
単位認定留学を聞いたことがあるでしょうか。単位認定留学とは大学生が行える留学方法のひとつです。現在日本の大学に通っているが大学卒業までに留学を行いたいという人におすすめの留学方法です。また単位認定留学を行いたいがどの国にすればよいのかで迷っている方におすすめなのがカナダです。カナダは留学の地として人気を集めており、比較的安く高い教育水準の元で単位認定留学を行える国として有名です。
単位認定留学は仕組みをよく知っていないと有効活用することができません。ここでは単位認定留学について詳しく説明していくとともにカナダで単位認定留学を行うメリットデメリットについてもご紹介していきます。単位認定留学についての疑問がきっと解消できることでしょう。
目次
単位認定留学って何?他の留学との違いをわかりやすく解説
単位認定留学とは
単位認定留学とは、日本の大学に在籍したまま海外の大学へ留学し、現地で取得した単位を日本の大学の卒業単位として認定してもらう制度です。
この制度の最大のメリットは、留学期間を卒業までの年数に含められるため、「休学せずに4年間で卒業が可能」な点です。最新のグローバル教育環境では、カナダの公立大学との提携により、質の高いアカデミックな授業を現地の学生とともに受講できるプログラムが注目されています。
しかし、単位として認定されるには大学による規定を満たさなければなりません。在学中の学習単位に沿っている必要があるので、基本的に英語をまなびたいなどの語学留学は単位として認められないなどのいくつかの決まりが存在します。
単位認定留学と認定留学の違い
「単位認定留学」は、海外で取得した単位を日本の大学の卒業単位に組み入れること全般を指す通称です。対して「認定留学」は、日本の大学が認めた海外大学(協定校以外も含む)へ留学する正式な制度名を指します。
つまり、「認定留学」という制度を利用することで「単位認定」が可能になるという関係性です。
2026年現在は、従来の大学講義だけでなく、専門性の高い実務プログラムを認定対象とする大学も増えています。
単位認定留学と交換留学の違い
「交換留学」は大学間の提携に基づき、少数の選抜学生が授業料免除などで派遣される公的な制度です。そのため、留学先の大学は選べないことがほとんどです。
一方、「単位認定留学(認定留学)」は、提携枠に縛られず、自分の学びたい分野に合わせて幅広い選択肢から留学先を自由に選べる点が最大の違いです。
語学力や成績の門戸も交換留学より広く設定されているケースが多いのが特徴です。
単位認定留学と休学留学の違い
単位認定留学は海外で取得した単位を日本の大学でも認めてもらえるシステムなのに対し、休学留学とは日本の大学を休学し、半年から2年間と長期で留学することを言います。認定留学に対して休学扱いとなるのでその間の規定は特になく、留学期間をどのように使用するかは自由です。
単位認定留学では取得する単位などに制限がかかってきます。しかし休学留学では休学扱いとなるので、語学留学を行ったり異文化体験など日本でできないことを行うなど、自分の希望や目的に合わせたコースを選択することができます。しかし、自由が利く一方で、休学期間に合わせて大学の卒業が伸びてしまうのが休学のデメリットです。
留学スタイル比較表
| 比較項目 | 単位認定留学(認定留学) | 交換留学 | 休学留学 |
|---|---|---|---|
| 日本の大学でのステータス | 在学扱い | 在学扱い | 休学扱い |
| 卒業までの年数 | 原則4年 | 原則4年 | 4年+留学期間 |
| 留学先の選択肢 | 広い(自身で選択可能) | 制限あり(提携校のみ) | 自由(語学学校も可能) |
| 単位の認定 | あり | あり | なし |
| 日本の大学への学費 | 支払いが必要なケースが多い | 支払いが必要 | 免除または減額 |
| 主な目的 | 専門科目の履修・単位互換 | 学術交流・代表派遣 | 語学工場・Co-op・自己啓発 |
単位認定留学で得られる3つの大きなメリット
留学をすることによって日本では経験できないような素晴らしい経験を行うことができます。しかし具体的に単位認定留学を行うと一体どんなメリットがあるのでしょうか。ここからは単単位認定留学を行う際のメリット、デメリットについて詳しく説明していきます。
①留学をしても4年で卒業できる
海外に留学を行う際に日本の大学において進級に必要な単位が得られないため、留学から帰ってきたあとに留年となってしまうケースがあります。また、休学留学を行うと休学期間の分卒業が伸びてしまうということが起こります。
しかし、単位認定留学を行うと海外の大学で習った分の単位がそのまま日本の大学に反映されるので、留年したり卒業が延期とならず規定通りの4年間で卒業が行えます。留学はしたいが4年間で卒業がしたい、留学中の単位を日本の大学でも使用したいという人にピッタリの留学方法です。
②休学するよりも予算が安く済む
休学留学を行ってしまうと必然と予算がかかってきます。近年休学中の費用は下がってきており、以前の半分ほどの休学費用の支払いで良くなっています。しかし、休学費用は国公立の大学以外は数万円の支払いが必要になります。
しかし単位認定留学を行うと休学扱いにはならないので、休学費用を支払う必要がありません。留学するとなると学費だけでなく生活費など思ったよりもお金がかかってくるものです。そのためにも単位認定留学を行うことで費用を安く留学することが可能になります。
③キャリアにつながる
近年日本のビジネスでも国際化が進んでいます。留学経験者を積極的に採用したいと考えている企業が多数あり、大学中に留学を経験しておくことは就職活動や今後の仕事などでも自己のキャリアにつながることは必然です。
特に外資系や海外勤務を考えている人にとっては留学を行っていることは将来のプラスとなること間違いないでしょう。実際にはTOEICで高得点を取っていても、英語で会話ができない人が多いのが現状です。現地の英語に触れ、英語で生活することで実践で使用できる英語力が身につきます。就職だけでなく、就職後のキャリアアップとしても大きなアドバンテージとなること間違いないでしょう。
事前に知っておきたい単位認定留学のデメリットとは?
自己のスキルアップや留学経験などがつめる単位認定留学ですが、行うにはデメリットも出てきます。デメリットを知り単位認定留学を安全に行えるように準備を行いましょう。
①費用がかかる
単位認定留学を行うには長期間の留学が必要となります。カナダの大学の費用は日本の大学に比べて高額です。また、長期間の滞在費用などは自己にて賄わなければいけません。往復の航空券や海外保険など思った以上に留学の費用がかかってくるのが現状です。ある程度必要な費用を貯金しておいて計画的に行うことをお勧めします。
②単位認定されない場合がある
単位認定留学とは海外の大学で得た単位を日本の在学中の大学の単位として使用する方法です。しかし、大学の指定にそった単位でなければ単位認定されない場合があります。単位認定の申請は留学終了後に行うため、留学してから単位が認定されないことが判明すれば大学の単位が満たされずに留年となってしまう場合もあります。単位認定される授業かどうかはしっかりと大学側と確認を行っておきましょう。
③私立語学学校は単位認定に認められない場合がある
単位認定留学は休学とは違います。日本の大学の専攻にそった単位でないといけないので、私立語学学校での語学留学は含まれないことがほとんどです。
一方で、もちろん大学の講義は英語での授業になりますから、大学の講義が理解できるくらいの英語レベルが必要とされます。
英語を学びたいけど私立語学学校は認められないという場合には、「大学付属語学学校」で単位が認定されないか確認してみましょう。多くの大学では、「大学付属語学学校」では語学留学も単位認定されます。
④想定外のトラブルに巻き込まれる危険がある
単位認定留学は海外での長期間の滞在が必要となってきます。言語や文化の違う国で過ごすのはそれだけでも非常にストレスになりやすいです。様々な困難を乗り越えていくのが留学をするにあたって生涯でとても貴重な経験になっていきます。
しかし、ホームシックや精神的に耐えられず帰国をされる人もいるのが現状です。途中で退学した場合には単位が取得できなくなるので、大学の進級が遅れてしまうなどのリスクが発生します。
単位認定留学で失敗しないための確認ポイント
単位認定留学を成功させるための最大の難関は、日本の大学による「事前の審査」です。せっかく海外で学んでも、帰国後に単位が認められなければ「休学留学」と同じ扱いになってしまいます。単位認定留学を考えている方は、ぜひ以下のチェックポイントを確認してみてください。
単位認定が「される」主なケース
学位授与権のある大学(University/College)での履修
現地の大学生が卒業のために受講する正規の学部授業を履修し、合格した場合、高い確率で認定されます。
日本の専攻に関する科目
日本の大学での専攻(例.経済学部なら現地のマクロ経済など)に近い内容は、内容の互換性が認められやすい傾向にあります。
大学付属語学学校の「上級レベル」
最近の緩和により、語学専攻の学生に限らず、大学が指定するレベル以上の語学研修を単位として認める大学が増えています。
単位認定が「されない」可能性があるケース
オンライン授業との比率
対面授業の再開に伴い、「留学期間中のオンライン受講は〇%まで」と制限を設ける大学が増えています。受講スタイルが認定基準に合致するか確認が必要です。
私立の無認可校や習い事レベルのコース
学位授与権のない私立語学学校のみの通学や、趣味・教養に近いコースは、アカデミックな内容とみなされず却下されることがあります。
成績不振(Fail)
当然ながら、現地の試験で不合格となった科目は、認定の対象外となります。
出発前に必ず確認すべき3つのポイント
後悔しないために、出願前に以下の項目を大学の教務課(または国際交流課)で必ず確認しましょう。
1.認定校の定義
自分のいきたい学校が、大学の定める認定基準(認定校リストや学校の種別)を満たしているか。
2.単位換算のルール
「現地の3単位=日本の2単位」など、計算方法は大学ごとに異なります。卒業に必要な単位数を満たせるか逆算が必要です。
3.シラバス(授業計画)の事前提出
多くの大学では、出発前に現地の授業の「シラバス」を提出し、教授会で「この内容なら認定する」という内諾を得る必要があります。
なぜカナダ?単位認定留学におすすめな理由の3つ
単位認定留学を行える国は沢山ありますが、どの国で留学を行うかによって留学の質が変わってきます。ここではカナダで単位認定留学を行うメリットをご紹介いたします。
①カナダへ移住がしやすくなる
カナダは世界の住みやすい国ランキングでも上位に上がるほど人気のある国です。留学をきっかけに将来はカナダへ移住したいという思いに至る人も多々いることでしょう。将来カナダへ移住したい方にはカナダで留学を行うことをおすすめします。また、カナダの大学で留学を行うことで卒業後に日本だけでなくカナダでも活躍する道が開けるというメリットがあります。
②在学中に現地で働くことができる
カナダの公立大学の留学生は週20時間までパートタイムでの就労が認められています。また、夏休みなどの長期休暇中はフルタイムで就労することが可能です。留学中の滞在費を賄えるだけでなく、カナダの現地で就労するという貴重な体験を行うことができるのもカナダで単位認定留学を行う魅力のひとつです。
③他の国に比べて学費が安い
カナダは世界でも教育水準の高い国です。それにもかかわらずカナダは他の英語圏の国に比べると最も学費の安い国と言われています。最も学費の安い学校では年間で150万円から通うことができ、アメリカの大学の半額以下で受講することが可能です。留学費用を抑えたい人には最適でしょう。また、カナダは英語の発音がきれいでフレンドリーな人が多いという特色があります。英語に自信のない人でも留学生活が過ごしやすいのもカナダで留学を行うメリットでしょう。
事前確認必須!カナダで単位認定留学をする際の注意点
単位認定留学に人気のカナダですが、もちろんデメリットもあります。カナダで留学を行う際のデメリットをしっかりと踏まえた上で留学を決めるのも非常に大切となってくるでしょう。
①卒業が難しい
日本の大学では入学をしてしまえば卒業は比較的簡単といわれています。しかしカナダの大学は逆で、入学はほとんど書類審査で通りますが入学後はほとんどの授業に出席し、しっかりと単位をとる必要があります。海外では能力に重きを置かれますので、一定の成績がキープされないと退学を言い渡されてしまうこともあります。
②授業のスタイルが日本と違う
日本の授業スタイルはほとんどが授業を聞く受け身スタイルがほとんどです。一方で、カナダの大学では発言を主とした授業スタイルが一般的です。グループワークなどが多く、自分の意見を積極的に発言をする必要があるのでシャイな日本人は授業スタイルに慣れるまでがなかなか大変なようです。
日本とは違う授業スタイルなので、慣れるまでは苦労するかもしれませんが慣れてしまえば英語力も人前での発言力も伸びるのでカナダで留学するメリットともなります。
③留学生でもカナダ人同様のレベルが求められる
カナダの大学では日本人以外にも様々な国からの留学生を受け入れています。しかし、留学生だからと言って採点が甘くなることはありません。英語の文法やスペルミスなどもカナダ人と同等に扱われます。言語が違う国で勉強を行う大変さを痛感するでしょうが、頑張った分自己の能力は上がります。めげずに挑戦していきましょう。
単位認定留学の費用相場をわかりやすく解説
単位認定留学を行いたいが、具体的な費用がわからなければ計画が立てられません。ここでは単位認定留学を行う際のおおまかな必要費用をまとめてみました。単位認定留学を考えている人必見です。
大学費用
大学によっては日本の大学に費用を納めていれば免除される大学もありますが、別に学費が必要となる大学もあります。学費が必要となる場合には入学金と授業料を支払わなければいけません。大学によって費用は異なりますが、カナダの1年間の大学費用は平均して275万円です。カナダの州や大学によって費用は変わってくるので、約150万から400万円と大学によって大きな差が生まれます。
例えば、ブリティッシュコロンビア工科大学のビジネスマネジメントを専攻すると授業料として140万円と別で教材費が約7万円と合計約150万円かかります。カナダの授業料はアメリカの約半額以下となるため安く留学することができます。
有名大学は費用が高くなる傾向にあり、カナダでも有名な一流大学であるUBCでは留学生の1単位が10万円となります。1年間で30単位を取得すると300万円近くの費用が必要となる大学もあります。
滞在費
滞在する都市や滞在する方法によって滞在費は大幅に変わってきます。たとえば滞在方法として、ホームステイやシェアハウス、学生寮などがあげられるでしょう。一番安く滞在できる方法はシェアハウスです。
シェアハウスでも他の人と同室なのか、鍵付きの個室なのかによっても値段は少し変わってきます。カナダではバンクーバーの賃貸料金が一番高くなりますが、シェアハウスの個室部屋で月8~10万必要と考えればよいでしょう。大都市から離れるほど賃貸費用は安く賄うことができます。
しかし単位認定留学となると日々忙しく、学業も大変になってくることでしょう。シェアハウスは他の人と共に過ごすため、多少の騒音などは我慢しなければいけません。また自己にて家事全般を行わなければならなければので、不安な方はホームステイなどを選択することもおすすめします。
生活費
食費や日用品の費用は月7~9万あれば生活していけるでしょう。外食の頻度にもよりますが、自炊をすれば月5万程度で過ごすことができます。賃貸費と生活費を合わせて月20万で予算を組んでおくと妥当でしょう。
費用を安く抑えるには
カナダは英語圏内で最も安く留学を行うことができますが、単位認定留学を行うには費用がかかってきます。しかし、上手く活用すると費用を安く抑えることも可能です。費用を安く抑えるには、学校が定期的に行っている長期割引制度を利用することで学費を安くすことができるのでぜひ利用してみてください。また、飛行機などのチケットを購入する場合には早割などのキャンペーンを活用することで、通常の価格の半額で購入できます。留学を計画的に行うことで最終的にお得に留学を行うことが可能です。
また、シェアハウスなど安い滞在先を利用すると月々の生活費用が抑えられるのでリサーチなども入念に行うことをおすすめします。滞在先によっては長期で滞在すると家賃を割り引いてくれたりもするため上手に交渉を行ってみてください。
費用が工面できないときには奨学金の使用検討も
単位認定留学を行いたいが、留学を行うには多額な費用が掛かってきます。留学費用を工面できずにあきらめざるを得ない方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが奨学金制度です。単位認定留学は奨学金制度が利用できることがあります。
奨学金には日本の政府や自治体が運営しているものと、民間団体が行っているものがあります。日本人留学生を対象にした奨学金制度もあるので、利用も考えてみるのもよいのではないでしょうか。
どうやって探す?単位認定留学先の選び方ガイド
交換留学と違い単位認定留学は留学先などが自由な分自己にて留学先を探さないといけません。自分の専攻しているコースがその大学にあるのか、どのようにして大学を探せばよいのかがわからず行き詰ってしまうこともあるでしょう。
大学が単位認定の要件を決めているのが一般的ですので、まずは学生課で要件書を入手しましょう。そちらを弊社にお持ちいただけましたら、該当する学校を無料でご紹介させていただきます。
\単位認定留学の相談をしてみる!/
留学を上手に活用し将来への道を開けよう
単位認定留学を行うことで将来への道が大きく開けてきます。またカナダは留学費用が安く教育水準が高く留学を行うのにおすすめの国です。単位認定留学を上手に活用することで大学中に自己のスキルアップやかけがえのない経験を行うことができます。学生の間にしか行えることのできないことを後悔しないようにやりつくしてみる人生もよいものです。ぜひ人生の選択の参考にしてみてください。





