名前:大橋由佳子 様
学校名:ILACインターナショナル・カレッジ
受講コース:Sales and marketing Diploma with Co-op
通学週数:92週間
ビザの種類:学生ビザ
自分の可能性を試す挑戦でした
私が留学を決めた理由は、人生で一度は海外で自分の力で生活してみたいという思いからでした。見知らぬ土地で家を探し、仕事を見つけ、異なる文化の中で生活するという経験は、自立心や適応力を磨く最高の機会だと感じていました。これらは単に語学を学ぶだけでなく、自分の可能性を試す挑戦でもあります。
特に、ビジネス系の大学で学ぶことへの興味が強く、セールスやマーケティングといった分野で国際的な視点を身につけたかったんです。現地での仕事や国際交流を通じて、英語力を試すだけでなく、異文化とのコミュニケーションスキルや柔軟な対応力を養うことも目標にしていました。実際に留学を通じて、こうした能力を高めることができたのは、自分にとって大きな収穫でした。
カナダ留学は私にとって最適な選択でした!
カナダに永住するつもりはなかったものの、仕事と勉強の両方ができるCo-opプログラムがあり、実務経験を積みながら学べる点が大きな魅力でした。
カナダは自然が豊かで、美しい景色が多く、都会と自然が融合しています。忙しい日常の中でも自然を感じられる環境は、私にとって理想的な留学先でした。また、アメリカや南米もカナダから近くて、旅行しやすいのも魅力的でした。
さらに、英語が通じる国であることに加え、移民を積極的に受け入れる多文化社会であるため、他の国に比べて住みやすいと感じました。カナダでの留学は私にとって最適な選択だったと確信しています。
留学を通して自分自身が大きく成長したと感じています
現地で大切な人々と出会えたことは、留学生活の中で最も良かった点の一つです。ホストファミリー、クラスメイト、コワーカー、そして日本人の友人など、様々な人々との関わりを通じて、価値観の違いや助け合いの大切さを学びました。人とのつながりは現地で生活するからこそ得られたもので、私の人生を豊かにしてくれました。
次に、日本からは遠い多くの場所を訪れることができた点も大きな収穫です。カナダ国内はもちろん、メキシコやアメリカにも旅行し、多文化を体感できたことは忘れられない思い出です。
ただ勉強するだけでなく、知らない土地で生活する大変さを実感しました。仕事や、通院、保険や税金の手続きなど、日々の課題を乗り越える中で、実生活のスキルや責任感を身につけることができました。これらの経験を通じて、自立心や適応力が格段に高まったと感じています。
苦労したことのおかげで身に着いたことがたくさんあります
カナダで特別苦労したことを3つ挙げたいと思います。まず、病気になったときの対応です。どの病院に行けば良いのか、保険の適用範囲などを全て自分で調べ、手続きを進めなければなりませんでした。日本と医療システムが大きく異なり、言葉の壁もあって非常に苦労しました。
2つ目は、家探しや生活費の工面です。特にバンクーバーは物価が非常に高く、家賃や日々の生活費をやりくりするのが大変で、計画的な予算管理が必要でした。
3つ目は、仕事探しです。カナダでは経験が重視されるため、Indeedで応募しても返信が来ないことが多く、自己アピールの仕方に悩みました。私にとってとても大きな挑戦でした。
仕事に関しては、日系の企業ではなく現地の会社で働くことを目指して仕事探しの舵を切ったとたん、過去のサービス業の経験を活かして大手ホテルのホストとして働く機会を得られました。この経験は貴重でしたが、アジア人が少ない職場であまりアジア人と関わりの無い上司とは文化や価値観の違いに戸惑うことも多々ありました。
どの体験を通してもコミュニケーションの大切さや自己主張の大切さを学ぶことができ、粘り強さや問題解決力が身についたと感じています。
さまざまなスキルを身に着けました
ILACではビジネスについて学ぶ授業を中心に受けました。そのため、英語の基礎があることが前提となり、専門的な用語や概念を理解する力が求められました。
授業の形式は先生によって異なりましたが、プレゼンテーションや課題が多く、積極的に参加することが求められました。特にグループワークでは、多国籍なクラスメイトと協力する必要があり、異なる価値観や考え方の調整が大変な部分もありました。
先生たちはとても親しみやすく、友達のように距離が近かったため、質問しやすく、授業の雰囲気はとても楽しかったです。こうした経験を通じて、実践的なスキルだけでなく、国際的な視点やコミュニケーション力も養うことができました。
アクティビティは留学生活をさらに楽しいものにしてくれました
タームごとに開催されるイベントや季節のパーティーではハロウィンパーティー、バレンタインやクリスマスなどがあり、バーを貸し切ったりクラブでイベントを行ったりと、とても盛り上がる機会が多くありました。
これらのイベントには学校外の友達も招待することができたため、交友関係を広げる良いきっかけになりました。また、クラスによっては先生が主催するパーティーもあり、生徒同士だけでなく先生ともリラックスした雰囲気で交流できたことが印象的でした。
アクティビティを通じてクラスメイトや先生との距離が縮まり、学校生活がより楽しく、充実したものになりました。
学校スタッフのレスポンスの速さは心強かったです
学校スタッフと深く関わる機会はあまりありませんでしたが、必要な場面ではとても親切で柔軟に対応してくれました。例えば、学校に関する質問やビザ延長手続きなどをお願いしたことがあります。迅速な対応と丁寧なサポートのおかげで、スムーズに手続きを進めることができました。
特に、レスポンスの速さは心強く、困った時にすぐに解決策を提示してもらえたため、不安なく留学生活を送ることができました。学校の運営面でのサポート体制は非常に整っており、必要な時に頼れる環境が整っていたことで、安心して学びや生活に集中することができたと感じています。日本人のスタッフもいたので、もし英語が不安な方でも相談しやすい環境だと思いました。
とにかく多国籍のクラスメイト!
クラスメイトはとにかく多国籍で、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちが集まっていました。授業時間が夜だったためか、日中は働いていたり、学生や社会人経験のある人だったり、年齢層も幅広くさまざまでした。その中で、留学生活を支えてくれる大切な友人や特別な存在とも出会えたことは、私にとって大きな財産です。
一方で、多国籍ならではの意見や文化の違いを感じる場面も多く、特にグループワークでは調整が難しいこともありました。しかし、そうした違いを乗り越えることで、より深い理解や新たな視点を得ることができ、良い経験になりました。多様な環境の中で学ぶことの楽しさと難しさを実感しました。
英語スキルは自然に向上しました
現地では英語の勉強自体はあまりしませんでしたが、学校でのプレゼンや面接、仕事中など実践的に英語を使う場面が多く、自然とスキルが向上しました。日本人が多い環境でも、自ら積極的に英語を使う環境を作るよう意識したこともよかったと思います。
シェアハウスの選び方や学校の友達との交流、仕事場でのコミュニケーションを通じて、生活において必要な実践的な英語力を伸ばすことができました。仕事では現地スタッフや上司とのミーティング、ネイティブのお客様とのやり取りを通じ、より高度な英語力を身につけることができました。
これらの経験は語学力の向上だけでなく、自信や柔軟な対応力を養うきっかけとなり、今後の成長にもつながる学びとなりました。
自然と都会のバランスが取れたバンクーバーで過ごしました
バンクーバーは、近隣にあるビーチや山のおかげで自然を感じながら暮らせる、とてもコンパクトで魅力的な街でした。夏はビーチやハイキング、冬はスキーやスノボが楽しめます。特に夏は日照時間が長く、リラックスしながら過ごせる環境が整っていました。
一方で、物価が高いことが課題でした。しかし、アジアンスーパーやコストコがあるため、自炊を工夫することである程度節約ができました。冬になると雪の影響でバスが動かなくなることもあり、移動が不便になることも。仕事に行けなくて困ったこともあります。
また、雨が多く、どんよりとした天気が続く日も多かったですが、それもバンクーバーの特徴の一つだと思います。全体的には、自然と都会のバランスが取れたすてきな都市でした。
ホームステイやシェアハウスでさまざまな体験をしました
滞在先については、さまざまな経験をしました。バンクーバーに到着して最初の3週間はホームステイをしました。学校までの距離が遠かったものの、ホストファミリーとはとても良い関係を築けました。特に、子どもたちが可愛く、今でも連絡を取り合うほど仲が良いです。
その後、自分で家を探して部屋を借りたり、友達とシェアハウスで生活したりと、自由な暮らしを楽しみました。ただし、家賃が高いことや、悪質なオーナーに当たるリスクがあることには注意が必要です。
一度、悪質なオーナーに当たったときは不適切な扱いを受け、とても苦しい経験をしましたが、これも自分で家を探す挑戦の一部だと捉えています。良い経験も苦い経験も、全てが留学生活の一部として学びになりました。
仕事でも貴重な経験をしました
留学中の仕事では、高賃金で需要の高い仕事を軸に探しました。結果として、現地のカフェを2店舗とSheraton Hotelでのホストの仕事を経験しました。
全てIndeedを利用して応募し、特にホテルの採用プロセスでは応募者1000人以上のものもありました。2次面接まで進み、採用担当者の目に留まったのは幸運でしたが、現地での就職の厳しさを強く実感しました。
ホテルでの仕事では、アジア人が少ない職場環境の中で価値観の違いに戸惑うこともありましたが、富裕層の観光客へのサービスは非常に貴重な経験となりました。特に、以前のサービス業の経験が生かされ、お客様対応には自信を持って取り組むことができました。
最終的に最も長く働いたのはカフェでした。カフェでの仕事は未経験からのスタートでしたが、ラテアートを自分で学ぶなど積極的にスキルを磨き、マネージャーも務めました。
マネージャーとしては、売上の管理、在庫やスタッフの管理、採用、新商品の考案など、多岐にわたる業務をこなしました。小規模なカフェでの経験でしたが、経営全体に関わることができたのは非常に貴重な体験で、留学中に得た最大の成果の一つです。
今後の進路
留学でのマーケティングやカフェでの経験を通じて、デザインに興味を持つようになりました。特に、カフェで新商品の考案やポスター制作に関わる中で、デザインが持つ可能性や楽しさを実感しました。
今後はWebデザインのスキルを身につけるために学び直し、デジタル分野でのキャリアを目指したいと思っています。Webデザインは、これまでのマーケティングの知識とも結びつけやすく、自分の強みを活かせる分野だと思います。
将来的には、自由な働き方を実現しながら、自分のデザインで多くの人に価値を届けられる仕事をしていきたいと考えています。留学で得た異文化理解やコミュニケーション力を活かし、グローバルな視点を持ちながら働きたいと思います。
挑戦を恐れず、自分の目標を信じて一歩踏み出してください!
留学は自分を大きく成長させる貴重な機会です。言葉や文化の壁に直面することもありますが、現地でしか得られない出会いや経験が必ず自分を豊かにします。事前にしっかりと目的を明確にし、何を学びたいのか、どんな経験を得たいのかを考えることが重要だと思います。
また、家探しや仕事探しなど、日本とは異なる環境での生活は想像以上に大変ですが、そのプロセスを通じて自立心や適応力が養われます。現地の人々と積極的に関わり、英語を使う環境を自ら作ることが語学力向上の鍵だと思います。
留学は自分の可能性を広げる素晴らしい機会なので、挑戦を恐れず、自分の目標を信じて一歩踏み出せば、その経験は、必ずあなたの未来に役立つものになると思います。
ラララ・カナダの良かった点
まず、直前にコロナ禍となった際にも柔軟に対応してくれたことが印象的でした。急な状況の変化にもかかわらず、迅速かつ的確なサポートを受けることができ、安心して留学準備を進めることができました。
また、ビザの延長手続きが非常にスムーズだった点も大きなメリットでした。手続きに関しては不安を感じる部分も多かったのですが、スタッフのサポートのおかげで問題なく進めることができました。
さらに、手配してもらったホストファミリーの質がとても高かったことも良い思い出です。ホストファミリーは親切で、初めての環境に馴染むための大きな助けとなり、留学生活のスタートをスムーズに切ることができました。こうしたきめ細やかな対応やサポートがあったおかげで、安心して留学を楽しむことができたと感じています。