナダでインターンシップをする2つの方法


    まず、カナダのインターンシップには2つの種類があります。

    有給インターンシップ

    有給インターンシップとは給料が発生するインターンシップです。有給インターンシップの多くがホテルやリゾート地などで、住み込みで働くスタイルであることが一般的です。ちなみに、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州ではCo-opプログラム内で行うインターンシップは有給であることが定められています。

    無給インターンシップ

    無給インターンシップとは給料が出ないインターンシップです。給料は出ませんが、自分の興味のある職種で働ける可能性があります。日本での経験がある職種である場合やSEなどの技術職の場合はより実践的な仕事をすることも可能です。無給インターンシップで働きを認められてそのまま正社員になるパターンもあります。

     

    では、具体的にどのようにインターンシップをするのでしょうか。実は、カナダのインターンシップは自分で自由に仕事を選んで申し込むことができません。多くの企業が決まった学校と提携しており、そこからインターンシップに来る学生を受け入れるというシステムになっています。

     

    なので、インターンシップを行っているカレッジや専門学校などで該当するプログラム(Co-opプログラムなど)を受講するか、留学エージェントなどが提供している学校の授業とインターンシップがセットになったパッケージプランに申し込むなどする必要があります。

    カナダのインターンシップが可能な3つのビザ


    カナダでインターンシップをするためには給料の有無に関わらず、就労が認められているビザが必要になります。

    ①ワーキングホリデービザ

    ワーキングホリデーは若者(18~30歳)がカナダでビザの期間である一年間、カナダでの生活を経験するために就労できるビザです。ワーキングホリデービザは6か月以内の就学が認められているので、英語を学びながら働くことができます。

    カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

    ②Co-opプログラム

    Co-opプログラムは就労ビザとは少し異なります。Co-opプログラムでは、在学期間中にインターンシップを行うことができます。Co-opプログラムを提供しているカレッジや大学で学ぶための学生ビザと、インターンシップを行うために必要な就労ビザを学生ビザに付属して取得する形になります。Co-opプログラムでは、インターンシップの割合が学習期間の50%を超えてはいけないとされています。

     

    ワーキングホリデービザとインターンシップの違い

    「ワーキングホリデービザ」と「インターンシップ」はどちらもカナダで働けるという点から同じに捉えられがちですが、実はそれぞれの目的を見てみると違いが分かります。

    ワーキングホリデービザインターンシップ
    カナダに滞在するために必要なビザビザで滞在中に参加できるプログラム

    働けて学べるカナダ留学!Co-opプログラムを徹底解剖

    ③学生ビザ

    学生ビザの場合、カレッジや大学がある期間は週20時間、学校がない夏休みなどの長期休みの期間はフルタイムで働くことができます。ただし、これは語学学校に通う学生の場合は当てはまらないので注意が必要です。UBCやSFUなどカナダの大学では在学中にフルタイムで行えるインターンシップもあります。

    カナダの学生ビザの取得方法を申請画面の和訳付きで徹底解説!

    カナダのインターンシップで経験できる仕事や求められる英語力

    インターンシップで経験できる仕事

    • 接客業(カフェやレストランなど)
    • ホスピタリティー関連(ホテルやリゾート地など)
    • 一般企業(日系・カナダ系問わずオフィスワーク)
    • 教育現場(日本人学校や語学学校などのスタッフ)

    求められる英語力

    求められる英語力は職種によって差があります。ホテルスタッフや清掃員など英語に自信がない人でもできるものもあります。ただし、そういった仕事の場合イメージしているインターンシップというよりも単なるアルバイトという働き方になるでしょう。

     

    中級以上の英語力があれば、オフィスワークなどのより幅広い選択肢の中から自分の力を発揮できる可能性を見つけることができます。たとえインターンシップであっても英語力とその企業に役立つポテンシャルがある人は正社員同等の働きを任されることもあるでしょう。

     

    語学学校では、英語学習とインターンシップをパッケージ化したプランも用意されています。

    カナダでインターンシップをする3つのメリット

    ①リアルなカナダの企業事情や働き方が知れる

    カナダでインターンシップをするメリットの一つ目は、カナダの働き方や企業のリアルを知れることです。学校とインターンシップ提携をしている企業の中には、自分で仕事探しをしている中では見つけられないような魅力的な企業や面白いことを行っているインターンシップ先があります。インターンシップだからこそ見られる仕事内容や日本との違いを経験できるのもメリットです。

    ②カナダで就職するチャンスがある

    無給・有給にかかわらず、インターンシップからそのまま正社員採用になれる可能性があります。インターンシップでは同僚や上司、お客さんなど様々な人とのつながりを持てます。そのつながりがきっかけとなり、インターンシップ先だけに限らず別の場所で正社員として働けるチャンスもあります。特にカナダの永住権や移住を目指している人にとって正社員として採用され就労ビザを取得できるのは大きなステップになります。

    ③自分で考え行動しアピールする力を身に付けられる

    カナダのインターンシップでは即戦力を求めているので、仕事を一から丁寧に教えてもらえる機会はあまりありません。もちろん、質問をすれば答えてもらえますが、それぞれが自分で考え行動することが日本以上に強く求められます。場所によっては雑用ばかりやるインターンシップもありますが、自分の力を効果的にアピールできれば、インターンであっても活躍できます。そういったスキルを身に付けられるのもカナダのインターンシップの特徴です。

    カナダでインターンシップをするのにおすすめの学校とプログラム

    Gastown Business College(ガスタウンビジネスカレッジ)

    ガスタウンビジネスカレッジはカナダでも珍しいインターンシップの専門学校です。インターンシップの前に英語研修を行い、ビジネスシーンで必要となる英語を経験豊富な講師陣から学びます。インターン先は主にホスピタリティー関連の職種が充実しているのもポイントです。

    Insist(インシスト)コース:インターンシップ24週(実習5週間)

    基礎トレーニング授業を受講し、ビジネス基礎知識やインターンシップで必要なスキルを学びます。その後5週間のインターンシップを行えるビジネスインターンシップの最短コースです。短期集中コースです。

    IBM/iHMコース(ビジネス/ホスピタリティーマネジメントコース):インターンシップ36週間(実習8週間)

    基礎トレーニング授業受講後、自分の好きなコースを選択し、よりステップアップした知識やスキルを学びます。その後関連する職業でインターンシップを行うことになります。iBM(ビジネスマネジメント)とiHM(国際ホスピタリティマネジメント)のコースがあり、修了後はサティフィケイトが取得できます。

    ガスタウンビジネスカレッジ

    George Brown College(ジョージブラウンカレッジ)

    ジョージブラウンカレッジはトロントにキャンパスを構える公立カレッジです。この学校はCo-opプログラムに力を入れており、就職後に即戦力となる学生を育てることを重視しています。シェフコース(調理師)コースやECE(幼児教育コース)といったユニークなものからビジネスや金融系のコースまで幅広いプログラムを展開しています。

    ビジネスプログラム

    ジョージブラウンカレッジには、卒業後の市場で求められるスキルを学べる28のビジネスプログラムがあります。会計や経理のコースや国際貿易専門資格(FITT)が取得できるコースなど様々です。また、専攻するプログラムに関連した職場で4か月以上のフルタイムの就労体験が義務付けられています。

    ESL for Businessプログラム

    世界各国から留学生を受け入れていることから、本コースの入学条件の英語力に達していない学生に向けてESLコースを展開しています。カレッジと同じキャンパス内で英語を基礎から学べます。レベル6を修了して本科ビジネスコースの受講ができます。

    ジョージブラウンカレッジ

    UBC(ブリティッシュコロンビア大学)

    UBCは約64,000人もの学生が在籍し、カナダ国内でトップ3にランクインする名門大学です。世界約160か国から約17,000人もの留学生がおり、北米で最も国際的な大学と言われています。卒業生にはノーベル賞受賞者や、現カナダの総理大臣のトルドー首相など著名人もいます。

    Work experience

    在学中にフルタイムの有給インターンシップを行うことができます。インターンシップ先にはアマゾンやグーグル、マイクロソフトといった一流企業もあります。

    Co-opプログラム

    専攻しているコースごとに様々なCo-opプログラムが提供されています。詳細は公式のホームページから確認できます。

    ブリティッシュコロンビア大学

    カナダインターンシップにかかる費用と稼げる金額の目安

    カナダでインターンシップをするのにかかる費用

    カナダでインターンシップをするためには、インターンシップを行っているカレッジや専門学校など教育機関に通うか、語学学校とインターンシップをセットで行う留学エージェントのパッケージプランなどに登録する必要があります。そのため、それにかかる手数料がかかり、学校に通う期間もある程度あるので、授業料も安くはありません。また、そのインターンシップが有給か無給かによってもかかる費用は異なります。今回紹介する費用はあくまで目安で、渡航期間や様々な要因で異なります。

    Gastown Business College(ガスタウンビジネスカレッジ)の場合

    Insist(インシスト)コースiBM/iHMコース
    期間6か月9か月
    授業料7,100カナダドル(約56万円)9,900カナダドル(約78万円)
    入学金200カナダドル(約1.6万円)200カナダドル(約1.6万円)

    一般的に一年間で約100~250万円程度かかると言われています。

    カナダのインターンシップで稼げる金額

    有給インターンシップで稼げる金額は職種や働く環境などによって差があります。最低賃金分は収入として得られるでしょう。カナダの最低賃金は州ごとに決められており、11~15カナダドル(約865~1,200円)となっています。

     

    州ごとで最低賃金の引き上げがこまめに行われているので、最新の金額を確認してください。最低賃金以下で働かすことはインターンシップであろうと違法です。契約時に提示された金額が滞在している州の最低賃金より低い場合は契約には同意しないようにしましょう。

    カナダの最低賃金

    接客業でのインターンシップでサーバーとして働く場合、お客さんからのチップを得ることもできます。また、ホテルスタッフとして住み込みで働く場合は家賃や生活費などを節約することも可能です。サーバーやホテルスタッフといったチップをもらえる職種は稼ぎやすいといえます。

    職種別収入例

    全てフルタイムで働いた場合の目安です。

    職種月給
    飲食店サーバー約25~35万円
    ホテルスタッフ約25~30万円
    オフィスワーク約25万円
    デイケア(保育士)約22万円

    今回紹介した金額はあくまでも目安で、滞在する州の最低賃金や雇用状態、勤務日数などによって大きく異なります。

    まとめ

    カナダでインターンシップをすることは、多くの挑戦があり日本とやり方も違うので不安ですよね。しかし、日本とカナダの働き方の違いを知り、より世界を見据えて広い視野を持って働けるようになるのにカナダでのインターンシップは役立ちます。また、移民国家のカナダの学校ならではの留学生に対する丁寧なインターンシップのサポートもあります。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

    永井将馬

    ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

    カウンセラーに質問

    カナダ長期留学のメリット・デメリットと費用の抑え方!


    カナダに長期留学をしたいと考えてはいても、具体的な方法やメリットやデメリットといった細かい部分は分からないという人は多いのではないでしょうか。カナダの大学やカレッジは高い教育水準を誇り、世界中から多くの留学生が集まっています。

     

    今回はカナダに長期留学するための方法や費用を抑えるコツなどを紹介します。これを読めばよりはっきりとカナダに長期留学をするイメージが持てるようになります。

    カナダに長期留学をするメリットとデメリット


    カナダに世界中から多くの留学生が集まる理由は高い教育水準だけではなく、その他にも様々なメリットがあるからです。短期留学で味わえない長期留学のメリットと、長期留学ならではの気付くと陥りやすいデメリットについて話していきます。

    3つのメリット

    ①リスニング力の伸びを実感できる

    カナダに長期留学をする最大のメリットは、リスニング力の伸びを実感できることです。カナダには英語を母国語にするネイティブスピーカーも多くいますが、それと同じぐらい他の国からカナダへ移住してきた人もいます。つまり、英語を第二言語として習得した人が多いということです。

     

    カナダに長期滞在することで、ネイティブスピーカーの英語だけではなく「なまりのある英語」を聞く機会も多くなります。様々な英語を耳にすることで、耳が慣れて聞き分けられる能力がつきます。

    ②世界のリアルを知り、グローバルな価値観を得られる

    カナダは世界中から多くの移民が集まって共に社会をつくっています。カナダで生活し、いろいろな国の人に出会ってみると「世界にはいろいろな人がいる」ということを実体験することができます。人種差別の問題、宗教や政治の違いといった事がリアルに感じられます。

     

    世界で起こっている様々な問題に対して、海外の若者が敏感に反応し、自分の意見をしっかりと持っていることにも驚かされます。こういった部分は長期で滞在するからこそ見えてくる部分であり、グローバルな価値観を築くきっかけになるでしょう。

    ③自分に自信を持てるようになる

    カナダに長期留学をする3つ目のメリットは「自分に自信を持てるようになる」ことです。カナダで長い期間生活をしていると、様々な問題や壁にぶつかります。些細なことから大きなことまでいろいろな問題を自分の力で解決し乗り越えた経験は、大きな自信を与えてくれます。

     

    英語に関しても、カナダに来たばかりの頃よりも自信を持って話せるようになります。成功体験を積み重ねていくことで、長期留学が終わることには一回りも二回りも大きく成長することができているはずです。

    2つのデメリット

    ①しっかりとした目標がないと、なんとなく時が過ぎて終わってしまう

    長期留学デメリットといえるのは、カナダに長くいることでいい意味でも悪い意味でも慣れが出てきてしまうということです。慣れてくると英語での生活にストレスを感じることが減るというメリットもあります。しかし、慣れてくることで、ただなんとなく日々をこなすだけになってしまい、その違いは日本にいるかカナダにいるかという場所の違いだけということになりかねません。明確な目標を立てていないと、気付いた時には何も得られないまま日本に帰国する日になってしまったという人も多くいます。

    ②滞在費がかかる

    カナダに長期留学する時にデメリットに感じてしまうのが、滞在費がかかってしまうということです。日本と比べると物価の安いものもありますが、実際にバンクーバーで1年間生活した私にとっては、総合的に考えるとカナダの物価は決して安くありません。地域によって物価の上下はありますが、多くの留学生が滞在するバンクーバーやトロントなどの大都市部は住宅費や生活費などに費用がかかる傾向にあります。また、カナダはチップ文化がありレストランなどで食事をした際は、料金の10~20%をチップとして支払うことがマナーとされています。そのため外食をした時にはチップがプラスされて予想以上に高くついてしまうことが多いです。長く滞在するからこそのデメリットです。

    カナダに長期留学をするのにおすすめの方法3選


    カナダには様々な方法を利用して長期留学することが可能です。勉強だけではなく、カナダで働くことが可能な方法もあります。ビザによって就労が許可されているものと、禁止されているものがあるので、ビザに関する情報も見比べながら自分に合った滞在方法を見つけてみてください。

    ①語学学校で英語の基礎を固めてからカナダのカレッジや大学に進学する

    長期留学を希望する人の中にはカナダのカレッジや大学への進学を目標にしている人も多いです。カナダにはトロント大学やマギル大学など、世界大学ランキングで上位にランクインするような名門大学もあります。カレッジではITやテクノロジーなど、将来のキャリアに役立つプログラムを学び、カナダの現地企業への就職も可能です。

    カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

    人生の大きなステップになる大学・カレッジ留学を目指している人は多いですが、課題になるのが英語力です。多くの大学・カレッジには日本のような入学試験はなく、定められた入学条件をクリアすれば入学が可能です。その入学条件に高い英語力が求められているのが英語を第二言語にしている日本人にとって大きな課題になります。カレッジ・大学問わず、一般的に入学条件として決められている英語力は IELTS6.0~6.5、TOEFL iBT80~90以上とかなり高いです。

     

    そこで、まず私立の語学学校のカレッジ進学コースで学びながら、入学に必要な英語のスコアを取るという方法があります。カナダの大学やカレッジでは当たり前ですが全て「英語で」学ぶことになります。そうなった時に「英語が」分からず付いていけないということにならないために、まず語学学校で基礎を固めるという方法があります。

    【全139校】カナダの語学学校一覧。選び方の8つのポイントを解説!

    ②ワーキングホリデービザを利用する

    最近では若者を中心に「ワーキングホリデー」への関心も高まってきており、「ワーホリ」について耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。実はこの「ワーホリ」はビザの名前で、正式には「ワーキングホリデー就労許可証」(Working Holiday Work Permit)といいます。

     

    ワーキングホリデーの協定を結んでいる両国間で若者(18~30歳)が海外の文化や生活を体験することを目的に渡航することができます。ちなみにカナダの隣、アメリカはワーキングホリデーを行っていないので、ワーキングホリデービザそのものがありません。日本は26の国と協定を結んでおり、カナダはその中でも人気の高い国のひとつです。

     

    ワーキングホリデーでは一年間カナダで生活することが認められており、6か月以内の就学とビザの有効期間内の就労が認められています。つまり、英語を学びながら働いて収入を得ることができるのです。

     

    仕事は飲食店のサーバーやカフェのバリスタといった接客業からカナダのリゾート地でホテルスタッフとして住み込みで働くものまで様々あり、英語力が高ければ高いほど仕事の選択肢は増えます。

    カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

    ③Co-opプログラムや学生ビザを使って勉強しながら現地で働く

    Co-opプログラム(Co-op work permit)はカレッジ在学期間中にインターンシップができるプログラムです。カレッジで学んだ専門スキルを活かして、カナダで働くことができます。また、6か月以上学校に通う場合、学生ビザを取得しなければならないのですが、この場合、週20時間という制限付きでパートタイムの仕事をすることができます。

     

    学校がない夏休みなどの長期休みの期間はフルタイムで働くことも可能です。ただし、Co-opプログラムは認定専門学校にのみ適用されるもので、語学学校の場合は在学期間が6か月以上で学生ビザがあっても働くことはできないので注意が必要です。

    働けて学べるカナダ留学!Co-opプログラムを徹底解剖

    カナダの長期留学でおさえるべき3つのポイント


    カナダでの長期留学を成功させるためにはいくつかおさえておきたいポイントがあります。カナダに長くいればいた分だけ英語も上達して、日本に帰る頃にはきっと劇的な変化を体験できる。といった理想を描いている人もいるかもしれません。しかし、そんな魔法みたいなことは起こらないのが現実です。

     

    もちろん中には劇的なビフォーアフターを遂げて帰る人もいますが、そのためにはおさえるべきポイントがあるので、紹介していきます。

    ①留学する目的や目標を見つけよう

    「目的」や「目標」があることは留学のモチベーションを格段に上げます。長期留学の課題でもある「慣れ」や「中だるみ」があったとしても、はっきりとした留学の目的があれば初心に立ち返ってエンジンをかけ直すことができるからです。

     

    カレッジや大学には専攻があるので、比較的目標を持ちやすい環境ですが、ワーキングホリデーは特に目標がなくてもなんとなく時が過ぎてしまいがちです。目標はないよりはあった方がいいですよね。

    カナダ留学の専門コース一覧

    ②失敗してこそ成功のカギ!やらない後悔よりやって後悔しよう

    初めての留学生活では様々な失敗やたくさんの恥と思えるようなことも経験します。英語だって最初の頃は間違いだらけで、相手から聞き返されるようなこともあるでしょう。恥ずかしいですし、心が折れることもしょっちゅうです。

     

    でも、それでいいんです!どんどん失敗しましょう。そうでないと、それが間違っていることにすら気付けないまま終わってしまいます。何度も失敗して後悔しながら時間をかけていろいろなことを学んでいきます。これができるのが長期留学の強みです。

    ③人脈を大切にしよう

    長期留学の成功を大きく左右するのが、人とのつながりです。カナダは日本以上にコネや人脈の社会です。家や仕事探しではまず身近な知人で適当な人を探すのが一般的です。カナダではボランティア活動が盛んであったり、様々なミートアップ(サークルのようなもの)があったりと、いろいろな人に出会える機会があります。

     

    そういった出会いはただ人脈を広げるだけではなく、新しい価値観持つきっかけや興味の幅を広げることにもつながります。ぜひ、カナダでしか出会えない人とのつながりを見つけてみてください。

    カナダの長期留学にかかる費用


    カナダの長期留学には正直お金がかかります。「長期」がどのぐらいの期間になるかにもよりますし、通うカレッジや大学によって大きく変わるのではっきりとした金額は出せませんが、大体の目安を紹介していきます。

    渡航前にかかる費用

    パスポート及びビザ

    項目費用
    パスポート申請5年 9,000円/10年 14,000円
    学生ビザ150カナダドル
    ワーキングホリデービザ153カナダドル
    バイオメトリクス登録85カナダドル

    6か月以上カナダに滞在する場合はビザが必要になります。自分の目的・用途に合わせたビザを渡航前に申請しましょう。

     

    「バイオメトリクス」とは指紋認証のことです。6か月以上の学生ビザ、ワーキングホリデービザ問わずビザ申請を行う場合、バイオメトリクスの登録が義務付けられました。10年間有効です。日本からの申請は東京と大阪のみで行えます。

    https://visa.vfsglobal.com/jpn/ja/can/

    その他費用

    海外旅行保険/留学保険料  約5~25万円

    保険加入期間によって大きく変わります。長期留学の場合、カナダで起こりうる様々な事故、怪我のリスクは高まります。必ず滞在期間をカバーできる海外旅行保険/留学保険に加入しましょう。

    航空券  往復8~20万円(直行便)

    航空券は渡航時期や直行便か経由便かなどで価格が大きく変わります。

    授業料など学校にかかる費用

    語学学校
    項目費用
    入学金約10,000~20,000円
    教材費無料~約10,000円
    授業料約20,000~40,000円/週
    カレッジ・大学

    カナダのカレッジの95%は公立、大学に関しては全てが公立で、州ごとによって授業料は変わります。また、留学生とカナダ人(永住権、国籍を持っている人)で授業料は異なり、留学生の方がカナダ人よりも費用は高くなります。

     

    授業料以外にも教材費や保険、学生サービス料といった費用もかかり、学校によって総額に差があります。今回は授業料のみで比較していきます。

    項目費用
    カレッジ授業料10,000~20,000カナダドル/年
    大学授業料10,000~30,000カナダドル/年

    渡航後にかかる費用

    項目費用
    ホームステイ(3食)約2~4万円/週
    学生寮約3~5万円/週
    シェアハウス約5~10万円/月
    生活費5~10万円/月
    交際費5万円/月

    ワーキングホリデーや学生ビザで就労が許可されている場合は、カナダで働いて収入を得ることもできます。しかし、大学やカレッジの勉強や課題は日本以上に多く、決まった単位や課題をクリアできないと卒業できないリスクがあり、働きながら勉強するのが厳しいという場合もあります。

    カナダでの長期留学を少しでも安く抑える3つのコツ


    長期留学にかかる費用を見ても分かる通り、カナダである程度の期間生活しようとすると、どうしてもお金がかかります。そこで、長期留学にかかる費用を少しでも安く抑えるコツを紹介します。

    ①観光シーズンや学生の夏休みである7~8月の時期を避ける

    最初のポイントは「夏の観光シーズンを避けて渡航する」ということです。カナダの夏はとても美しく、多くの観光客で賑わいます。そのため、観光シーズンの航空券は値段が普段の倍以上するのです。

     

    例えば東京からバンクーバーまで、安い時期なら直行便で往復10万円以内で行けるところが、夏の観光シーズンになると、同じ条件の航空券が25万円以上することもあります。

     

    また、学生が夏休みを利用して渡航してくることで、夏は語学学校に多くの学生が集まります。語学学校によっては夏の繁忙期に授業料を上げるところもあるので、渡航時期を選べるのであれば、観光シーズンを外した冬が費用的にはお勧めです。

     

    ただし、トロントやモントリオールの冬はとても厳しいことで有名なので、寒さが苦手な人はそこまで冷え込まないバンクーバーが冬の渡航にはおすすめです。

    ②学校のシーズンで行っているキャンペーンを利用する

    語学学校やカレッジによってはシーズンごとにキャンペーンを行っている場合があります。『入学金免除』や『長期割引』などのキャンペーンがあり、通常よりも安い金額で通うことが可能です。

     

    大学に関しては全て公立なので、学校ごとのキャンペーンといったものはありませんが、私立の語学学校やカレッジでは、学生を呼び込むためのキャンペーンに力を入れていることがあります。

     

    ぜひ、希望する学校が費用に関するキャンペーンや値下げを行っているかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。

    ③現地で働いて収入を得る

    就労可能なビザを持っている人の場合は、現地で働きながら収入を得られるので、ある程度生活費の足しにすることができます。特にワーキングホリデービザの人の場合は働ける時間や場所に制限がないので、しっかりと生活費を稼ぐことも可能です。

     

    現地で働く経験は収入を得られるだけではなく、より深くカナダの文化や社会を知ることにもつながるので一石二鳥です。

    まとめ

    カナダに長期留学をする経験は、時間や費用の面から難しいと考える人もいますが、ビザや留学の方法を選べば決して不可能ではありません。ぜひ、カナダでしかできない貴重な留学生活を体験し、人生の大きなステップにしてください。

    小杉雅

    世界中の人と繋がることのできる「英語」に魅力を感じ、高校2年の時にカナダに1年間留学しました。また、大学時には、カナダのILACという語学学校にも通いました。私自身、留学を通して語学力を身に付けただけでなく、母国を離れ、異文化に触れることで視野が広がり、価値観が大きく変わりました。その為、カウンセリングを通して、人生のターニングポイントとなる留学を志す方の背中を少しでも押せたらと思っています。

    カウンセラーに質問

    カナダ短期留学におすすめの都市と学校3選。費用はどのくらいかかる?


    カナダに留学したいけれど、学校や仕事があって長い期間は行けないから短期留学をしたい。「でも、1週間や1ケ月でカナダに留学しても意味がないのでは?」と思う人は多いのではないでしょうか。しかし、「短期留学をする意味はあります!」。

     

    そもそも、留学の価値を決めるのは滞在した期間の長さではなく、短期留学にもメリットがあるからです。これを読めばカナダに短期留学をするメリットや充実した短期留学をするコツが分かります。

    カナダに短期留学をする意味はあるの?


    「カナダに短期留学をする意味はあるの?」と疑問に感じる人は多いかもしれません。しかし、ポイントを押さえれば充実した意味ある留学にすることができます!

     

    そもそも短期留学とは、一般的に最短で1週間から3ケ月以内の留学のことをいいます。留学の大きな目的として浮かぶのは「留学して英語を身に付ける」ことですよね。「短い期間の中で英語力を習得することはできるのか?」といった疑問もあるでしょう。そこで、カナダに短期留学をするメリットを紹介しながら、なぜ短期留学でも意味があるのかを見ていきましょう。

    カナダに短期留学をする3つのメリット

    ①滞在費を抑えて留学できる

    まず、カナダの短期留学の最大のメリットは留学にかかる費用を圧倒的に安く抑えられるということです。滞在期間が短いので、生活費や学校の授業料といった滞在にかかる費用を使わなくて済みます。正直、カナダの物価は高く、特に日用品や食料品などの生活費は日本より高いものが多いです。

     

    長期滞在になるとどうしてもそういった生活費に費用をとられてしまいます。一方で短期留学の場合は生活費をかなり減らすことができます。また、学校にかかる授業料も総額的には長期留学よりも抑えることができます。

     

    ただ、長期留学の場合、長期割引が使える場合があるので一週間あたりの費用が安くなる場合があります。そのため週の授業料で見ると短期留学の方が割高になってしまうこともあります。しかし、学校に通う期間が短いので全体の費用は長期留学よりも安くなります。

    留学生が語る!カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法!

    ②短期間で集中して英語を学べる

    短期留学の強みは、集中力をキープしたまま英語を学べることです。長期留学になるとどうしても期間が長いので途中で中だるみが生じてしまいます。良い意味でも悪い意味でもカナダの生活に慣れてきて、当初の緊張が薄れ徐々に手を抜き始めるという状況が起こります。

     

    短期留学に来る人の多くが、短い期間で少しでも何かを得て帰りたいという思いが強いので、最初の緊張感や高いモチベーションを維持したまま英語を学べます。もちろん、これは本人の意思次第によるところが大きいですが、一般的に短期間でもモチベーションの高い人の方が長期留学でなんとなく通っている人よりも吸収力があります。

    ③効率的に行きたい場所に行ける

    短期留学の3つ目のメリットは、効率的に行きたい場所に行けるということです。期間が短いので行ける場所は限られてしまいますが、その限られた中で可能な限り行こうとするバイタリティーを保ちやすいです。

     

    特にバンクーバーやトロントからはバスや飛行機などを使って数時間で有名な観光スポットにも出かけられるのが大きなメリットです。そのため、プランや交通機関を選べば短期間でも効率的に行きたい場所に行くことができます。

    カナダ留学するなら外せない!おすすめ観光スポットを都市別に紹介!

    短期留学でおさえるべきポイントとは


    短期留学のメリットが少し見えてきたのではないでしょうか。しかし、短期留学を充実したものにするためには十分にプランを練り、丁寧に準備をすることが必要です。ここでは、短期留学でおさえるべきポイントをいくつか紹介します。

    ①目標や目的を明確にする

    まず、カナダの短期留学であなたが習得したいものや大切にしたいことをはっきりさせましょう。「目標や目的を明確にする」ことで、それに向かって全力で走ることができます。例えば「他の国の友達を作る」とか「ローカルカフェで好きなドリンクを注文する」とか些細に思えることでいいのです。

     

    「TOEICのスコアを900点取れるようになる」や「文法や単語を覚える」といった目標は、正直日本でがんばって勉強すればできるかもしれませんよね。そして、そういった目標はせっかくの短いカナダでの生活を満喫できなくさせてしまいます。ぜひカナダでしかできないことを目標にしてみてください。きっと想像もしなかったような発見や出会いがあります。

    ②目的に合った学校を選ぶ

    短期留学の成功を大きく左右するのが学校選びです。自分の目的に合った学校を選ぶことで、より充実した留学にすることができます。それぞれの語学学校が特に力を入れているプログラムやアピールしているポイントは異なります。

     

    特にカナダには大小合わせて300校前後の語学学校があり、世界中から学びに来る学生の要望に応えられるように様々なプログラムを独自に展開しています。では具体的にそれぞれの目的ごとにどんな学校を選んでいくといいのか見ていきましょう。

    【全139校】カナダの語学学校一覧。選び方の8つのポイントを解説!

    きちんとした発音を身に付けたい

    カナダはなまりのないきれいな発音であることで有名です。そのため、英語の基礎であるきちんとした発音を身に付けたい人は「発音矯正」のプログラムのある学校や、スピーキングに力を入れている学校がおすすめです。

    英語の基礎をマスターしたい

    基本的な文法をしっかりマスターしたい人は、放課後に個別指導をしてくれるプログラムがある学校がおすすめです。授業内で分からなかったことや他のクラスメイトは理解している雰囲気で質問できなかった時などに個別指導は心強いです。周りを気にせず先生に聞ける環境や時間が設定されている学校は英語の基礎をマスターしたい人にはおすすめです。

    いろいろな国の友達をつくりたい

    語学学校では、自分のクラス以外の人とコミュニケーションをとれる機会があまりありません。そこで学校が主催するアクティビティーに参加することで、英語レベルやクラス関係なくいろいろな国の人と友達をつくることができます。

     

    アクティビティーとは、放課後や休日などの授業以外の時間に学校が主催するパーティーやイベント・旅行ツアーなどです。アクティビティーに参加するもうひとつのメリットが、学校主催なので学生割引が効き、通常よりも安くツアーやイベントに参加できることです。

    ③行きたい観光スポットや場所を先に調べておく

    カナダにはぜひ訪れたい有名な観光スポットやガイドブックには載っていない見所がたくさんあります。短期留学の間に全てを見ることは難しいですが、行きたい場所を絞っておけばいくつかは必ず見ることができます。なので、カナダに来る前に「ここだけは行っておきたい」という場所の目星をつけて調べておきましょう。

     

    例えばカナダにいる間にニューヨークやワシントンDCに行ってみたいという人は西海岸のバンクーバーよりもニューヨークに近いトロントに渡航するのがベターです。行きたい観光スポットに合わせて渡航先を決めるのもひとつの方法です。

    カナダで短期留学をするのにおすすめの都市と語学学校

    短期留学をするのにおすすめのカナダの都市は「バンクーバー」「トロント」です。どちらもカナダの大都市で、多くの語学学校が集まっています。さらに、交通の便もよく、日本からの直行便もあるので行きやすい都市でもあります。今回はバンクーバーとトロント、両方にキャンパスを構えるおすすめの語学学校を紹介します。

    ILAC


    ILACはトロントに6キャンパス、バンクーバーに4キャンパスを構えるカナダで最大規模の語学学校です。様々なランキングサイトで高評価を得ています。また、国籍あたり最大30%と決めているので、同じ国籍の人が集まり過ぎないような配慮がされています。特にトロントやバンクーバーは留学生からの人気が高いので多くの日本人が集まりやすく、こういった国籍制限があることは短期留学をする人にとっては大きなメリットであるといえます。

     

    また、レベル分けが17段階に分かれていることも短期留学の人におすすめのポイントです。大体の学校が6~10段階でレベル分けを行っている中で、これだけ細かに分けられているということは、より自分に合ったレベルで学べる環境があるということです。英語初心者から上級者まで丁寧に対応できるクラス環境があることは短期間で英語力を伸ばしたいと思っている人には最適です。

    ILACインターナショナル・カレッジ(バンクーバー)

    ILSC


    先ほど紹介したILACと名前が似ていますが、次に紹介するのはILSCです。この学校はトロントとバンクーバーの他にモントリオールにもキャンパスを構えています。フランス語に興味のある方は、モントリオールキャンパスがおすすめです。ILSCの特徴は10段階のクラス分けと130にも及ぶバラエティー豊かなプログラムです。環境問題への取り組み方について考えるコースや英語でのプレゼンテーションのやり方を学ぶコースなど様々あります。

     

    ILSCではボランティア活動にも力を入れており、興味のある地元のコミュニティー参加しボランティアを行う機会をコースやアクティビティーの一環として設けています。ただ遊ぶだけではなく、地元の人たちと共にボランティア活動をすることを通して、カナダのリアルな現状を知り、現地の人とのつながりを持つ経験ができます。

    ILSC トロント校

    OHC(Oxford House)


    OHCは小規模の語学学校で、クラスの平均人数は12人前後というとてもアットホームな雰囲気があります。この学校の特徴は特定のテキストを用いず、先生が個々の英語力に合わせて独自のカリキュラムで授業を進めるところです。授業内で学生同士がコミュニケーションを取れるような時間を多く設け、受け身の授業にならないように工夫がされています。

     

    OHCは世界中から多くの生徒が集まり、多国籍な雰囲気があることも特徴のひとつです。また、語学学校の機能だけではなく、英語教師を目指す学生向けのプログラムがあるので、時期によってはカナダ人の生徒が通ってくることもあり、様々な人とかかわりを持つことができるのも魅力です。

    オックスフォードハウスカレッジ カルガリー校(OHC)

    短期留学の準備の流れ


    短期留学は滞在できる期間が制限されているため、出発する前にきちんと準備をしておくことが留学を成功させるカギです。では、具体的な準備の流れを見ていきましょう。

    ①留学してやりたいことや目標を決める

    まずは「カナダに短期留学してやりたいことや目標」を決めましょう。ここが決まらないとその先の具体的な準備に進んだ時に具体的なイメージが沸きません。カナダから帰ってきた後のことも視野に入れながら、どんなことをやりたいのかじっくり考えましょう。

    ②渡航都市を決める

    目的が決まったらカナダのどの都市に渡航したいかを決めましょう。カナダに短期留学におすすめの都市は、語学学校がたくさん集まっているトロントやバンクーバーといった都市部ですが、自分の目的に合わせた都市を選ぶことをお勧めします。

     

    カナダの自然を満喫したいという人にはカルガリーなどの都市部から外れたところがおすすめですし、歴史的な街並みに囲まれて生活したいという人はモントリオールやケベックなどフランス語圏の都市もおすすめです。カナダには地域ごとそれぞれ違った魅力溢れる街並みや文化があります。ぜひ、自分のお気に入りの街を見つけてみてください。

    カナダ留学の都市選びはこれで解決!おすすめ12都市を徹底解説!

    ③学校を決める

    最初に決めた自分のやりたいことや目標に合わせて進学する語学学校を選びます。学校を選ぶ際に絶対にしてはいけないことが「授業料の安さで決めない」ということです。語学学校の1週間の授業料の相場は約300~400カナダドル(約24,000~31,000円)です。

     

    この授業料は講師陣の質や学校の施設やカリキュラムの充実度などによって決まります。なので、あまりにも安い授業料は講師陣の質が悪かったりカリキュラムが劣っていたりする可能性が高いです。

    カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

    ④申し込みをする

    学校が決まれば、ここからは事務的な手続きに進んでいきます。学校の入学手続きや渡航後の滞在先(ホームステイ、学生寮など)の申請を行います。

    ⑤パスポート・eTAの申請をする

    パスポートを持っていない人はまずパスポートの申請を行いましょう。すでにパスポートを持っている人もパスポートの有効期限を見て、渡航期間をしっかりカバーできているか確認しましょう。カナダは6か月以内の滞在の場合はビザを免除していますが、eTA(電子渡航認証システム)の取得が義務付けられています。オンラインから申請可能で、申請費は7.00カナダドル(約550円)です。

    よく分かる!観光ビザでカナダ留学する方法とeTA申請マニュアル

    ⑥航空券を買う

    短期留学の場合、最も費用がかかるのがこの航空券です。日本からカナダは、最も日本に近いバンクーバーでも片道約10時間(直行便)かかります。夏の観光シーズンの最も高い時期だと、直行便の往復で約20万円(東京⇔バンクーバー)になることもあります。

     

    そこでおすすめなのが、できるだけ観光シーズンを避け、秋や冬などの航空券が安くなる時期に渡航することです。最近では格安航空券や経由便などを利用すればさらに費用を抑えることもできます。

    ⑦海外旅行保険に加入する・クレジットカードを作る

    3ケ月以内の短期留学の場合、滞在中に起こる疾病や事故などのリスクは長期滞在に比べると低くなります。しかし、日本の保険が効かないカナダでの生活にはリスクがつきものです。そのため、渡航期間をカバーできる海外旅行保険に加入することをおすすめします。短期留学で期間が短くなれば、保険料も比較的安くお手頃な価格になります。

     

    また、カナダはクレジットカード社会で、クレジットカードでのやり取りが日本以上に日常的に普及しています。なので、これを機にぜひクレジットカードを作りましょう。ちなみに、日本のクレジットカード会社大手のJCBはカナダでは使えないことが多いので、VISAやマスターカードなど世界共通で使えるクレジットカードがおすすめです。

    ⑧荷造りをする

    いよいよ最後のステップ荷造りまできました。短期留学の場合はそこまで荷物が多くなることはないですが、航空会社によってスーツケースの大きさや重量に制限があるので注意が必要です。パスポートや貴重品・パソコンやタブレットといった壊れやすい物は機内持ち込み荷物にまとめるといった準備も大切です。

    カナダ留学に必要な持ち物40選と荷物を少なくする方法

    カナダ短期留学にかかる費用


    カナダに短期留学する際にかかる費用はいくらぐらいなのでしょうか。今回紹介する金額はあくまでも目安で、滞在する期間や渡航する時期によって変わります。参考程度にご覧ください。

    渡航前

    項目費用
    パスポート申請費(5年)9,000円
    eTA(電子渡航認証システム)申請費約550円
    海外旅行保険/留学保険約10,000~20,000円/月
    航空券(直行便)往復約8~20万円

    語学学校にかかる費用

    語学学校にかかる費用は、基本的に渡航前に支払います。

    項目費用
    入学金約10,000~20,000円
    教材費無料~10,000円
    授業料約20,000~40,000円/週

    ※語学学校によってはテキストを購入する必要がなく、テキストのコピーを使う場合もあります。

    渡航後

    項目費用
    ホームステイ(3食)約2~4万円/週
    学生寮約3~5万円/週
    シェアハウス約5~9万円/月
    生活費5~10万円/月
    交際費5万円/月

    ※カナダはチップ文化があるので、友達とレストランで食事をしたりバーで飲んだりすると、合計の料金に対して約10~20%のチップを支払わなければならないので、交際費は意外とかかります。

    まとめ

    カナダに短期留学をする意味が見えてきたのではないでしょうか。短期留学の大きなねらいには、英語力を身に付けるということもありますが、限られた時間の中で海外旅行では味わえない現地のリアルな生活や文化を体験することにあります。

     

    カナダでの短期留学の経験が、カナダの魅力を知り、日本と海外の価値観や生活の違いに気付くきっかけになることを願っています。

    須栗和花

    「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

    カウンセラーに質問

    ウィニペグ留学で人気の語学学校「全5校」を徹底比較!


    カナダ内陸に位置するマニトバ州の州都であるウィニペグは、くまのプーさん誕生の地でも有名な街です。日本人がほとんどいない街ですが、アジア系の移民が多いためアジア系スーパーで日本食材なども手に入れることができます。

     

    移民も多く受け入れており、他の州に比べて永住権を取得しやすいプログラムがあるため将来的に移民を考えている人におすすめの留学先です!

     

    ウィニペグは語学学校が少なく、私立語学学校2校、大学・カレッジ付属語学学校3校の合計5校です。この記事ではウィニペグにある語学学校「全5校」を比較しながら紹介していきます。

    1位 Heartland


    アクセスが便利なダウンタウン中心にあるHeartlandは1999年に設立された私立の語学学校です。大学やカレッジ付属の学校よりもリーズナブルに通学できるため学費を抑えて留学したい方におすすめの学校です。

     

    小規模な学校のため先生と生徒の距離が近くとてもアットホームな雰囲気が特徴です。

    特徴①永住権申請や日本で就活を考えている人におすすめの試験対策コース

    Heartlandの試験対策コースはカナダでIELTSだけではなく、他の学校にはあまりない日本で一番メジャーな英語資格になっているTOEICやカナダでの進学や永住権申請の際に必要なCELPIPの試験対策があります。

     

    IELTSの試験会場にもなっており試験対策に力を入れている学校です。

    特徴②一日ごとに学ぶスキルを変えてしっかり英語4スキルが学べる

    一般英語の授業は曜日ごとに学ぶスキルを講師を変えて授業がすすめられていくためしっかり理解することができます。また、どの授業も少人数でコミュニケーションに重点を置いて進められるためスピーキング力やカンバセーションのスキルを伸ばすことができます。

     

    また、英語オンリーポリシーが厳しく定められているためしっかりと英語に集中して通学することができます。

    ハートランドインターナショナル・イングリッシュ・スクールの授業料

    一般英語 セミインテンシブ
    期間直接申し込みラララ割引
    1~3週間$ 230/週$ 230/週
    4~24週間$ 210/週$ 210/週
    25~52週間$ 200/週$ 200/週

    ハートランドインターナショナル・イングリッシュ・スクール

    2位 Global Education Language Institute


    Global Education Language Instituteは1999年に設立しトロントとバンクーバーにもキャンパスを持つ語学学校です。

     

    一般英語以外にも試験対策や進学準備コースなどに力を入れているので北米での進学希望者が多く学校全体の英語教育に対するモチベーションが高いのが特徴です。

    特徴①カナダの進学対策に強い学校

    Global Education Language Instituteではカナダの大学やカレッジ、専門学校に進学の際に必要な資格対策コースが多く用意されています。

     

    終了後に提携校に編入できるUniversity Pathwayプログラムだけではなく、多くの専門学校やその他の大学・ガレッジの必須条件であるカナダでの高等学校卒業の資格が取れるプログラムが充実しているため特にカナダで進学を考えている方にはおすすめの学校です。

    特徴②初心者から中級レベルに向けた一般英語クラスで効果的にスキルアップ

    一般英語のESLコースは4つのレベルに分けられて各クラス2.5時間ずつ効果的に授業が進められていきます。短期留学者だけでなく進学コースを受講したいけれどまだレベルが足りていない人におすすめのコースです。

    GELIウィニペグの授業料

    コース直接申し込みラララ割引
    IELTS General$ 1980$ 1980
    IELTS Academic Intermediate$ 1880$ 1880
    IELTS Academic Advanced$ 1880$ 1880
    ESL$ 2380$ 2380
    EAP$ 3600$ 3600

    GELIウィニペグ(グローバルエデュケーション・ランゲージインスティテュート)

    3位 University of Winnipeg


    University of Winnipegは世界の大学調査ランキングに名前が載ったこともある名門大学の付属語学学校です。カナダの歴史的建物に登録されているお城のような建物で本科の学生と同じようにキャンパス内の施設を使用することもできるのも魅力的です。

    特徴①レベルに合わせた授業でバランスよく学べる

    初級・中級・上級とレベルが分けられたクラスはそれぞれ一番効果的にスキルを伸ばせる内容で午後の授業が受けることができます。すべてのレベルで午後からは選択科目となっているので希望に合わせた時間割を作ることができレベルが上がるほどに選べる科目も増えていきます。

     

    また、上級クラスを修了すると本科に編入することもできるので進学希望の方にもおすすめです。

    特徴②本科の生徒と交流できるLangauage Partner制度がある

    University of Winnipegでは本科の学生と交流できるLangauage Partnerと呼ばれる制度があります。

     

    希望者に本科の生徒がボランティアとしてパートナーとなった留学生の生活面でのサポートや、宿題や授業で分からなかったことをマンツーマンで教えてくれます。語学の勉強だけでなく文化の交流もできるので是非参加したいおすすめの制度です。

    ウィニペグ大学付属語学学校の授業料

    一般英語 フルタイム
    期間直接申し込みラララ割引
    14週間$ 4,200$ 4,200

    ウィニペグ大学付属語学学校

    4位 University of Manitoba


    1877年に創立した歴史あるUniversity of Manitoba付属語学学校では、質の高い授業が他のカレッジ・大学付属の語学学校と比べてリーズナブルに受講することができるのが魅力です。

     

    また、広大な敷地内にあるキャンパスや留学生も滞在できる学生寮など施設が整っているためしっかり勉強に集中したい方におすすめの学校です。

    特徴①短期留学から進学希望者まで幅広く対応したプログラム

    University of Manitobaの一般英語プログラムは大学付属の学校では短めの4週間単位で受講できるので短期留学でも大学付属の語学学校に通いたい方におすすめです。

     

    また、上級レベルを修了すると本科や提携校に編入することができます。さらに上級者には専門的なコースや学位を取得できるコースも充実しています。

    特徴②アクティビティやボランティア活動など盛んに行われている

    留学生活をより充実させる時間として参加がおすすめなアクティビティは本科の生徒がリーダーとなって企画、実行されています。

     

    留学生が友達を作れて英語を学べるようにカンバセーションや大学のスポーツクラブへの参加、ウィニペグの街に出てのアクティビティなど多くが無料で参加できるものばかりです。

     

    地元の施設へのボランティアの斡旋もしているので語学だけでなく貴重な時間を過ごすことができます。

    マニトバ大学付属語学学校の授業料

    一般英語 フルタイム
    期間直接申し込みラララ割引
    15週間$ 4,400$ 4,400

    マニトバ大学付属語学学校

    5位 Red River College


    Red River Collegeは州で一番規模の大きな公立のカレッジです。本科は専門的なビジネスコースが充実していて、質のいい教育と就職率がとても高い人気の学校です。

     

    その付属となる語学学校では本科に編入できるコースや医療英語やビジネス英語が学べるコースなどが揃っているので社会人の方や就職活動を控えている方におすすめの学校です。

    特徴①15週間かけてじっくり学べる環境

    Red River Collegeの一般英語コースは15週間かけて英語のすべてのスキルを学ぶことができます。

     

    また、英語のスキルだけではなく授業ではコミュニケーションスキルを伸ばすことに重点を置いた授業やコンピュータースキルを伸ばす授業など実践的なスキルを学ぶことができ長期で通学しても飽きの来ない授業内容が魅力的です。

    特徴②語学もカナダの文化も体験できるサマーキャンププログラムが魅力的

    Red River Collegeでは夏にどのレベルの人でも参加できるサマーキャンプを毎年開催しています。キャンプでは1日を通して語学はもちろん、博物館に行ったり自然を使ったアクティビティが多く盛り込まれていて楽しく英語とカナダの文化や歴史を学ぶことができます。

     

    2週間という短期なので普通の旅行では体験できない経験をしたい方におすすめのプログラムです。
     

    レッドリバー・カレッジ付属語学学校の授業料

    一般英語 フルタイム
    期間直接申し込みラララ割引
    4カ月$ 4,600$ 4,600

    レッドリバー・カレッジ付属語学学校

    ウィニペグ語学学校まとめ

    ウィニペグでおすすめの人気語学学校を全「5校」を紹介いたしました。ウィニペグは日本人がほとんどいない環境でしっかり語学を学ぶことができ他の都市と比べても生活費を抑えて暮らすことができます。

     

    街の人たちもフレンドリーで治安もよく暮らしやすく、移民を多く受け入れているため将来的にカナダで永住権を申請したい方に特におすすめの留学先です。

    小杉雅

    世界中の人と繋がることのできる「英語」に魅力を感じ、高校2年の時にカナダに1年間留学しました。また、大学時には、カナダのILACという語学学校にも通いました。私自身、留学を通して語学力を身に付けただけでなく、母国を離れ、異文化に触れることで視野が広がり、価値観が大きく変わりました。その為、カウンセリングを通して、人生のターニングポイントとなる留学を志す方の背中を少しでも押せたらと思っています。

    カウンセラーに質問

    カナダのおすすめ『観光スポット』を都市別に紹介!

    雄大な自然と都市が共存するカナダには絶景を望める観光スポットが盛りだくさんです。カナダへ留学やワーキングホリデーで訪れた際にはカナダの絶景巡りをしてみてはいかがでしょうか?カナダのことはあまり知らないという人も多いことでしょう。ここではカナダへ留学の際に抑えておくべき観光スポットの数々をご紹介していきます。カナダへ訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。

    ブッチャート・ガーデン(ビクトリア)

    美しい花が咲き誇ることで有名なビクトリアにはブッチャート・ガーデンという広大な庭園があります。カナダの観光地としても有名なブッチャート・ガーデンには桜やチューリップなど季節ごとに違う花が咲き誇ります。

     

    1906年から続く庭園内には湖や噴水などがあしらわれており、日本庭園やイタリア庭園など5つのメインエリアが作られています。美しい庭園と合わせてイギリス由来のアフタヌーンティーを楽しむのもビクトリアならではの楽しみ方なので、訪れた際にはぜひ優雅なアフタヌーンティーをためしてみてはいかがでしょうか?

    スタンレーパーク(バンクーバー)


    バンクーバーの国立公園のスタンレーパークはアメリカの旅行誌で世界に2番目に打つk志井公園に選ばれるほどバンクーバーでも人気の公園です。スタンレーパークはとても広大で、北米の都市公園の中でもトップ10に入るほどです。

     

    大自然がそのまま残っているスタンレーパークでは海を眺めるデートやランニングやサイクリングなどスポーツを行う場所としても人気を集めています。公園内には水族館があったり、先住民族の象徴であるトーテム・ポールが立ち並んでいたりと様々な楽しみができます。

    キャピラノ釣り橋(バンクーバー)


    バンクーバー最古の観光スポットであるキャピラノ吊り橋は迫力満点の絶景を望める場所として人気を集めています。8千年以上前より先住民が暮らしていた歴史のあるキャピラノブリッジは全長136m、高さ70mのスリル満点の吊り橋です。ゆらゆら揺れる吊り橋は周りを森林に囲まれ吊り橋の迫力と共に絶景を目の当たりにすることでしょう。

     

    キャピラノ吊り橋エリアは広々とした敷地内を歩くことができ、まるでアスレティックのように吊り橋や階段などが設置されています。冬にはライトアップが行われるなど季節によって楽しめるのもキャピラノ吊り橋の魅力です。また、クリフウォークが設置され、断崖絶壁に遊歩道が設置され、さらに迫力満点な散策が行えるの魅力です。料金は少し高めの設定ですが、年間パスが安いので、長期でカナダに滞在する人は年間パスがおすすめです。

    ウィスラー


    ウィンターオリンピックで有名な北米最大のスキー・リゾートであるウィスラーはカナダでも有数の観光地です。2つの山を丸々滑れる広大なゲレンデには、冬になるとヨーロッパやオーストラリアなどまた、世界中からスキーやスノーボードに訪れるほどです。ウィスラーの魅力は冬だけではありません。アウトドアのイベントも多く1年中を通して人気のある観光地です。

     

    ゲレンデでは夏にはマウンテンバイクのイベントが開かれ、ゴンドラを使用して山の頂上にたどり着けばそこからはウィスラーの絶景が広がります。ウィスラーには山に囲まれ、周辺でハイキングを行うのも人気です。

    ジョフリー・レイク(ウィスラー)


    ウィスラーから車で1時間ほどの場所にあるジョフリー・レイクはまるで宝石のような美しい色の湖として有名です。往復で11㎞のハイキングを行うと途中に3つの湖があります。2つ目の湖はターコイズブルーの色をしており、周りは針葉樹林で囲まれた幻想的な景色が広がります。

     

    ジョフリー・レイクは標高が上がるにつれて湖の色が濃く美しくなっていきます。ベストシーズンは6月~9月です。5月には頂上がまだ雪に覆われており、非常に危険なハイキングとなるため気をつけてください。少し長い道のりとはなりますが、非常に美しい湖なので一度訪れてみてはいかがでしょうか?

    コロンビア大氷原(ジャスパー)

    ジャスパーから車で1時間半のところにコロンビア大氷原は広がります。コロンビア大氷原はとても大きな氷原で、コロンビア大氷原の一部であるアサバスカ氷河は北半球最大規模の氷河と言われています。目の前一面に広がる氷原はカナダという寒い国だからこそ体感できる絶景を望めることでしょう。

     

    300mもの分厚い氷の上を歩き、氷河の冷たい水を飲めるなんてなかなかできない経験ではないでしょうか?コロンビア大氷原の観光は4月~10月の期間限定で行われるので、ぜひ一度訪れてみてください。コロンビア大氷原の観光時にはグレイシャー・スカイウォークでガラス張りの展望遊歩道から大自然が作り上げた絶景を堪能するのがおすすめです。

    カナディアンロッキー(バンフ)

    カナダの観光地として有名なのがカナディアンロッキーです。数々の絶景を望むことができるカナディアンロッキーではダイナミックなカナダの大自然を楽しめる観光名所も多数あります。バンフ・ジャスパー・カルガリーなど多数の都市が存在する広大なカナディアンロッキーは世界遺産にも登録されています。

     

    カナディアンロッキーの魅力はなんといっても北極に次いで北半球で第2の大氷河と氷河が作り出す美しい湖の数々でしょう。氷河が作りだした湖は珍しいエメラルド色のものなどもあり、まるで自然の作り出した宝石のように見るものを魅了します。。カナダの作り出す大自然の中では熊や鹿、バッファローやムースなど様々な野生動物と出会うことができるのも魅力の一つです。

    モレーン湖(バンフ)


    バンフ国立公園の標高1885mに位置するモレーン湖は世界で最も美しい湖と呼ばれています。氷河の水で作られたモレーン湖は氷河に含まれる鉱物の影響でなんとも美しい青緑色をしています。まるで宝石のような色を放つモレーン湖の絶景に自然の神秘を感じることでしょう。

     

    モレーン湖は冬には凍り付いてしまうので、訪れるなら7月以降をおすすめします。湖の周辺ではカヌーのレンタルも行っているので、美しい湖を間近に眺めながらカヌーで優雅に散策するのもおすすめです。モレーン湖を訪れるお勧めの時間帯は日の出です。モレーン湖で見る日の出はまるでこの世の物とは思えないほどの絶景を見せてくれます。

    オーロラ(イエローナイフ)

    カナダの観光に外せないのは世界でも有名なオーロラでしょう。フィンランドなど寒い場所でしか見ることのできないオーロラはカナダ北部でも見ることができます。カナダにはオーロラベルトがあり、高確率でオーロラを見ることができます。ホワイトホースやバンフでも見ることはできますが、特にイエローナイフはオーロラが出る確率が高くオーロラの聖地とも言われています。

     

    人生で一度は見たいと言われる絶景のひとつであるオーロラは、2月から4月の中旬がベストシーズンです。緑だけでなくピンクや紫色に見えるオーロラ爆発に出会える可能性も非常に高いのもイエローナイフの魅力です。また、オーロラは冬だけではなく夏にも見ることができ、夏にはオーロラが湖に映る逆さオーロラを見ることができます。カナダで見ることのできる大自然の感動を味わってください。

    モントリオール

    カナダ第2の都市であるモントリオールは英語とフランス語が共用語の街です。フランスの植民地であった歴史があり、街全体がヨーロッパのような雰囲気を醸し出しています。ヨーロッパの建築物が立ち並ぶモントリオールは北米のパリと称されており、ノートルダム協会や世界の女王マリア聖堂、美術館があり芸術豊かな街としても知られています。また、シルク・ド・ソレイユもモントリオールが発祥地となっています。

    ケベックシティ


    ケベックシティは1608年に毛皮交易の拠点として築いた砦が有名です。北米の都市で最初に世界遺産に登録されるなど古都としての魅力あふれる街です。砦で囲まれた内側に街が広がり、旧市街地として人気を集めています。まるで別世界に来たような空間を味わえるケベックシティはカナダの観光地としても有名で多くの観光客が足を運びます。

     

    歩いて散策をするだけでも楽しめるケベックシティには勝利のノートルダム教会やノートルダム聖堂など歴史あふれる建造物もあります。現在も軍事基地として使用されているシタデルはイギリス軍が建造した堅固な要塞で時間によっては衛兵交代式を見ることができる貴重な観光地です。ケベックシティの旧市街は夜に灯りがともり、砦と灯りのコラボレーションが織りなすロマンチックな夜景を楽しむことができます。

    メープル街道(オンタリオ州、ケベック州)


    メープルの葉はカナダの国旗ともなっているほどカナダでは有名です。カナダにはメープルの木が沢山植えられており、秋には紅葉が美しくメープル街道と呼ばれる有名な観光地となっています。メープル街道はオンタリオ州からケベック州まで続いており、全長800㎞もの長い道沿いで紅葉を見ることができます。

     

    メープル街道が美しくみられるベストシーズンは秋の紅葉の9月下旬から10月上旬です。街道一面が紅葉で覆われた景色はなんともファンタジーでカナダの雄大な自然を心行くまで感じることができます。

    ナイアガラの滝(トロント)


    イグアスの滝、ビクトリアの滝と並び世界3大滝と呼ばれているのがトロントにあるナイアガラの滝です。世界各国からナイアガラの滝を見ようと訪れる人が多いカナダでも有名な観光地です。カナダに訪れた際には一度は訪れて頂きたいおすすめの場所です。

     

    トロントの都市部より長距離バスで約2時間の場所に位置するナイアガラの滝では大迫力の水しぶきを体感することができます。ナイアガラの滝にはいろいろな角度から楽しめるスポットが沢山あります。

    ナイアガラの滝のみどころ

    ナイアガラの滝周辺で1泊する人に欠かせないのがライトアップです。夜には赤や黄色などのライトでライトアップされるナイアガラの滝が見られ、昼とはまた別の顔を見せてくれます。他にも船でナイアガラの滝の真下まで近づけるツアーもあります。真下からみるナイアガラの滝はさらに迫力満点でナイアガラの滝の水しぶきに自然の迫力を間近で体験することができるでしょう。

     

    また、時間がある人におすすめなのがアメリカ側からみるナイアガラの滝です。ナイアガラの滝はカナダとアメリカの境にあり、カナダ側とアメリカ側から楽しむことができます。大きいのはカナダ側のナイアガラの滝ですが、アメリカ側には無料で歩ける歩道がナイアガラの滝に沿って設置されているので、滝のすぐ近くまで歩いていくことが可能です。カナダ側から橋を渡るとアメリカ側になるので、一度寄ってみてはいかがでしょうか?

    プリンスエドワード島

    世界的に有名な児童文学である赤毛のアンの舞台となったプリンスエドワード島がカナダにはあります。プリンスエドワード島は作者であるモンゴメリーの故郷でもあります。まるで本の中に迷い込んだような美しい自然あふれる街並みが印象的なプリンスエドワード島は赤毛のアン好きには見逃せない場所でしょう。

     

    島のあちこちに赤毛のアンのグッズを売っているなどファンタジーな気分を味わえるプリンスエドワード島にはおしゃれでかわいいB&B(宿舎)が多いのでぜひ1泊してみてください。散策しているでけでまるでおとぎの国に迷い込んだかのように美しい景色が広がります。

    カナダの絶景を堪能しよう

    カナダには大自然あふれる絶景を見られる場所が多数存在します。2017年に150周年を迎えたカナダには大都市の中でも自然がありのまま残されているのが魅力です。カナダの雄大な大自然に心打たれること間違いないでしょう。留学やワーキングホリデーでカナダに訪れる際にはぜひカナダのおすすめ観光地を巡ってみてください。ここでしか出会えない数々の絶景が人生の思い出に刻まれること間違いありません。

    永井将馬

    ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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