知らないと損?カナダのタックスリターンについて徹底解説!


カナダではワーキングホリデーCo-opで留学すると、現地で働くことができます。働くと給料をもらう受け取るわけですが、日本と同じく税金が天引きされます。

 

日本でも同じですが、天引きされて払いすぎた税金は後から返してもらうことができます。これがタックスリターンと呼ばれるものです。

 

少しでも節約して留学するためにもタックスリターンについてはぜひ知っておきましょう。

①タックスリターンとは?

日本では確定申告と呼ばれているもので、カナダではインカムタックスリターン(Income tax return)と呼ばれています。カナダは日本と異なり企業が行う年末調整のようなシステムがなく個人で申告する必要がございます。

 

会社から給料を受け取る際に通常は税金が給料から引かれていますが、正確な納税額は1年間の総収入によって計算が行われます。

 

月ごとに正確な計算ができない為、会社は予想される税金を考慮して毎月の給料から天引きしています。この時、多めの税金が差し引かれていることが多くなります。

 

年度が変わり総収入が確定すると、税金額も確定され実際に支払った税金の差額が発生します。この差額の調整をする事がタックスリターンです。

 

税金を多く払っていればカナダ政府から返金されますが、少なかった場合は追加での支払いが必要になります。

 

ワーキングホリデーの場合は数多くの方が所得税の還付を受けとっています。金額に差はありますが多い方で$1,000以上の還付を受けています。帰国の際は手続きをする事を忘れない様にしましょう。

②申請条件

申告年度

カレンダーイヤーが適用され、1月から12月を1年とみなします。

 

2021年3月~2022年2月までの1年間カナダに居住する場合は2021年3月から12月、2022年1月から2月までの2年分の申告期間となります。

申告期限

4月末日までに申請が必要。(期限をすぎても申請は可能)

 

基本的に翌年の4月までの申請が必要になります。政府に追加で税金を払わないといけない場合、申請期限をすぎると滞納という状態になり利子が加算されてしまいますのでご注意ください。

 

滞納分については分割払いも可能となっておりますが直接CRA(Canada Revenue Ageny)への問合せが必要となります。

 

滞納がなければ4月以降の申請でも問題ございません。また2.3年前の未申告分の申請も可能です。

申請対象者

  • カナダ国籍者
  • 永住権保持者
  • ワーキングホリデー、その他就労可能なビザにて勤務先から収入を得ている者
    (学生ビザで就労を認めらている場合も対象)

③申請の対象となるもの

所得税

雇用主から2月に受け取るT4(源泉徴収表)が必要

医療費

永住権・市民権を保持している者が対象

学費

T2202Aという頑張ってから発行される正式な書類が必要
政府指定の学校のみが対象(大学、カレッジ)
語学学校の学費は対象外

家賃

オンタリオ州のみが対象
また申請年度の還付金受取月にオンタリオ州に住んでいる事が条件となります。
ホームステイの場合は食費を除く50%が申請対象

④必要書類

SIN (Social insurance number)

番号がわかるものを用意

T4 SLIP(源泉徴収表)

2月中に雇用主が作成、学生、観光ビザの方は不要

家賃領収書

全て英文で明記された領収書
カナダドルでの家賃額、オーナーの名前、サイン、住所、借りていた期間が記載された領収書が必要になります。

授業料領収証

T2202A

振込先の銀行口座/VOIDチェック

直接振込を希望する場合に必要

T1 General (申請用紙)

オンラインで申請の場合は不要になります。1月末頃~税務署、郵便局、ドラッグストアなどで配布されています。

⑤申請方法

1月終わり頃から郵便局や税務署に「T1 General」と書かれた申請書とガイドが置かれていますので事前に入手しておきましょう。最近はCRAからダウンロードして印刷するのが一般的になっています。

 

参考URL※各州の申請ガイド
https://www.canada.ca/en/revenue-agency/services/forms-publications/tax-packages-years/general-income-tax-benefit-package.html

オンライン申請

オンラインでの申請はご自身でソフトをインストールし申請する必要がございます。無料、有料と様々なソフトが用意されております。下記リンクより申請のソフト一覧がご覧頂けます。

 

参考URL※カナダ政府認定申請ソフト
https://www.canada.ca/en/revenue-agency/services/e-services/e-services-individuals/netfile-overview/certified-software-netfile-program.html

⑥申請後について

申請完了後、4週間~6週間でNotice of Assessment(査定通知)が届き納税額が確定します。(申請時期によっては2ヶ月以上かかる場合もございます)。

 

申請時に銀行振込みを希望された方は指定口座に振り込まれます。その他の場合は小切手が同封されていますので詳細を確認して還付金を受取りましょう。

⑦不安な時は代理店に委託しましょう

カナダにはタックスリターンの申請を行う代行業者がございます。

 

申請方法はわかっていても間違っている可能性があると不安を抱いたまま申請をするより確実に申請をしたい方や手間をかけたくない人には代行申請がおすすめです。

 

代行業者は書類の用意、必要事項を記入するだけで後はすべて行ってくれるので非常に便利なサービスとなっています。

 

$50程度で申請代行を頼める事だけでなく、個人で申請するよりも多くの還付金が発生している事例もございます。代行業者として専門的に行っていますので安心して依頼ができます。

 

個人で代行をしている方もいますが、トラブルを回避する為にも実績豊富な業者を利用する事をおすすめします。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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