カナダ留学で専門学校(カレッジ)には通える?入学要件や費用など詳しく紹介!

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最近では大学生や社会人を中心に、留学することが多くなってきました。その中でも日本人に人気の留学先としてカナダが挙げられます。

 

最もベーシックな留学といえば語学学校への留学ですが、ある程度英語力がある人は大学や専門学校で専門知識を学びながら英語力を伸ばす人もいます。

 

しかし留学を扱ったサイトは多くが語学学校に関するものであり、特に専門学校の情報はそれほど多くありません。そこで今回は、カナダ留学の専門学校に焦点を当て、徹底解説します。

カナダの専門学校とは?

カナダの専門学校=カレッジ

Point

公立カレッジ:大学編入コース&職業訓練コース

私立専門学校:小規模

日本で言うところの専門学校は、カナダでは「カレッジ」と呼ばれています。

公立カレッジ

カレッジの中にも種類があり、カナダ政府や州政府が運営する公立カレッジは「コミュニティカレッジ」と呼ばれ、大学2年または3年次に編入することを目的に教養課程の単位を取得する「大学編入コース」と、カレッジ卒業後に就職を目指して実践的な専門知識を身につける「職業訓練コース」があります。

私立カレッジ

公立カレッジよりも小規模で、学校法人などに運営されていないものは私立の専門学校に当たります。これはコースで分かれているのではなく、学校自体がビジネス専門学校やホテル専門学校などと専門によって分かれていることが多いです。3ヶ月や半年でコースを修了できるものもあります。

カナダの専門学校での専攻例

カナダの専門学校の特徴として、コースが多種多様であるということが挙げられます。コミュニティカレッジでは60以上のコースが開講されており、私立の専門学校はバンクーバーで60校以上、トロントには120校以上あります。

 

専攻の例としては、ビジネス、映画製作、ホスピタリティ、ツーリズム、ウェブ系、国際貿易、料理、デザイン、ファッション、美容師養成学校など将来なりたい職業や興味に合わせて学校・コースを選択することができます。

 

中には日本人スタッフが常駐しており、安心してカナダ留学ができるよう配慮されている学校や、ほとんどの学生が留学生で占められており、国際色豊かなクラスメイトと共に学べる学校もあります。

カナダの専門学校の学費

Point

付属英語コース:260万円/年

カレッジ:200万円/年

大学:300万円/年

カナダでは通う学校や種類によって学費が大きく異なります。カレッジや大学の附属英語コースに1年通う場合は、1週間約20時間の授業でおよそ260万円です。

 

カレッジとなると、2学期間でおよそ200万円〜250万円程度です。大学が2学期間でおよそ300万円かかることを考えれば、カレッジは安く通うことができます。

 

カナダで大学卒業の学位(ディグリー)を取得したいけれど学費を抑えたい人は、カレッジの大学編入コースに入学し、卒業後の1年〜2年間を大学に通うというパターンが多いです。自身が選ぶプログラムや学校によって大きく学費を節約することは可能です。

カナダで専門学校に入学する4つの方法

方法1:カレッジへ直接入学する

日本でカレッジ進学に十分な英語力がついている場合には、直接入学を利用することができます。カレッジへの進学方法の中では最も安く抑えられ、渡航後すぐにカレッジの授業を受けることができます。

 

日本で英語力を示すIELTSやTOEFLのスコアを取得し、希望のカレッジに高校の成績証明書と共に提出します。通常は入学試験などはなく、英語力と高校の成績で入学の合否が決まります。学校によっては入学の際にエッセイや簡単な試験を実施しているところもあります。

 

必要な英語力は学校や専攻によって異なりますが、IELTS6.0、TOEFL80程度が目安です。

方法2:語学学校のカレッジトランスファーコース

語学学校は毎週入学を受け入れているところや、月に2回入学日を設けているところもあり、入学時の英語力は問われません

 

カレッジ進学のレベルになるまでじっくりと英語を学べ、カレッジや大学の附属ESLコースと比べると学費も安いです。周りは留学生ばかりで英語力も同程度なので、カナダでの生活に慣れやすいでしょう。

 

語学学校の授業の中で会話だけでなく、ディベートやプレゼンの練習も行うため、カレッジ進学への準備が整えやすいです。

 

質の高いとされる語学学校は専門学校や大学と提携しており、進学プログラム修了証があればTOEFLなどがなくても英語力の規定をクリアしていると見なされます

方法3:カレッジのESLコースから入学する

カレッジによっては附属の英語コースが設けられている場合があります。自身が希望しているキャンパス内で授業を受けられるのでモチベーションを保て、カレッジに進学後も環境の変化が少ないのですぐに授業に慣れることができます。

 

デメリットとしては、語学学校が比較的いつでも入学を受け入れているのに対し、カレッジのESLコースでは2ヶ月〜4ヶ月に1回しか入学時期がない点です。

 

また、留学前に進学する学校を決める必要があり、コストも語学学校より高い場合が多いです。しかしよりカレッジでの授業を意識した授業が行われるため、英語力向上にはぴったりです。

方法4:条件付き入学許可を得た上で、カレッジのESLコースから入学

高校の成績は十分規定を満たしており、英語力以外は問題ない場合、条件付きの入学が認められることがあります。

 

これは日本で取得したTOEFLやIELTSのスコアが規定を満たしていない場合、カレッジ附属の英語コースにまずは入学します。そして必要なレベルに達すると、自身が希望しているカレッジの専攻へ入学が認められるというシステムです。

 

もう少しでカレッジ進学レベルだという人は、スコアが足りていないからと諦めずに願書を提出してみましょう。

専門学校の入学時期

カレッジへの入学はいつでもできるわけではありません。プログラムや学校によっても異なりますが、カレッジの場合は9月・2月の入学が一般的で、3学期制の場合は9月・1月・5月に入学できるとしているところもあります。好きな時期に入学できないため、高校卒業後すぐに渡航しても9月まで就学できない場合や、大学を休学する期間とカナダのカレッジのプログラムの期間が合わずに終了できない場合もあります。しかし人気のところは入学の半年前に規定人数に達してしまうこともあるため、早くから行動する必要があります。

カナダの専門学校の入学要件

カナダでは選抜試験が学校ごとに行われることは少なく、英語力と学力の条件を満たすことができれば入学できます。学力に関しては高校を卒業していれば問題ありません。

 

ただしカレッジで希望する専攻によっては高校で受講した科目や成績が規定に満たしていないと入学できない場合もあります。特に理系の専攻の場合、生物や数学などの成績が良くなければ入学できないとしている学校もあります。

 

一般的にカレッジ進学に必要な英語力はIELTS6.0、TOEFL80位と言われています。これらの英語のスコアがない場合には、カレッジの英語力テストを受けられるところもあります。

カナダの専門学校に通う4つのメリット

①専門知識を学べる

専門学校では、一般教養を学ぶことはもちろん、専門知識を学ぶことにフォーカスをあてています。

 

大学では専攻別に授業が分かれていても、研究の方法や抽象的な概念を学ぶことが多いのに比べ、専門学校ではより具合的で実践的な知識を学ぶことができるため、卒業した後のキャリアも築きやすい傾向にあります。

 

また、1年コースでは「サーティフィケイト」(特定のコースn修了証明書)、2年コースでは「ディプロマ」(学校の卒業証明書)、3年コースでは「アドバンスド ディプロマ」が取得でき、自身の目的に合わせたコースを選択することができます。

②大学よりも入学しやすい

日本とカナダの高等教育機関への進学で最も大きく異なる点は、入学試験です。カナダではほとんどの学校が高校での成績や英語力を元に合否を決定し、別で入学試験をするということがありません。

 

しかし日本と同様、専門学校の方が大学よりも入学基準が易しいというメリットがあります。カナダに留学する時点で大学に入学できる英語力の高さを持っている人は少ないため、専門学校を選択する人は多いです。

 

英語力でいえば、大学入学レベルではTOEFL iBT88〜100が必要とされるのに対し、コミュニティカレッジでは71〜80が求められます。

③就職活動でアピールポイントになる

カナダの専門学校のプログラムを修了したということは、十分な英語力と専門知識があることを証明できます。留学が珍しくなくなってきて英語を話せる日本人も増えてきました。だからこそ英語ができるかというよりも、英語を使って何ができるか、どのレベルまでできるかが鍵となってきています。

 

ただ外国に一定期間住んでいたのではなく、専門学校で学んでいたという経験は就職活動でプラスに働いてくれるでしょう。留学したという事実よりもそこで何を学んだのかという質を見られるため、専門学校での経験は強みになる傾向にあります。

④学校に通いながらアルバイトができる

カナダでフルタイムで大学やカレッジに通っている場合、週20時間以下のアルバイトが認められています。また、長期の休みになればフルタイムで働けるため、金銭的にも楽になるでしょう。

 

留学生向けのアルバイトの求人が貼り出されている学校もあります。語学留学と言われる語学学校やカレッジ・大学の附属の英語コースに通っている場合はアルバイトは認められていません

 

生活費分をアルバイトで賄えるだけでも大きく負担は減るため、専門学校に通うメリットと言えます。

カナダで専門学校に通う2つのデメリット

①学費が高い

アメリカよりもカナダに留学する人が多い理由の1つとして、カナダの方が学費が安いことがあります。

 

しかしカナダでは、現地の学生に比べて留学生の学費は2〜3倍と高く設定されている学校が多く、カナダの公立カレッジで1年間学ぶのと、日本の私立大学で1年間学ぶのがほとんど同じ学費であると言われています。

 

日本で国公立の大学に通っている人にとっては、学費が高くて留学が難しいという人もいるでしょう。しかし、留学する人に向けての奨学金もあるため、それらを利用して留学し、専門知識と高い英語力を身につける人も多くいます。

②予め専攻を決める必要がある

特にカレッジ附属のESLコースから入学する場合、予め専攻を決めておく必要があります。専門学校で学びたいことが決まっていない、今度学びたいことが変わってくるかもしれないという人には、途中で希望のコースを変えることが難しいです。

 

その点、大学は同じ州内では単位互換の制度が整っており、気軽に学部や学校を変更することができます。専門学校では単位を互換できないことや学校自体を変更しないといけないことも多いため、手続きが面倒になったり1年次から全て授業を取る必要が出てきたりします。

 

興味が様々あり、1つに絞れなという人は大学進学を視野に入れた方がいいかもしれません。

カナダの専門学校卒業後の4つのキャリア

①現地就職

カナダで専門学校を卒業した後、そのままカナダで現地就職をする人は少なくありませんカナダは学歴社会であるため、ディプロマ以上を持っている人は就職しやすい傾向にあります。

 

専門学校に通っている間にアルバイトをし、そのアルバイト先で正社員として採用されたり、コーププログラムでの実習先が就労ビザの手続きをしてくれたりするなど、現地就職のパターンは人によって異なります。

 

いずれにしても英語力の高さはもちろん、専門知識が身についているかやチームワークができるかなど細かい点まで見られるので簡単ではありません。

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②就労ビザの取得ができる

カナダでは一定のコースやプログラムを修了した外国人は、「Post Graduate Work Permit」という就労ビザを取得することができます。

 

10ヶ月以上のコースを修了した外国人は最大で1年間、2年以上のコースを修了した外国人は最大3年間の就労ビザを申請できます

 

ただしこのビザは公立カレッジ卒業者向けであり、公立カレッジの中でもプログラムによってはビザの要件を満たさないものもあります。

 

現地で働くことを視野に入れている場合、専門学校に進学する前にこのビザを取得できるのか確認しておきましょう。就労ビザを持っていれば企業に採用れやすくなり、現地採用される可能性が高まります。

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③日本で職を見つける

カナダの専門学校を卒業後、日本に帰国して就職活動をする人もいます。同じ専門学校卒業という学位でも、カナダの学校を卒業したというのと日本の学校を卒業したというのは評価が異なります。

 

特に海外の人を相手にすることが多い仕事の場合は、海外の学校のプログラムを修了したというのは重要なアピールポイントとなります。

 

ただし学位よりも学校で何を学んだか、どのような努力をしたかを見られることが多いため、入学できたからといって気を抜かず、学業に力を入れましょう。

④大学に進学する

専門学校を卒業してから日本に帰国したり現地就職をしたりする人がいる一方で、大学でさらに学び、ディグリーを取得する人も少なくありません。

 

カナダでは大学卒業を就職の条件としている企業も多いため、ディグリーがないからという理由で応募すらできないことも少なくありません。

 

特にコミュニティカレッジの大学編入コースを修了した人は大学に編入することがほとんどです。コミュニティカレッジ入学時には十分な英語力がなかったとしても、カレッジ卒業時には授業についていけるレベルに達している人も多いです。

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まとめ

今回はカナダ留学で専門学校に通うという選択肢を詳しく紹介しました。英語力がないからと諦めず、専門学校に入学する方法はいくつもあります。自分が学びたい分野の知識が身につくだけでなく、語学学校よりも実践的な英語力が身につけられると人気です。

 

ぜひ、カナダ留学で専門学校に通うことも選択肢として視野を広げてみましょう。

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佐野まさみ

語学学校では一般英語コースを受講。バリスタとして働きながら、バンクーバーで1年間ワーキングホリデーをしました。オーストラリアのTAFEへの交換留学も経験していますので、カナダとオーストラリアの違いもご紹介できます。

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