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カナダでデジタルマーケティングを学ぼう。永住権に繋がりやすい!


近年インターネットやSNSを利用した広告やビジネスが普及してきています。デジタルマーケティングは、その分野に欠かせない今後も伸びつづける需要の高い分野です。カナダにはデジタルマーケティングスキルを習得できるカレッジやCo-poプログラムが豊富にあります。今回は、デジタルマーケティングとは何か、卒業後のキャリア例やスキル習得する複数のメリット、留学方法、学べるプログラムやカレッジなどについてご紹介していきます。

デジタルマーケティングとは

概要

デジタルマーケティングとはその名の通り、インターネットやI T技術を利用したデジタル上の商業手法のことを指します。現代、消費者は店頭で買い物をするだけでなくオンラインのクチコミや広告、宣伝を元に買い物を楽しむ人々が増えてきています。

 

デジタルマーケティングでは、店頭だけでなくインターネット広告やメール、SNSを活用した効果的なマーケティングを展開し、デジタル上で顧客に情報や宣伝をすることが可能となります。デジタル上で消費者のショッピングデータを解析し、顧客の関心や興味を分析することにより、より戦略的なビジネスアプローチを実現できます。

 

対面しなくても消費者との接点を作ることができるデジタルマーケティングは、テクノロジーが発達しつづける現代のビジネスに必要不可欠なスキルの一つだと言えるでしょう。

デジタルマーケティングで学習する科目

デジタルマーケティング学を専攻する場合、基礎的なビジネス学に加えて、オンラインマーケティング手法についても学習します。

 

履修する科目の代表的なものには、マーケティング入門、デジタルマーケティング基礎、ペイドマーケティング、コンテンツマーケティング、ビジネスのための統計学、ウェブデザイン戦略、マーケティング技術とオートメーションなどがあります。

 

入学初期に基礎的なビジネス学、デジタルマーケティング学やメディアマーケティング学を学んだ後は、Google SEOやデータアナリティクス、広告プラットフォーム管理など、デジタルマーケティングの細かい分野を選択科目として履修していくプログラムも多いです。

卒業後のキャリア例

デジタルマーケティングを活用できるキャリアは、オンラインサービスや販売、広告などに関する職業が一般的です。オンライン上で商品を紹介する商品マーケターや、膨大な情報とデータを管理・分析するウェブアナリスト、SEO熟知し企業の宣伝をサポートするSEOプランナーなどが代表的なキャリアとして挙げられます。

 

さらに、InstagramやXなどのSNSによるアプローチのプロフェッショナルであるSNS運用スペシャリスト、オンライン広告作りに携わるデジタル広告プランナーなどの職業もデジタルマーケティングスキルを活かせる職業です。

 

デジタルマーケティング業界のキャリアは流行の流れや情報のアップデートが早いため、最新の情報を元にパフォーマンスをしていくことが重要な業界です。マーケットの動向を注意深く観察し、最新かつ効果的なアプローチが必要とされます。

カナダでデジタルマーケティングを学ぶ3つのメリット

1. 現地就労しやすい

カナダでデジタルマーケティング学を学習するメリットの一つ目は、プログラム修了後、現地就職に繋がりやすいという点です。デジタルマーケティング学は需要が高いため、スキルと経験があればコンサルティング会社や広告代理店、メディア会社、Web制作会社、小売業など幅広い分野で必要とされる人材になれます。

 

その需要の高さから、デジタルマーケティングは他のマイナーな学問と比べて現地就職先を見つけやすい傾向があります。

 

Co-opなどのプログラムやポスグラビザを取得することで、現地で仕事探しがしやすくなります。また、在学中に現地のインターンシップ経験を得ることも可能なので、留学を通すことで卒業後に現地の仕事を見つけやすくなります。

2. 永住権に結びつきやすい

カナダでデジタルマーケティング学を学習する二つ目のメリットは、最終的にカナダの永住権取得できる可能性があるという点です。カナダは就労ビザやカレッジ留学後に取れるポスグラビザ、ワーキングホリデービザなどが英語圏では比較的とりやすい国です。

 

カナダでデジタルマーケティング学のディプロマを取りポスグラビザを利用、またはCo-opビザから他の就労可能なビザに切り替えることで、その後永住権を申請することが可能となります。ポスグラビザは最長で3年間カナダでの就労を許されるので、カナダに長期滞在したい方や永住を希望する方に便利なビザです。また、ワーホリビザや就労ビザを活用して永住権を目指すこともできます。

 

現地で一定の就労経験を得ることが永住権取得に直結します。現地就労前にカナダに留学するのとしないのとでは、仕事の見つけやすさに違いが出てくるため、留学してから就労を目指す方が仕事探しにも有利となります。

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3. IT初心者でもデジタルマーケティングは学びやすい

カナダでデジタルマーケティング学を学習するメリットの三つ目は、この分野の学問はIT初心者でも比較的習得しやすいという点です。デジタルマーケティング留学は、高校卒業資格と一定の英語力があれば入学条件を満たせる他、未経験でも基礎から学べば勉強しやすい学問の一つです。マーケティングの知識がない初心者でも、きちんと勉強すれば現地の授業について行くことは大いに可能です。

 

日本での社会人経験やマーケティング知識がなくて心配な方は、留学前に日本語でデジタルマーケティングを勉強しておくと、留学のハードルを下げることができます。デジタルマーケティングはSNSなどと関連しているため、日頃から社会の流行やフォロワーが多いアカウントを自分で分析、調べることなどもデジタルマーケティング学習において役に立ちます。

 

そのため、デジタルマーケティンングは一定の英語力と日頃の勉強習慣があれば、カナダでディプロマを取得することも可能です。

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カナダでデジタルマーケティングを学ぶ2つの方法

1. Co-op(低予算)

カナダでデジタルマーケティングを学ぶ際には、Co-op制度を利用できます。Co-op制度は、就学後、有給インターンシップの権限を得られる留学方法です。基本的に就学期間がインターンシップ期間となり、最短8ヶ月から参加できます。

 

ビジネス分野やI T分野はCo-op留学でも人気な分野であり、カナダにはデジタルマーケティングを学習できるプログラムやカレッジが豊富にあります。Co-op留学では、就学中もアルバイトが可能なので、在学中の費用を抑えることにも繋がります。就学後は、フルタイムで働けるのも金銭面で魅力的な点です。

2. 公立カレッジ(PGWPが取得可能)

カナダでデジタルマーケティングを学ぶもう一つ目の方法は、公立カレッジのプログラムに進学することです。こちらの方法を利用するとポスグラビザが申請できるため、プログラム修了後現地で8ヶ月から最長3年間の就労が可能となります。また、雇用先が限定されないため就職の幅が広がるのもこちらの方法の魅力です。

 

こちらの方法では、カナダの高等教育機関のデジタルマーケティングプログラムに参加する必要があります。8ヶ月以上2年未満の就学で、プログラム期間と同等のポスグラビザが申請でき、2年以上の就学では3年間のポスグラビザが申請可能です。

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デジタルマーケティングを学べるCo-opプログラム4選

CICCC


Cornerstone College (CICCC)はバンクーバーのダウンタウンにある専門学校です。こちらには一年でディプロマを取得できるCo-opプログラムがあります。CICCC は、I Tやデジタルマーケティングに強い学校として知られており、高校卒業資格のある18歳以上でTOEFL IBT65以上の英語力を満たす人であればプログラムに参加できます。

 

在学中は、デジタルマーケティングの基礎、S N S運用、S E O対策、コンテンツ作成などを学習でき、現地企業からのゲストを前にプレゼンテーションをする機会もあるという本格的なプログラムを提供しています。

CICCC(コーナーストーンカレッジ)

CCTB


Canadian College of Technology and Business(CCTB)は、バンクーバーと郊外に二つの校舎を持つ学校です。こちらの学校には、学生の就職がゴールという明確なポリシーがあり、現地就労のためのキャリアサービスが充実しています。

 

在学中は、週二日の対面授業とリモート環境で学習が進められるため、フレキシブルなスケジュールも特徴的です。Co-opデジタルマーケティングコースは、24週間の受講と24週間の就労で構成されています。Google Analyticsや企業広告企画、マーケティングリサーチなどを学ぶことができます。

Canada College Technology and Business(CCTB)

TSoM


Toronto School of Management(TSoM)は、トロントのダウンタウンに位置するビジネスとホスピタリティの専門学校です。こちらは夜間コースを展開しており、授業開始日も豊富な学校です。様々な種類のCo-opプログラムを提供しており、デジタルマーケティングディプロマは、在学期間24週間、就労12週間で構成されています。

 

ウェブメディアやS N S、紙媒体を含めた広告知識とスキルを学べるコースとなっており、HTMLやCSSなどのコードからGoogle Analyticsなどのツール活用スキルも習得できます。

TSoM(トロント・スクール・オブ・マネジメント)

Greystone


Greystone Collegeは、バンクーバーとトロントに展開するビジネス、ホスピタリティ、TESOLコースを展開する学校です。こちらの学校は、少人数の授業体制で卒業後に即戦力として働ける人材育成を目標に掲げています。また国際式が豊かなこちらの学校は、多文化な校風も特徴的です。

 

デジタルマーケティングコースは、その分野で活躍し続けている現役の専門家が講師として学生に授業を提供しています。デジタルマーケティングプロフェッショナルとデジタルマーケティングソーシャルメディアプロフェッショナルの二つのCo-opプログラムを提供しています。

Greystone College(バンクーバー)

デジタルマーケティングを学べる公立カレッジ3選

Douglas College


Douglas Collegeは、バンクーバー近郊に二つの校舎がある公立カレッジです。こちらの学校には二年間でポストバカロレアディプロマを取得できるデジタルマーケティングプログラムがあります。在学中は、マーケティングの基礎から書類デザイン。デジタル分析、ビジュアルコミュニケーション、電子商取引、プロモーショナル戦略などを学ぶことができます。

 

こちらの学校のカリキュラムには自習やフィールドワーク、企業見学などが含まれており、卒業後に現地就労するための準備を効果的に進められます。また大学編入の機会もあるため、もっと勉学を深めたい人はブリティッシュコロンビア州にある大学に編入し勉強を続ける道もあります。

ダグラスカレッジ(Douglas College)

Georgian College


Georgian Collegeはトロント郊外の自然豊かな場所にある公立カレッジです。こちらの学校には、二年間でビジネスマーケティングディプロマを取得できるプログラムがあります。こちらのプログラムはCo-opプログラムとなっています。

 

会計学からチームワーク、コミュニケーション、リーダーシップなどの経営学の基礎をまず学んだ後、広告デザインや応用デジタルマーケティング、戦略的マーケティング計画など専門的なことを学ぶことが可能です。こちらは、経営学全体をカバーする基礎知識と従来の基本マーケティング手法を学びながら、デジタルマーケティングやデザインの知識も養えることができるプログラムとなっています。

Georgian College(ジョージアンカレッジ)

Niagara College


Niagara Collegeは、世界遺産にも登録されるナイアガラの滝近郊に位置する公立カレッジです。こちらの学校は自然豊かな環境にあり、学生の満足度が高い教育とサービスが受けることができます。ホスピタリティやワイン醸造プログラムなどが有名ですが、高品質な経営学のプログラムも提供しています。ビジネス管理マーケティングプログラムは、Co-op制度を利用できます。

 

コンピューターアプリケーションやマーケティングリサーチ、国際マーケティング、消費者行動法則など幅広くデジタルマーケティングを含む内容を学ぶことができます。こちらのプログラムも経営学の基礎が軸となるため、入学初期はビジネスの基礎科目から学ぶことになります。

Niagara College Canada(ナイアガラ・カレッジ)

まとめ

未来のある学問、デジタルマーケティングは今後もその市場の成長が期待されています。カナダには、デジタルマーケティングの知識や実践経験を得られるプログラムが豊富にあります。カナダは、現地の就労経験が得られるだけでなく、永住権の道も開ける貴重な留学先です。後悔しない留学を実現させるためにも、Co-op留学とカレッジ留学、コスト面や就学期間などを考慮してどちらが自分に適しているのか考えてみることをお勧めします。

小杉雅

世界中の人と繋がることのできる「英語」に魅力を感じ、高校2年の時にカナダに1年間留学しました。また、大学時には、カナダのILACという語学学校にも通いました。私自身、留学を通して語学力を身に付けただけでなく、母国を離れ、異文化に触れることで視野が広がり、価値観が大きく変わりました。その為、カウンセリングを通して、人生のターニングポイントとなる留学を志す方の背中を少しでも押せたらと思っています。

カウンセラーに質問

カナダで『IT留学』する魅力とは?専門学校のカリキュラム・卒業後のキャリア。


IT業界で働く人の中には、海外転職やフリーランスとして活躍することなどを考えている人も多いのではないでしょうか。また、IT業界への就職を考えている学生で、就職活動に役立つスキルが欲しいという人もいるでしょう。

 

日々成長と進化を続けるこれからのIT業界に求められるのは”ITの最新技術に関する知識”と”英語力”と言えるでしょう。この2つを同時に取得できる方法がカナダIT留学です。

 

今回は、カナダIT留学のメリットや学べる内容などを幅広く紹介していきます。

IT業界の動向と英語力の必要性


これまでITの最先端の国と言えば、アメリカや中国などが王道でした。しかし、ここ数年、スウェーデンやフィンランドといった北欧諸国や、エストニアなどヨーロッパ圏の国が話題にあがるようになってきました。近頃話題のキャッシュレス決済はスウェーデン発祥の技術です。

 

IT業界は日々進化し、変化し続けています。そういった情報は基本英語で発表されており、日本語に訳される頃には、またアップデートされているというケースも多いです。そこで求められるのが、発信される英語の情報をそのまま理解できる英語力。

 

最近では日本でも様々なものがIT化され、ソフトウェア開発者やプログラマーといったITに精通する人材の需要が高まっています。そんなIT業界で今後活躍していくためには、英語力の習得が必要不可欠と言えるでしょう。

カナダでIT留学するメリットとデメリット

3つのメリット

①ITを学ぶのに最適な環境が整っている

カナダにIT留学をする最大のメリットは、ITに関する知識やスキルと英語の両方を学べることです。最近は北欧やヨーロッパ圏の国がIT業界を牽引しているとはいえ、カナダも負けてはいません。

 

西海岸のバンクーバーには、AmazonやMicrosoftといった有名企業がオフィスを構えており、IT業界の中心地として栄えています。また、ビジネスチャットとして最近よく使われる“Slack”(スラック)は、2014年にカナダで開発されたコミュニケーションツールです。

 

カナダのIT留学では、そういった開発のプロセスや仕組みを学ぶことができます。カナダのIT系の学校は様々な企業と連携し、学生がより実践的な学びができるようにカリキュラムを構成しています。

②移民大国で、多言語文化である

カナダは移民の受け入れに積極的で、様々な民族で成り立っている多民族国家です。そのため、カナダには様々な文化や言語、価値観を持つ人が移住してきます。ITは英語圏だけではなく、様々な国の言語で使われています。

 

IT業界は英語がベースにはなりますが、全世界の人に技術を普及させるためにはその国の言語に精通した人材が必要です。そのため、移民国家で多言語の人が集まるカナダは、IT業界で即戦力となる人も集まりやすく、まさにIT業界が発展していくのに最適の環境と言えるでしょう。

 

また、様々な国から集まった人たちの中で生活することで、国際的な視野で物事を判断する力や、コミュニケーション能力といったものを養うことができます。

③現地採用や永住権取得も目指せる

IT業界やWEB業界は、カナダの成長産業のひとつで、IT系職種は専門ごとに細かく分かれています。日本で一般的なSE(システムエンジニア)という職種は、カナダでは”ネットワークスペシャリスト”や”WEB開発者”など、より専門性を掘り下げた職種で呼ばれます。

 

ちなみに、Immigration.caの調査によると『2023年にカナダで最も需要のある職種』の第1位は、ディベロッパー(開発者)と言われています。このランキングからIT系の職種が成長産業で、需要が高いことが分かります。

 

また、カナダにIT留学をした場合、ポスグラ(PGWP)を使って企業で働きながら経験を積むことができます。その経験で培った知識や人脈を活かせば、現地採用も確実に狙えますし、カナダへの永住を考えている人にとってもこれは大きなチャンスと言えるでしょう。

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2つのデメリット

①留学費用が高い

IT系コースに共通しているのが、留学費用が高いことです。最新の技術を学ぶためには、やはりそれなりの費用がかかります。また、コースの期間が長いことも留学費用が高くなる要因のひとつです。最新の技術を学ぶには時間がかかりますし、Co-opプログラムを利用すると1年、2年という長期留学が必要になります。

 

ただし、政府認定の公立カレッジに進学すれば、学生ビザでも週20時間以内の就労が認められています。学校のない長期休暇の期間であれば、フルタイムで働くことも可能です。学費を稼ぐほどの収入は厳しいですが、少なくとも収入を得ることができます。

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②求められる英語力が高く、専門用語も多い

他のコースと比較するとIT系コースで求められる英語力は高いです。耳馴染んでいないITに関わる全てを英語で学ぶというのは、決して簡単ではありませんよね。また、ITやプログラミングの最新技術の中には日本語に訳されていないものも多く、ゼロから英語で学ぶことになります。

 

そういった技術を学ぶのにも時間がかかる上に、英語を理解するのも一苦労。そうならないために、本科のコースを受講する前に、語学学校で英語力の基礎を固めておくというのもひとつの方法です。

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プログラムの内容

概要

カナダのIT系コースは専門分野ごとに細分化されており、選択した専門プログラムごとで学ぶ内容は異なります。どのコースにも共通しているのは、学んだ知識を応用して活用する実践的な学習が行われているということです。

 

また、インターンシップやCo-opプログラムのあるコースが多く、学んだことを実践できる環境が整っています。学校によっては、授業の一環として企業と連携プロジェクトに取り組んでいるところもあり、卒業後は即戦力となる人材として活躍が期待できます。

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授業内容

IT系コースと一口に言っても、その中には様々な分野があり、授業内容は専門分野によって多種多様です。IT系の初心者から学習できる内容から、ITの最新技術を学べるコースまで幅広い選択肢があり、自分の興味や目的に合わせて選ぶことができます。

 

今回紹介する授業内容はあくまでも代表的なもので、この他にも専門性の高い授業があります。

主な授業内容

  • ITの最新技術について
  • 基本的なプログラミング言語の習得
  • アプリ開発の知識
  • HTMLやPHP、Java、C言語など
  • アルゴリズム設計
  • ネットワーク基礎
  • オンラインビジネス関連の法律
  • 開発工程の管理の仕方 など

コース期間

IT系コースでは、キャリアトレーニング(インターンシップやCo-opプログラムなど)をメインにしているところが多く、ただ講義を受講するだけではない、実践的な内容となっています。そのため、コースの期間は約8か月から2年間という長期間であることが多いです。

 

卒業後はポスグラを使って、受講した期間と同じ期間カナダで就労することができます。さらに、2年以上のコースを修了した場合は3年間の就労ビザを取得できるため、永住権取得を考えている人には大きなアドバンテージになります。

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費用

カナダIT留学にかかる費用は、他のコースと比べると高めの設定です。理由としては、最新技術を学ぶための学校設備にかかる費用や、受講期間が長いことなどが挙げられます。

 

受講するコースや期間によって費用は変わりますが、日本人に人気の高いコンピュータープログラミングやWEBデザインのコースだと、1セメスター(日本で言う1学期)で約7,000~10,000カナダドル前後です。

 

コースによっては2年間のディプロマ取得コースもあるので、費用がかかることは覚悟しておく必要があるでしょう。

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受講に必要な英語力

IT系コースに入学するためには、英語力を証明できるスコアを提出する必要があります。日本ではTOEICで英語力を証明するのが一般的ですが、海外での英語力の証明にはIELTSかTOEFLが一般的です。

 

学校によって入学条件に設定されている英語レベルは異なりますが、大体IELTS5.5~6.5以上、TOEFL iBT82~86のところが多いです。

必要なビザ

IT系コースのほとんどが8ケ月以上の場合が多いので、学生ビザを申請する必要があります。Co-opプログラム付きのコースの場合は、学生ビザを申請し、それに付随する就労ビザを取得する形になります。ちなみに、ワーキングホリデービザの場合6か月以上の就学ができないため、IT系コースの受講は難しいでしょう。

おすすめの学校10選

Humber College(ハンバーカレッジ)

Humber College(ハンバーカレッジ)はトロント近郊に3つのキャンパスを構える州立カレッジです。トロントにあるカレッジの中でも特にIT系や技術系コースの評価が高く、丁寧な就職サポートがあることや高い就職率などから、現地就職を目指す人に人気です。

 

ITやメディアに関連したコースが20以上という充実度を誇り、専門性の高い知識やスキルを学び、それを実践で活かせるプログラムがあります。

 

IT系コースの学生用にラボ(研究室)が用意されており、教室での受け身の授業だけではなく、それを応用した研究ができることもこの学校の魅力です。その中でも特にWEBデザインや3Dコンピューターサイエンスコースがおすすめです。

Humber College(ハンバー・カレッジ)

BCIT(British Columbia Institute of Technology)

BCITはBC州に5つのキャンパスを構える州立カレッジです。BCITはITや製造、航空宇宙学など、テクノロジーの分野に特化している学校で、高い就職率を誇ります。

 

この学校は、企業と提携して様々な研究や開発を行っている機関でもあるため、学生はより実践的な授業を受けることができます。かなりレベルの高いカレッジで、大学を卒業した人や社会人経験者など、様々なキャリアを持っている人が集まっています。

 

IT関連のコースが充実しており、WEBデザインやWEBサイトの作成などを学べるコースや、ソフトウェア開発コースから、グラフィックデザインなど、幅広いジャンルの知識やスキルを習得することが可能です。

 

レベルが高いカレッジのため入学要件も高いですが、その分、卒業生の就職率は非常に高いです。

BCIT(British Columbia Institute of Technology)

ITD Canada(Institute of Technology Development of Canada)

ITD CanadaはIT系プログラムに特に力を入れている専門学校です。ITの初心者向けの入門コースから専門性の高い最新技術を学べるコースまで幅広く展開しています。この学校は、ネットワークやプログラミング、ウェブデザインといった9つのコースに分かれており、IT系の就職に有利な実践的なカリキュラムが用意されています。

 

中でも”オープンソース・ウェブ開発”と”グラフィック・ウェブ開発”のコースが人気です。Co-op付きのプログラムもあるので、現地企業で働ける機会もあります。

 

また、学生のほとんどを留学生が占めているという背景から、留学生サポートが充実していることもポイントです。授業料の支払いを分割払いすることが可能だったり、就職支援が手厚かったりなど、心強いサポートがあります。

ITD Canada(Institute of Technology Development of Canada)

Canadian College

バンクーバーにある私立の語学学校で、高級ブティックやレストランがあるストリートにキャンパスがあります。学生寮が完備されており、食事付プランもあるので初めての留学でも安心して学校生活を送ることができます。

 

「Information Technology」とうプログラムがあり、1年の座学と1年のインターンシップで構成されています。卒業する頃にはITスキルだけではなく、コンピューターアプリケーション、マーケティング分野等、幅広い知識と理解力を習得することができます。

カナディアン・カレッジ(バンクーバー)

CICCC

バンクーバー市内にある40年以上の歴史を持つ、老舗の専門学校です。日本人スタッフが在中しており、現地でのサポートも手厚いです。

 

Web・モバイルのアプリ開発や、ITサポートエンジニアのコース開講があり2年間(座学1年、インターンシップ1年)で選択したコース内容を習得します。コース修了後はDiplomaの資格がもらえるので、現地就職や帰国後のキャリアアップでしっかりアピールすることができます。

CICCC(コーナーストーンカレッジ)

CCTB

バンクーバーにある大手教育グループのGUSに属する学校です。学校の周辺は観光地として賑わっていることもあり、安全なロケーションです。日本人マーケターが在籍していないことあり、学生の日本字比率はとても少ないです。

 

ITコースは全てPracticum(無給)のインターンシップですが、有給インターンシップ生より濃厚な実習を経験できることも魅力の一つです。CCTBのコースはIT業界での就労経験や学習経験のある方にお勧めではありますが、新しいことにチャレンジをしたい方でも系列のTLGにて語学を学び進学していくことも可能です。

Canada College Technology and Business(CCTB)

Tamwood

バンクーバー・トロント・ウィスラーにキャンパスを持つ学校です。CertificateかDiplomaの資格レベルを選択することができるので、長期留学ができない方にもお勧めです。

 

ITプログラムは、webデザイナー(UI/UX)とweb developmentに分かれており、過去にウェブ関係の業界で活躍をされていた方のキャリアアップとして非常に人気です。またIT業界から永住権を狙いたい方であれば、移民コンサルの定期的セミナーや起業希望者向けコースの開講もあるので、カナダ移住をトータルでサポートしてくれます。

Tamwood Careers(タムウッド・キャリア)

TSoM

トロントにある大手教育グループのGUSに属する学校です。費用が比較的安価で、オフキャンパス期間も多くあります。費用を抑えて専門学校へ通いたい方には大変お勧めです。

 

ITプログラムは「Diploma in Cybersecurity co-op」一つのみのコース開講で、コンピューターシステムやネットワークの調査、セキュリティやプロトコルの改善方法を身に付けていきます。期間は51週(オフキャンパス期間含)と約1年で、授業は月~木となります。

TSoM(トロント・スクール・オブ・マネジメント)

College Canada

モントリオールにある私立の専門学校で、語学学校が併設されています。唯一モントリオールで日本人スタッフが在籍しているので、安心して学校生活を送ることが可能です。

 

コースはデータベース管理、デジタルコンテンツクリエーション、ビジネスインテリジェンスアナリストとかなり深堀されているカリキュラムとなっています。全て約2年の就学期間なので、卒業後はPGWPの申請をすることが可能です。IT分野から永住権を狙う方には最適な学校です。

College Canada(カレッジ・カナダ)

Trebas

モントリオールにある大手教育グループのGUSに属する学校です。Youtuberになりたい人も通学するなど、現地ローカルの学生や留学生からも人気のある学校です。

 

キャリアサービスが充実していて、パートナー企業は70社以上あります。最新の情報を専任スタッフが管理をしているので、サポートが非常に手厚いです。ITの中でも動画編集や作成、音響などについて学ぶことができるので、就職先はIT業界にとどまらず幅広い選択肢をもつことができます。

トレバス・インスティチュート

卒業後のキャリア


ITコースを修了後は、カナダでも日本でも世界中をフィールドにしてどこででも活躍することができます。今、IT業界は知識とスキルのある人材を求めており、求人数もとても多いです。

 

やりたいことや目的に合わせて企業に就職することができますし、フリーランスやノマドワーカーとして個人での活躍も期待できます。

主なキャリア

  • WEBデザイナー/ディレクター
  • ITコンサルタント
  • プログラマー
  • ソフトウェア開発者/WEB開発者
  • ネットワークエンジニアなど

カナダのコミュニティカレッジ卒業後の進路は?就職はどうすればいい?

よくある質問

①カナダで習得した知識はどこで活かせる?

カナダで習得したITの知識とスキルと英語力があれば、様々な業界で活用することができます。

IT業界/WEB業界

  • ネットワーク構築
  • インターネット広告作成
  • WEBライターやWEBデザイナー

ハードウェア業界/ソフトウェア業界

  • AIやOS、アプリなどの開発や管理
  • パソコン、スマホ、IoT家電などの開発

IT系フリーランス

  • SNSを活用したインフルエンサー
  • ショッピングサイトの運営

通信技術業界

  • Wi-Fiやインターネット回線、5Gといった通信技術関連
  • 企業の情報システムを導入する際にサービスを提供する

②IT業界が全くの初心者でも大丈夫?

日本では全く別の仕事をしていた人や未経験の人でも、カナダでIT留学をすることはできます。ITに関する知識がゼロで未経験。という人でもコースを選べばIT業界で活躍できる知識やスキルをしっかりと身に付けることができます。

 

初心者におすすめのコースは、「フロントエンド」と呼ばれるユーザーの目に触れるWEBデザインやWEBの構築などを学べるコースです。

 

いきなり難易度の高いCGグラフィックやプログラミング言語を学ぶのはハードルが高すぎて、勉強するモチベーションを保つのが大変になります。まずは、身近な部分から学び、時間をかけて発展的な学びを深めていくのも方法です。

こんな人におすすめ

  • 英語力だけではなく、パソコンやコンピューターのスキルを伸ばしたい人
  • 実践的な技術を学びたい人
  • エンジニアとしての職務経験がある人
  • IT(情報技術)のスキルアップをしたい人
  • 現在IT業界で働いており、国際的な企業で活躍したい人
  • 北米企業で働いてみたい人

まとめ

カナダのIT留学では、実践的にITの最新技術を学ぶことができます。インターンシップやCo-opプログラムを利用すれば、現地企業での就労のチャンスもあり、より多角的にIT業界を知れます。

 

近年、カナダにはアメリカからITやテクノロジー関連の有名企業が進出してきており、IT業界の求人数は増え続けています。カナダへの永住を考えている人、北米のIT業界でチャレンジしたい人を後押しする条件が揃っています。

カナダでITを学べる学校一覧

カモーソン・カレッジ(CAMOSUN COLLEGE)

カモーソン・カレッジ(CAMOSUN COLLEGE)

$312/週~

大規模な総合カレッジであり、カレッジ進学コースを修了後に進学が可能です。カレッジには地元の学生がいるので、異文化交流や実用的・実践的な英語を学ぶ場として最適です。
Niagara College Canada(ナイアガラ・カレッジ)

Niagara College Canada(ナイアガラ・カレッジ)

$262/週~

州催行の満足度調査で堂々の第一位を5年連続で獲得した語学学校です。また日本国籍率は通年低く5%程です。高い学習意識を持つ生徒が多く集まるので、互いに刺激し合いより良い環境を築きあげられるでしょう。
Seneca College(セネカカレッジ)

Seneca College(セネカカレッジ)

$283/週~

100か国以上から毎年3500人以上の留学生を積極的に受け入れています。ファッションや幼児教育、ビジネスなどコースの多さは総合カレッジならではの魅力です。
George Brown College(ジョージブラウン・カレッジ)

George Brown College(ジョージブラウン・カレッジ)

$275/週~

立地の良さとトロントの産業界とのつながりの深さで有名な専門学校です。学生の30%近くが留学生で、国際色豊かな環境で学習したい方にはぴったりな学校です。
ダグラスカレッジ(Douglas College)

ダグラスカレッジ(Douglas College)

$353/週~

バンクーバーに位置する公立カレッジです。比較的日本人が多いとされるバンクーバーのカレッジの中でも日本人率は低く、英語に溢れた環境の中で学習することが可能です。co-opプログラムにも力を入れています。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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