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カナダの大学で学部聴講をする方法は?おすすめ大学も紹介!

最近耳にするようになった学部聴講プログラム。学部聴講では、英語力を高めると同時に専門的な知識が身に着けられます。
現地の大学に通い、現地の大学生と一緒に学生生活を楽しむことができ、日本の大学での生活とはまったく違った雰囲気が味わえます。

この記事では、日本からの留学先に人気なカナダでの学部聴講プログラムについて、メリットとデメリットを3つずつ説明し、学部聴講におすすめのカナダの大学を、それぞれの特徴をふまえてご紹介していきます!

学部聴講とは?

学部聴講とは、日本の大学に在籍しながら、海外の現地の学生たちと一緒に授業を受けられる制度です。現地の大学で取得した単位は、自分が在籍する日本の大学に単位を移行できる場合があります。単位を認定してもらえるかどうかは、それぞれの大学により異なるため、事前に確認をしておきましょう。

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カナダ学部聴講のメリット

メリット①世界でもトップクラスの教育水準

カナダの教育水準は、世界的にもトップクラスと言われています。2019年の教育システムランキングでは、イギリス、アメリカに続き第3位にランクインするほどです。また、カナダ国内に100校ほどある4年制大学では、ほとんどが公立(州立)大学のため、教育水準にばらつきがないのが特徴です。学校内の施設も整っており、研究所なども設備されていることが多いため、整った環境のなか、高い水準で専門的な授業を受けたい方にぴったりです。

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メリット②留学生も受け入れられやすく治安が良い環境

カナダは移民大国と言われているほど、世界中から多くの移民や文化を受け入れています。多民族国家のため、異なる文化や人種を認め合う風土が根付いており、留学生であっても比較的馴染みやすい環境で生活できるでしょう。

 

また、カナダは2020年の世界で治安の良い国ランキングで6位に選ばれるほど治安が良い国として知られています。アメリカなどに比べて銃規制も厳しく強化され、個人が新規で銃を持つことは禁止されているのでその点でも比較的安心して生活できます。しかし、そうは言ってもカナダでも危険な場所や外出時にそれなりの注意が必要なこともあるので、渡航前には事前に確認をしておきましょう。

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メリット③選択肢が豊富にある

カナダでは、上記でも述べたとおり沢山の大学があり、それぞれの州や地域により大学の特徴や選べる専攻も異なってきます。ビジネス系のプログラムやホスピタリティ系のプログラムから、アート、カメラ、環境科学、音楽、社会人類学などといった専門的なプログラムも充実しているため、自分の興味のある学部が見つけられる可能性が高いでしょう。

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カナダ学部聴講のデメリット

デメリット①日本人が多い

カナダはなまりも少なく、アメリカオーストラリアに続いて留学生に人気の国として選ばれています。また、ワーキングホリデービザを利用してカナダに来ている人も多いため、日本人に出会う割合が多いです。とくに、人気の都市であるバンクーバーとトロントには多くの日本人が滞在しており、日本人が経営しているレストランや日本語対応の場所もあるため、英語環境になりにくいことがあります。そのため、英語環境を徹底したい方は、日本人が少ない郊外の大学を選ぶのがおすすめです。

デメリット②求められる入学条件のレベルが高め

カナダの大学は、入学条件となる英語力のハードルが高い場合が多いです。名門大学で学部聴講プログラムを受ける場合は、さらにハードルが上がります。教育水準が高いからこそですが、その分事前準備も必要になってきます。
しかし、もし規定のレベルに達していない場合や英語力が心配な場合は、英語強化のプログラムを学部聴講の前に加え、英語力を上げてから学部聴講にのぞむことも可能です。

デメリット③冬の寒さが厳しい

カナダは面積も広く、地域によって季節ごとの気温差が異なります。バンクーバーのある西海岸は、冬であっても雨が多く降ることで有名で、冬は比較的暖かいですが、北側や東海岸の冬の寒さは厳しいことで知られています。トロントやモントリオールなどの都市はとくに、冬は氷点下が続き雪も多いため、寒さが苦手な人は都市を選ぶ判断材料にするといいかもしれません。しかし、寒いからこそできるスノーボードなどのウィンタースポーツや、オーロラ観測などの観光も楽しめるため、寒さが厳しい地域でこそカナダならではの自然を楽しむことができます。

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カナダ学部聴講の入学条件は?

学部聴講の入学条件は、希望する大学にもよりますが、だいたいIELTS5.5〜6.5以上を目安に設定している大学が多いです。

 

最初に語学学校で英語力を高めてから学部聴講をする場合は、語学学校へ入学する時点でIELTS4.5程度があると望ましいですが、英語力が全くなくても語学学校には入学可能です。

カナダ学部聴講でおすすめの大学3選

①Vancouver Island University

特徴①自然に囲まれた場所でのびのび勉強できる

Vancouver Island University(VIU)は、バンクーバーから飛行機で20分、フェリーで1時間の場所にあるナナイモというところに位置しています。ナナイモは自然が豊かで静かな街なので、アクティビティをしたり、のんびりと大学生活を楽しめます。

特徴②日本人が少ない環境

バンクーバーやトロントなどの留学先で人気な都市では、日本人の留学生も多く、日本人と話す機会も多くなり、なかなか英語環境になりにくいところがあります。しかし、VIUは日本人留学生が少ないのでしっかりと英語環境で学べます。

特徴③メリハリをつけて学べる

バンクーバーやシアトルが近く、都市部へのアクセスも良いため、気軽に旅行ができます。平日は日本人の少ない環境でしっかり勉強し、土日はバンクーバーやシアトルへ遊びに行くというように、メリハリをつけて勉強ができます。

バンクーバーアイランド大学付属語学学校

②Capilano University

特徴①森に囲まれた癒しのキャンパス

Capilano Universityは、バンクーバーの対岸にあるノースバンクーバーに位置する比較的小さめの規模の学校です。全校生徒数も多くなく、キャンパスは森に囲まれており、自然豊かな落ち着いた環境のなかで勉強ができます。

特徴②アットホームなクラス

大学の授業は、一般的に100名規模のものが多いですが、Capilano Universityはクラスが25名程度の小さめの規模になっています。そのため、留学生にとっては授業に集中してついていきやすい環境の中で勉強ができます。

特徴③留学生向けのサポートがある

Capilano Universityには、Wong and Trainor Centre for International Experience (CIE)という留学生向けのサポートがあります。こちらでカウンセリングを受けたり、留学生向けの情報を得たり、さまざまなサービスを受けることができるので、海外生活が心配な人も安心です。

キャピラノ大学付属語学学校

③Ottawa University

特徴①充実した施設

Ottawa Universityはカナダの首都オタワにある名門大学です。200を超えるプログラムや800以上の研究施設、450万冊もの書籍を保管する図書館などがあります。カナダで3番目の大きさを誇るキャンパスで、のびのび勉強ができます。

特徴②フランス語が同時に学べる

Ottawa Universityでは、ほとんどのクラスを英語かフランス語で学べます。カナダではフランス語も公用語ですが、フランス語を日常的に話す場所は限られているので、フランス語を学びたい人にとっておすすめの大学です。

特徴③生活費が安い

バンクーバーやトロントといった大都市に比べて、オタワは生活費や滞在費が比較的安いです。また、遊ぶ場所もバンクーバーやトロントと比べると多くないため、留学費用をできるだけ抑えたい留学生にはおすすめの場所です。

 

学部聴講プログラムについてはオタワ大学付属語学学校の英語プログラムを受講することで可能になりますが、学部聴講可能かどうかは英語力などの審査がございます。

オタワ大学付属語学学校(University of Ottawa, English Intensive Program)

カナダで学部聴講する場合のスケジュール例

現時点でTOEIC700点程度の英語力をお持ちの方で、語学学校とパッケージで行く場合を例にご紹介します。

 

最初の4カ月は語学学校で英語力を強化し、その期間で学部聴講先の大学入学に必要なレベルの英語力を身につけます。その後の4カ月(1セメスター)は、大学で聴講授業を受けるという流れです。

 

人によっては聴講授業の期間を延長したり、英語レベルが学部聴講の入学条件に満たない場合は、語学学校の期間を延長したりします。

まとめ

海外の大学へ留学するのは、英語力が必要だったり、費用や多くの時間がかかり、なかなかハードルが高いですよね。しかし、学部聴講プログラムを利用することで、自分の可能な範囲で現地での大学生活を送ることができます。

 

カナダは世界的に見ても教育水準が高く、レベルの高い授業が受けられます。日本の大学を在籍中にカナダの大学生活を体験したい方や、今後大学進学を希望している方はおすすめのプログラムなので、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

呑村紗也佳

私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

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