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よく分かる!観光ビザでカナダ留学する方法と『eTA』申請マニュアル


カナダ留学をする際、取得するビザの種類は様々です。カナダ国内でアルバイトをする、インターンシップをする、〇ヶ月滞在するなど人によって事情は異なるため、留学の際は違法滞在とならないよう取得するビザの種類には要注意です。

 

今回は観光ビザでカナダ留学をする方法や、カナダ入国に欠かせないeTAの申請方法について詳しく紹介します。カナダ留学を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

カナダは観光ビザで留学できる?

そもそもビザって何?

ビザは査証と呼ばれることもあります。自国民以外の人が、その国に入国するのに差し支えないことを証明するものであり、入国許可を受けるための申請書類となっていることもあります。

 

国によってビザを免除しており、パスポートのみで入国できるところもありますが、在留許可とは異なるので気を付けましょう。滞在目的や滞在期間によって申請書類の種類や審査の厳しさは異なります。

 

本来の目的とは異なるビザを取得して滞在していることが判明した場合、強制帰国となることもあるようです。ビザの審査や発行は、基本的にその国の在留大使館や領事館で行われます。

 

日本のパスポート保持者は約190ヵ国に査証免除が認められており、世界で最も多くの国にビザなしで入国できます。

カナダ観光ビザでできること

カナダ観光ビザの主な目的は観光です。その他には、6ヶ月以内の就学ができ、語学学校で英語を学ぶこともできます。

 

6か月以内の滞在期間であれば、観光ビザのみで滞在することができますが、入国審査官によって条件を満たさないと判断されると、滞在期間を短くされたり入国拒否されたりする例もあるようです。

 

往復の航空券や海外保険の証明書の提出が求められるため、しっかりと用意していく必要があります。日本人はビザが免除されているからといって、気を抜かないようにしましょう。

 

特に6ヶ月ギリギリの滞在となると、多くの質問をされ、資金の証明が必要なるケースが多いです。

カナダ観光ビザでできないこと

観光ビザでは6か月の滞在が許可されていますが、カナダでは観光ビザでできないことももちろんあります。主なものとしては就労が禁止されていることです。

 

お金を稼ぐ活動は全て禁止されており、観光ビザで入国するのであれば、滞在期間中に十分なお金を持っている必要があります。また、無給のものでもボランティアに参加することは許可されていません

 

非営利団体のボランティアに数回参加する程度であれば問題はありませんが、定期的にボランティアに参加していると、裏で給料をもらっていると疑いがかけられます。最悪の場合は、不法就労として強制退去となることもあるようです。

カナダ観光ビザで通える学校

観光ビザを持っていて就学する場合、通える学校の種類は語学学校に限られています。滞在期間が6ヶ月以内であっても、専門学校や大学に通う場合は学生ビザを取得する必要があります。

 

学生ビザは入学許可証さえあれば取得は難しくありません。特に、インターンシップへの参加は観光ビザではできないので気を付けましょう。

 

観光ビザから学生ビザに変えることはできますが、日本に一時帰国したりニューヨークのカナダビザオフィスを訪れたりする必要があるのでおすすめできません。

 

カナダに渡航する時点で、半年以上学校に通うことが決まっている場合は、始めから学生ビザを取得した方がビザ更新の際も楽になります。

カナダ留学にはどのビザが最適?ビザの違いと取得方法【比較表付】

カナダ観光ビザは延長ができる

観光目的でカナダに入国し、6ヶ月以上滞在したいという場合には、観光ビザを延長することができます。ただし、入国から半年はビザが免除される日本人であっても、それ以上の期間の観光ビザは申請が必須となっているので気を付けましょう。

 

移民局のウェブサイトにアクセスし、申請書と必要書類をオンラインまたは郵送で提出し、100カナダドルの申請費用を支払います。

 

許可が下りれば観光ビザが郵送で届きます。観光ビザの場合は、最長6か月間滞在期間の延長が認められていますが、観光ビザはカナダ国内で働けないことから、特に資金の面で申請が拒否されることも多くなっています。

 

観光ビザの有効期限が切れる1か月前までには申請しましょう。

カナダの観光ビザは入国時に自動付与

日本人は観光ビザの申請は必要無い

カナダに訪れる外国人は、カナダに長期滞在している人を除いて、入国前に入国審査を受ける必要があります。カナダに入国しても問題がない人かどうかを審査官が書類や犯罪履歴を元に判断します。

 

そして、カナダに入国する資格があることを示すビザを持っていることが求められます。事前に領事館や大使館でビザを申請し、取得しておいたものを提出するのです。

 

しかし、日本人への観光目的のビザは免除されているため、入国審査時に何も問題がなければ自動的にカナダでの観光ビザが手に入ります。

 

出国前の数か月前から観光ビザを事前申請する必要がなく、ビザ申請費もかからないのでカナダに行くハードルが下がることでしょう。

観光ビザ取得の条件

日本人=入国に問題ない、というわけではありません。観光ビザが入国時に取得できるには条件を満たす必要があります。

 

まず、渡航目的が「観光、知人・親族訪問、商談、会議出席、学会発表、市場調査、契約締結、通過、外交・公用」に限られています。

 

また、最長6ヶ月滞在で、滞在許可日数は入国審査官が判断します。パスポートの残存期間が滞在期間+1日残っている必要があります。

 

復路の航空券を所有していることも条件に書かれています。また、入国審査官によっては財産の証明を求められることもあるので、銀行の残高証明書を持っておいた方が安心です。

カナダに未成年が渡航する場合

カナダでは18歳未満は未成年者として扱われます。その場合、カナダ移民・難民保護法が適用となり、入国審査がより綿密に行われます。父親・母親と共に渡航する場合は問題ありません。

 

ただし、1人で渡航する場合やどちらかの親としか渡航しない場合は、親の署名が入った渡航同意書(英語かフランス語)・出生証明書/戸籍謄本・同行しない親のパスポートコピーが必要となります。

 

親以外の成人と一緒に渡航する場合も上記のものが必要です。

カナダ入国時にはeTA申請が必要

eTAとは?

eTAとは、「電子渡航認証」のことです。2016年3月15日から導入された制度で、日本もeTA取得の対象国となっています。日本人は事前にビザの取得が必須となっていないため、渡航者のパスポート情報を事前に把握できないためです。

 

eTAを取得していない状態では、日本からの飛行機に搭乗できない場合もあるので気を付けましょう。eTAの申請はオンラインでできるため難しくありませんが、手続き完了後に情報を変更することはできません。

eTAは海路や陸路で入国する際は不要

カナダ留学のために渡航する場合、日本からカナダに行くには飛行機で行く方法しかありません。航空会社によってはeTAを空港でのチェックイン時に確認しているところもあります。

 

しかしカナダ留学前にアメリカなどに寄っており、海路や陸路でカナダに入国する場合は必要ありません

 

不安な場合は留学エージェントなどで、eTAの申請ができるか確認しておくといいです。

 

eTAの有効期間は5年間またはパスポートの残存期間です。過去5年以内にカナダに渡航しており、パスポートも変えていない場合はeTAの有効期限内なので再度申請する必要はありません

eTAの申請方法

eTA申請の必要書類

eTA申請はとても簡単です。用意するものは、たった3つです。カナダ滞在期間+1日以上の残存期間があるパスポート・メールアドレス・クレジットカードです。

 

特にメールアドレスは、eTA申請完了の連絡や認証結果、申請番号などが送られてくるため、正確に記入する必要があります。迷惑メールにメールが行き、気づかないことがないように、事前にカナダ政府のメールアドレス(@cic.gc.ca)をセーフリストに入れておきましょう。

eTA申請マニュアル

以下で、画像付きにてeTAの申請手順を説明します。申請ページはもちろん英語ですが、和訳を付けていますのでこの手順通りに申請を進めれば問題ないかと思います。

①eTA申請ページを開く

まずカナダ政府のサイトからeTA申請のページに飛びます。注意点や説明の後、ページの左下に申請ボタンがあるのでクリックします。

eTA申請のページ

②フランスかベネズエラのパスポートがあるか


最初の質問は「フランスかベネズエラのパスポートを持っていますか?」です。持っていなければNo、持っていればYesを選択します。

③代理申請か


すると次に「代理でこの申請業務をしていますか?」とあるため、本人であればNo、代理人の場合はYesを選択します。

④渡航文書は?


次に「渡航文書は何?」という質問があるため、パスポートを選択してパスポートコードはJPN、国籍はJapanを選択します。

⑤パスポート情報

その次はパスポート情報の入力となります。パスポート番号・苗字・名前・生年月日・性別を間違えないように入力します。

⑥出生国など

続いて、生まれた国・生まれた市町村・パスポート発行日・パスポート有効期限を入力します。

⑦婚姻状況


「二重国籍ですか?」という質問は、多くの日本人がNoという回答でしょう。次に婚姻などの個人情報の入力です。自身の婚姻状況に当てはまるものを選択しましょう。独身であればsingle、結婚していればmarriedとなります。

 

次に「過去にeTA、就労ビザ、学生ビザに申請したことがありますか?」とあるので、初めての申請であればNo、過去に申請した場合にはUCI番号を入力します。

⑧職業


そして職業選択です。職種を選択し、職業の選択・会社名・所属先がある国と市町村・仕事を開始した年を選択します。

 

「Student」を選んだ方は学校の情報を記入することになるなど、職種によって入力欄が変化します。

⑨メールアドレスなど


その次に、連絡を受け取る言語(英語またはフランス語)を選択してメールアドレスを入力します。

⑩住所


そして個人情報の入力です。住所を記入しますが、英語のため、マンション名や部屋番号から始まり、最後に国名と順番が反対なので気を付けましょう。次に旅行の情報を入力します。

⑪渡航日

「渡航日は決まっていますか?」とあるため、決まっていればYesを選んでカナダ行きの飛行機の日程と出発時間を入力します。

⑫バックグラウンド


質問の最後にはバックグラウンドに関する質問があります。

 

「今までカナダや他の国でビザや入国許可の申請を拒否された、または退去を命じられたことはありますか?」、「どこかの国で犯罪行為、逮捕される、有罪判決を受けた事がありますか?」、「過去2年間で結核と診断される、結核患者と接触がありますか?」とあるため、当てはまらなければNoを選択します。

⑬同意と電子署名


最後に個人情報提供への同意にチェックを入れ、フルネームをパスポート名通りに入力して支払いに進みます。

eTA申請費用の支払い

全ての個人情報を入力し、質問に答えたら「Proceed to Payment」をクリックして支払いへと進みます。eTAの申請は7カナダドルなので、確認ができたら「Transmit and Pay」をクリックします。


クレジットカード情報の入力画面になり、クレジットカードの種類・カードの名義人・カード番号、カードの有効期限・セキュリティー番号を順番に入力しましょう。

 

緑のボタンの「Process Transaction」をクリックすると、支払いが完了となります。

eTAの確認方法


eTAの申請が完了すると、すぐに申請完了のメールが届きます。申請結果はすぐに送られてくる場合と数日後に送られてくる場合があります。

 

申請状況を確認する場合は、サイトにアクセスし、eTA申請番号・姓名・パスポート番号・パスポート発行国・パスポート発行日・パスポートの有効期限を入力し、「Check application status」をクリックします。

 

「Confirmation of receipt of eTA application」は認証保留、「Request for documents」は追加書類の請求、「eTA approved」はeTA承認となります。

 

申請から72時間以内に何もメールが届かない場合は、メールアドレスが間違えている可能性があるので問い合わせましょう。

eTA確認ページ

観光ビザでのカナダ留学が向いている人

では最後に、観光ビザでのカナダ留学が向いている人を紹介します。

  • 6ヶ月以内で語学学校に通う人
  • 観光をメインで滞在したい人
  • 働かなくても十分な資金がある人
  • カナダ国内からワーホリ申請をする人

まとめ

今回は、観光ビザを使ってカナダ留学をする方法、観光ビザの取得方法や条件、eTAの申請方法について詳しく紹介しました。

 

eTA申請は英語だけなので、「英語を勉強しにカナダに行くのに、今の時点では全然英語が分からない!」とパニックになる人もいるでしょう。eTA取得は決して英語力をはかるテストではありません。

 

どうしても自分で取得が無理だと感じたら、代理業者に申請を頼むこともできます。自身で申請する場合は、後から訂正ができないので入力に間違いがないか確認しましょう。

 

ラララカナダではお客様のビザサポートも実施しております。カナダ留学ついてのご相談がある方はお気軽にお問い合わせください。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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