【SGIC体験談】英語へのもどかしさから一歩踏み出して。カナダで広がった新しい世界


Point

お名前:Kotone Inoue様

通学した学校:SGICトロント校(セント・ジョージ)

受講コース:ESL

週数:12週

ビザ種類:WHビザ

留学のきっかけ

大学卒業後、特に就職したいという気持ちもなく、しばらくフリーターをしていました。そんな中で、どうせ今、他の人より自由に使える時間があるなら、その時間を使って留学してみようと思ったのがきっかけです。

もともと何度か海外旅行をする中で、英語が話せないことにもどかしさを感じることがありました。旅行中に現地の人と話したいと思っても、英語ができないことで思うようにコミュニケーションが取れず、「もっと英語が話せたら旅行をより楽しめるのに」「もっといろんな人と話せたら、自分の世界も広がるのにな」と感じることが多くありました。

そうした思いがずっと心の中にあったので、自由に使える時間がある今だからこそ、思い切って海外で生活しながら英語を勉強してみようと思い、留学を決めました。将来のことをまだはっきり決めていなかったからこそ、今しかできない経験をしてみたいという気持ちもありました。

留学先にカナダを選んだ理由

これまでに何度か海外旅行をしてきましたが、行き先はすべてアメリカでした。現地に友達がいることもあり、これからも海外旅行をするとしたらアメリカに行くことが多いだろうと思っていたので、留学するならできればアメリカ英語を学びたいと考えていました。

ただ、アメリカにはワーキングホリデーの制度がないため、長期間海外で生活しながら英語を学ぶことを考えたときに、費用面でアメリカは候補から外れました。そこで、アメリカに近いカナダなら、アメリカ英語に近い英語を学べるのではないかと思い、カナダを選びました。

一方で、せっかく留学するならイギリスで、きれいでしっかりとした英語を学ぶのもいいなと思い、イギリスも候補に入れていました。ただ、実際に費用を調べてみるとカナダよりかなり高かったため、最終的にはカナダを選択しました。

結果的に、今ではカナダを選んでよかったと思っています。

留学して良かったことと自分の変化

留学して一番良かったと思うのは、いろいろな国の友達ができたことです。特に、今までほとんど知らなかった国の人たちと友達になれたことは、自分にとって大きな経験でした。

正直、留学するまで南米についてほとんど何も知りませんでした。どんな国があるのか、どんな言葉を話しているのかも、恥ずかしながらあまり知りませんでした。でも、語学学校でたくさんの南米出身の友達ができて、初めてその地域の文化や魅力を知ることができました。また、カナダには南米出身の人が多く住んでいるように感じました。

それまでは自分にとってあまり馴染みのなかった国が、友達ができたことで一気に身近な場所になりました。今では、もっと知らない国をたくさん知りたいと思うようになりました。

日本にいるだけでは、こんなふうに今まで知らなかった国や地域に興味を持つきっかけは、なかなかなかったと思います。いろいろな国の人と友達になって、その人たちを通して新しい世界を知れたことが、留学して一番良かったことだと思います。

留学中に苦労したこと

留学中に一番苦労したのは、大きなトラブルというより、日本とは全然違う生活のシステムに慣れることでした。

例えば、駅の改札の出方です。日本では電車に乗るときも降りるときもICカードをタッチして改札を通りますが、カナダでは駅から出るときにタッチする必要がなく、ゲートの前に立つと自動的に開きます。初めて電車に乗ったときはそのことを知らなかったので、駅に着いたものの、どうやって外に出ればいいのか分からず困りました。

シャワーの使い方なども同じで、一度知ってしまえば何の問題もないのですが、最初は日本とは違うので戸惑うことがありました。こういった、知らないとどうしていいのか分からない生活上の違いが意外とたくさんあります。

留学前は英語や文化の違いの方が大変だと思っていましたが、実際に生活してみると、こうした小さな違いに一つずつ慣れていくことも、海外生活の中での意外な苦労の一つでした。

学校の授業について

学校の授業は3ターム受けました。タームごとにクラスや先生が変わるので、先生との相性や授業の雰囲気は人によって感じ方が違うと思いますが、私は3タームとも楽しく授業を受けることができました。

ESLというと、文法の勉強が中心なのかなと思っていましたが、実際には文法だけではなく、スピーキング力を伸ばすことを目的とした授業や、日常生活で使うボキャブラリーを増やすのに役立つ授業もあり、いろいろな面から英語を学ぶことができました。

また、授業では一方的に先生の話を聞くだけではなく、生徒同士で話したり、発表したりする機会も多かったです。全員に自然と英語を話す機会が作られているので、シャイな人でもしっかり授業に参加できる環境だと思います。

英語を勉強するだけでなく、実際に英語を使ってコミュニケーションができたことは、学校に通って良かったと感じたポイントの一つです。

放課後のアクティビティ

放課後のアクティビティには、実は最初のうちに数回参加したくらいで、その後はあまり参加していませんでした。ただ、まだ休日や放課後に一緒に遊びに行くような特定の友達ができていない人や、もっといろいろな友達を作りたい人にとっては、とても良い機会だと思います。

学校の授業だけだと、どうしても同じクラスの人と過ごすことが多くなりますが、アクティビティに参加すれば、普段あまり話す機会のない人とも自然に交流することができます。

特に、友達ができなくて、せっかくカナダに来たのにあまり出かけられていない、カナダでの生活を十分に楽しめていないと感じている人には、ぜひ参加してみてほしいです。一人で参加するのに少し勇気がいるかもしれませんが、友達を作るきっかけにもなるので、積極的に参加してみるのがおすすめです。

留学を通して英語力は伸びたか

もともとの英語力がそこまで高くなかったので、伸びしろがたくさんあったというのもありますが、留学を通して英語力はかなり伸びたと思います。

もちろん、まだまだ高い英語力があるわけではなく、お店などで店員さんが話していることが全然聞き取れないこともあります。それでも、カナダで生活していると、丸一日英語だけで過ごすような日がほとんどです。そうした毎日の積み重ねのおかげで、英語を話すこと自体にはかなり慣れました。

留学前は、英語で話しかけられると何を言えばいいのか分からず、何も言えないまま固まってしまうこともありました。でも今は、とりあえず何か反射的に答えられるようになりました。

英語を完璧に話せるようになったというより、英語を使ってコミュニケーションを取ることへの慣れが身についたことが、自分にとって一番大きな変化だと思います。

学校スタッフについて

私は幸運にも相談事などなく過ごせたので、先生以外の方と話す機会はあまりありませんでした。そのため詳しくレポートすることはできませんが、周りの留学生を見ていると、自国のカウンセラーに相談している人はかなり多かったです。

学校生活のことはもちろん、ホームステイのことや、何か困ったことがあったときにどうしていいか分からない場面もあると思います。そんなときに、自分の国の言葉で相談できて、頼れるスタッフがいるというのは、かなり心強い存在だと思います。

特に、初めて海外で生活する人にとっては、英語だけで全てを解決するのは大変なこともあります。困ったときに相談できる場所があるという安心感は、留学生活を送る上で大きな支えになると思います。

クラスメイトとの交流

予想はしていましたが、クラスメイトは日本人が圧倒的に多く、韓国人も同じくらい多かったです。クラスによって多少違いますが、常に8割くらいを日本人と韓国人が占めていました。

ただ、日本人が多いからといって、英語を話す機会が少なくなるかというと、それは個人の意識次第だと思います。授業中はもちろん、English only policyの学校だったので、英語を使う環境はしっかりありました。

特に日本人と韓国人は、発音に苦戦するという共通点もあるので、お互いに分かり合える部分も多かったです。

タームによっては南米出身の生徒が増えることもたまにあり、他にもさまざまな国の人と友達になることができました。日本以外の国の人と一度にたくさん知り合って友達になる機会を得られるというのは、語学学校に通う大きな理由になると思います。

トロントでの生活

トロントは、場所によってかなり印象が変わる街だと感じました。私の学校はダウンタウンにあったので、通学中にホームレスの方や薬物の影響を受けている方を見かけることは珍しくなく、実際に毎日目にしていました。初めのうちはかなり怖く感じました。今ではある程度慣れましたが、それでもまだ少し怖いと感じることはあります。

また、駅や街の雰囲気は、正直日本と比べるとあまりきれいではないと感じます。特にダウンタウンなどの人が多く集まる場所では、こうした治安面で気になる部分もあるので、最初は少し注意が必要だと思います。

一方で、ダウンタウンから少し離れるだけで、街の雰囲気は大きく変わるように感じました。自然が多く、のどかな雰囲気のエリアもあれば、高層ビルが建っているのに静かで落ち着いた街並みの場所もあります。ダウンタウンの近くでも、湖を眺められる公園などがあり、都会と自然の両方を楽しめます。

交通の便も良く、比較的簡単にどこへでもアクセスできます。

ホストファミリーとの生活

私の滞在先は学校の近くではありませんでしたが、近くに大きな公園があり、自然が多くて落ち着いた環境でした。学校までは電車で乗り換えなしで行くことができたので、通学もしやすく、立地は良かったと思います。

ホストマザーもとても親切で、いつも気にかけてくれていました。私の他にも数人の留学生が一緒に住んでいたので、家にいる間も英語を使う機会があり、自然と英語を練習できたのも良かったです。

周りには、ホストファミリーとの相性が合わなかったり、思っていたような環境ではなかったという人もいました。ただ、そういう場合でも学校に相談すればきちんと対応してくれるので、あまり心配しなくても大丈夫だと思います。

必要であれば何度でも相談できるので、何か困ったことや違和感を感じたら、すぐに学校に相談することをおすすめします。

これからの進路と留学経験

正直なところ、今後の進路についてはまだはっきり決まっていません。現在は語学学校を終えたばかりで、ワーキングホリデーのビザもまだ半年以上残っているため、私にとってはこれからが本格的なワーホリ生活のスタートという感覚です。

まずは残りの期間、カナダでの生活をしっかり楽しみながら、実際に働いたり、いろいろな人と関わったりして、これから自分が何をしたいのかを考えていきたいと思っています。

留学を終えた時点で明確な目標が決まっているわけではありませんが、これまでの海外生活で得た経験や、英語を使って生活した経験は、無駄にはならないと思います。今は残りのカナダ生活を一日一日楽しみながら、自分のこれからについて考えていきたいです。

留学を検討している方へ

留学前は海外での生活について、「できるかな」「大丈夫かな」と不安に思うこともたくさんあると思います。でも、実際に一歩踏み出してしまえば、もう後戻りできないので、結局は全部やるしかありません。

今できるかどうかを心配していることも、いざ来てしまえば、「できるかできないか」ではなく、「やらなければいけないからやる」になります。そして、いざやってみると、なんとかなるものだと思います。

もちろん、実際に生活してみると大変なこともありますが、分からなければ調べられます。特に今はAIがありますし、余裕があれば人に聞くこともできます。

一歩踏み出してしまえば、その後は結局なんとかなります。こうして何とかできた経験が自信につながり、成長につながるように私は感じます。