【LSIトロント体験談】高校留学を経て再度カナダに短期留学

Point

名前:栗田優花
学校名:LSIトロント
受講コース:Intensive 25
通学週数:2週間
ビザの種類:観光ビザ

高校時代の英語力を取り戻すため短期留学を決心

もともと高校時代に約2年の留学経験があった為、ある程度は英語力が身についていましたが、大学4年間では全く英語に携わらなかったので、英語スキルも落ち、自信もなくなり、いざ就職先で英語を使いたいと思っても実力が伴っていない、とギャップを感じたこと、そのギャップを埋めたいと思ったことが今回の留学のきっかけです。

 

やはり2年間の海外生活は、自分の人生の中で色んな面から見ても濃密な時間で、語学力だけをとっても、英文を構成するときの頭の回転の違いだったり、舌の周り具合、発音のクリアさを当時のまま感覚だけ覚えていて、でもそれらがほとんどを失ったことを味わうのは、辛かったです。こんなんじゃなかった、また自信をもって英語を使えるようになりたい、と思い、留学を決意しました。

英語の発音の綺麗さ、人と治安の良さから再度カナダを選択


高校時もカナダを選びましたが、その当時から選択理由として変わらないことは、英語の発音が綺麗なこと、人と治安がいいことです。今はグローバル化が進み、地域による英語のクセが少なくなってきているかもしれませんが、当時はかなり差があると言われていました。英語を使えるようになりたくて留学をしたのに、身に付けた英語にクセがありすぎて人に伝わらない、という人も聞いたことがあったので、いわゆる標準的な誰にでも伝わる英語を使っている地域に留学したいと思い、決めました。また現地の人もカナダに集まった人もみんな親切で心地がいいのがとても好きです。

 

今回もカナダに留学を決めたのはそれを実感できたから。2度目の留学で改めて、その地域と人が、自分の英語力と留学経験の基盤になると感じました。

人との交流が英語力を上げる一番の近道

色んな人が、色んな思いや考えを持っているんだと知ることができます。海外の語学学校に入学することは、その国の文化のなかで生活することができること、また語学学校に集まった世界中のクラスメイトと生活することができます。今回の留学も、ただの「旅行」にしなかったのは、英語のブラッシュアップも目的にありますが、文化を体感し新しい人と接することが目的にありました。私は、人との交流が一番英語力を上げる近道だと感じています。

 

留学のメリットとして、よく「視野が広がる」と聞くのではないかなと思いますが、とてもアバウトな表現ですが、やはり知らない土地で知らない人と生活することは、予想にもしなかったことが多々起きるので、自身のキャパシティが広くなることを感じますし、人生において重要なことだと思います。

やはり2週間は短かったのでもっと滞在したかったです

特に辛いことはなかったですが、時間がとにかく足りず、もっと長く滞在できれば、、と何度も思いました。毎日、授業やアクティビティに思いっきり参加し、夜は友達と遊んだり、出かけたり、朝から夜まで、本当に充実した日々でした。私にとって2週間が金銭的にも時間的にもマックスでしたが、後悔しない為にも長ければ長いほうがいいので、留学を決断するときは様々な面において入念な準備をしておくことをおすすめします。

 

私は英語を思い出すための留学でしたが、英語力を定着させる為の留学でしたら最低半年は必要だと思います。かなり頑張って半年ほどでやっと自分の英語力の向上を体感できるのではないかなと思います。長期で留学していたときは半年なんて必死になっていたら終わっていて、1年過ぎたら少し話せるようになったかな?と思えたくらいです。実際2年の留学を終えたときも、まだまだだなと思っていたので、語学の勉強に終わりはなさそうです。

アドバンスクラスは大学の講義のような内容で英語力のみならず思考力も必要


LSIでは、入学前のオンラインテストと入学時の面談でクラス分けが決まります。私はアドバンスクラスに入学したので、担任の講師からも大学の講義のような内容を提供すると説明されました。基礎文法は理解している前提で、トピックにフォーカスした専門的な単語や熟語を学び、エッセイのような長文を書けるように、またディスカッションできるようになることを目標とした授業構成でした。

 

トピック内容は多様で、生物学、心理学、時事問題などが使われていた印象です。特に覚えているのは、「あなたの国・都市が、より良くなる為に行なっていることは何?」という質問。英語力以前に、自分のなかに何を持っているか、何を知っていてどう感じているのか、ということが試され、今まで考えてみなかったことも考えるきっかけになり、英語力以外にも磨かれたことが多く、刺激的だったなと思います。

アクティビティは週2回開催


映画を見たり、ゲームをしたり、博物館に行ったり、近くにそり滑りに行ったり、季節によってはNYへの小旅行やナイガアラの滝観光などもあるそうで、かなり充実していました。またアクティビティというか補講のような無料レッスンも充実しており、履歴書の書き方や面接練習など、ワーホリの方はそちらに参加する人も多かったです。

 

週2回ほどの頻度で開催されており、私も友達とよく参加しました。アクティビティに参加することで自然と会話量も増えるので、家に帰るくらいなら参加しようと思い、積極的に参加しました。アクティビティが一番現地の雰囲気を体感できる時間のように感じました。またアクティビティ後に友達と寄り道をして美味しいごはん屋さんを教えてもらったり、そういう時間も楽しかったです。

講師はどちらかというと放任主義だが、話しかけると想像以上に親身に対応してくれる

担任の講師以外もみんな親切でしたが、どちらかと言うと放任主義で、生徒たちの好きなようにやらせてくれるスタイルでした。授業内外どちらとも、受け身であるより、自分から進んで話しかけにいくと、想像以上に親身に対応してくれる印象でした。学校の先生というより、ほぼ友達のような距離感で過ごしていました。なので緊張感はなく、悩み事もすぐに相談できような姿勢が整っているように感じました。

 

また授業スタイルや課題の量も、講師によるようでした。私のクラスは課題がほぼありませんでしたが、他のクラスは毎レッスン分復習が出るほど多かったり、差があったようです。もしも授業スタイルが気になるようでしたら、講師によって全く異なり、自分では選択するのが難しいことをお伝えできればと思います。

クラスメイトは多種多様でしたが、理想とする学校生活を送れました


医者になりたい人、弁護士になりたい人、カナダに永住したい人など、英語を使うのに目的が明確な人たちがたくさんいました。大学の長期休みを利用して短期留学の人もいれば、すでに何年も滞在している長期留学の人もいた印象です。またLSIに集まる人たちはみんなフレンドリーで、休み時間にホールにいるだけでクラスの違う友達がたくさんできました。

 

普段の生活でも「この単語使うときは、atだっけ?onだっけ?」という会話があったり、誰かが知らない単語があれば説明し合ったり(もちろん英語で!)、理想とする学校生活でした。やはりどの人も自国の言葉を使ってしまわないか不安があるのではないかと思いますが、全て自分の意思です。あとは付き合う人たちを間違えなければとても良い生活ができると思います。(日本人の素敵な友達もできましたよ!)

 

英語を勉強というよりかは、ほんとうにコミュニケーションの一環として、生活に溶け込んでいたのがとても良い環境でした。

LSIはお店が多くある通りに位置しており何でもある環境です


トロントは、個人的には何でもすぐ手の届くところにあって、ちょうどいい街だなと感じました。特にLSIのある通りは素敵なお店が並んでいて、少し移動すればブランド店が並ぶ大通り、友達と安くフルーツを買いにアジアンタウンに行ったりもしました。美術館も水族館もトロントタワーも、冬にはスケートリンクもありますから、遊ぶのにも申し分ないと思います。全てを堪能しようとしたら最低1ヶ月はかかるのではないかなと思います。

 

一周したとしても色々あるので飽きが来ないのではないかと思います。学校に通うのも電車を使い、用途が合えばバスを使用し、雨で学校に遅刻しそうだった日はホストが車で送ってくれたり(間に合いました笑)、交通の便もとても良かったので移動も楽にできます。

 

またNY旅行も視野に入れていたため、トロントはNYまで飛行機で約1時間と好立地です。日本で言う新幹線のような交通機関でも行く方法があるそうです。

ホストファミリーはフィリピン系カナダ人で英語はカタコトでしたが楽しく過ごせました


フィリピン系カナディアンのホストで、娘が2人、ルームメイトが2人、私も含め計8人の大家族でした。毎日家に帰れば誰かがいて、おしゃべりしてお茶したり、一緒にご飯を食べたらお家でカラオケをしたり、特別なことはあまりなかったですが、優しくてとてもあたたかい家族に恵まれました。

 

カナダ文化の食事や生活というものとは少し違ったかもしれませんが、夕飯にアジアン料理が並んだり、デリバリーを用意してくれたりする、私はこの生活も楽しかったです。特にルームメイトと歳の近い娘さんとは本当に仲良くなって4人でいろんなところに遊びに行ったり、遊びにいくのにも一緒に準備をしたり、夜中までおしゃべりしたり。。。本当に楽しかったです。

 

ホストマザーはカタコトな英語でしたが、学校で学んだことや楽しかったことをたくさん聞いてくれて、本当の娘のように可愛がってくれました。

身に付けた英語は現在の仕事にも活かすことができています

現在はヨーロッパの地中海とNYをルーツに持つ、グロッサリーストアに勤務しており、今後はバイヤーになることを目標にしています。人に感動を届ける為に国を越えて見つけにいく、それも作り手の気持ちをきちんと汲み取れる人になって、日本に届けることができるようになりたいです。私は日本や日本にいる家族、友達が好きなので、日本を拠点に、海外にいる時間を増やせられたら嬉しいなと思っています。

 

また日々の仕事でもコミュニケーションツールの1つとして活躍する場面が多々あります。英語が第一言語、日本語はわからないが英語なら理解はできる方など、英語は多くの方が利用している言語だと日々実感します。アレルギーをお持ちの方、ベジタリアンへのプレゼントなど店内の商品popだけでは届ききれていないサービスを任せてただくことが多いので、今の仕事にもかなり活きています。

留学検討中の方へアドバイス

留学経験は、多くのお金と時間を使い、自分の経験値へと繋げます。自分がどうなりたいのか、その為にどんな留学生活にしたいのかということを明確に考え、諦めず妥協せずに実行してください。そして自分が決めた留学生活を送れば、終わったあとに必ず何か次に繋がるものが残ります。

 

また留学は、行く前から勝負です。私は準備段階で既に満足してしまったり、心が折れそうになったりしたこともありました。笑

 

行く前も調べることは尽きませんし、行った後はできる限りをやりきるだけです。時間を余すことなく、思いっきり挑戦することを楽しんでください。今までにない生活ですので、問題にぶつかるのが普通です。その中でできることをやりきる、その乗り越えた経験が自信となり、自分をまた変えてくれると思います。

ラララ・カナダの良かった点

留学ってまずは漠然としてみたいなと思う人が多いと思うのですが、その理由や自分の譲れないところを一緒に明確にしてくれます。カウンセリングでは、親身に聞いてくださり、自分でも気づかなかった理想の留学像がはっきりしたことを覚えています。またその理想を叶えられる留学先を何種類かご提供してくださり、選択肢が多いのも好印象でした。

 

不安なことはLINEを通して気軽にすぐに聞ける体制が整っていること、期限がある提出物には独自のリマインドを使用してこちらも漏れがないよう対策をしてくださっているところも良かったです。対面でもオンラインでも対応してくださったので、自分のタイミングに合わせてカウンセリングしてくださったことなど、これらが安心や信頼に繋がりました。担当してくださり、本当にありがとうございました。