
留学を決めたきっかけ
高校の頃から海外に興味があり、いつかは海外で生活してみたいと思っていました。大学3年生になったとき、社会人になると長期留学は難しくなるかもしれないと感じ、このタイミングで挑戦することを決めました。大学自体が国際色豊かで、普段から海外に関心をもつ環境にいたことも後押しになりました。
英語学習にもともと興味がありましたが、日本では勉強を続けにくかったり、途中で挫折してしまうこともありました。現地に身を置くことで自然とモチベーションが湧いてくる環境を求めていたのだと思います。YouTubeで「英語ができると世界が広がる」という話を聞くたび、自分もその景色を見てみたいと感じていました。
留学先にカナダを選んだ理由
ワーキングホリデーで現地の生活を体験したいという思いがあり、働きながら暮らせる国を探していました。オーストラリアは仕事探しが難しいという話を聞き、ギリギリまで他社にも相談しながら情報収集を続けた結果、カナダを選ぶことにしました。

留学して良かったこと
一番良かったと感じているのは、自分から英語を学ぶ環境に飛び込めたことです。日本では続けづらかった英語学習も、カナダでは自然と「もっと話せるようになりたい」という気持ちが湧いてきました。英語が日常的に使われる環境にいるだけで、やる気が途切れないことに驚きました。
苦労したこと
最初のホームステイ先がフィリピン系の家庭で、食事がどうしても口に合わず苦労しました。自分で食べ物を買って過ごすことも多く、結果的に出費が増えてしまいました。ホームステイについてよく理解できておらず、変更できるという選択肢をもっと早く知っていれば良かったと感じています。
現在はスコーミッシュでシェアハウスに住んでいて、生活は落ち着いています。

授業について
担当の先生はスピーキングと文法を中心に教えてくださり、とても満足しています。特にスピーキングへの抵抗がなくなったことは大きな変化です。
アクティビティ専門スタッフには日本人の方がいましたが、特に相談で利用することはありませんでした。
クラスはPre Advancedからスタートし、最初は15人ほどでしたが、後半は閑散期に向けて10人弱になりました。アジア系の学生が多く、レベルが上がると国籍バランスが整う印象があります。
カナダでの暮らし
街を歩いているだけでさまざまな言語が聞こえてきて、とても国際色豊かだと感じます。雨は多いものの、日本のような不快感はなく、現地の人があまり傘をささないのも印象的でした。

仕事について
仕事探しはネットでの応募が中心で、1日だけレジュメを配りに回ったこともあります。現在は日本食レストランのキッチンで働いていて、金曜日の夜は特に忙しいです。お客さんはローカルの方が多く、現地で働いている実感を強くもっています。
今後の進路と留学の活かし方
大学4年生になると授業が少なくなるため、もう一度海外に挑戦したいと考えています。留学中に出会った世界中の友達にも、実際に会いに行きたいという気持ちがあります。
卒業後は、海外にも挑戦できるような仕事に就きたいと考えています。就職活動はこれからですが、今回の留学経験を通して、「海外で働く」「海外と関わる」という選択肢が現実的なものになりました。

留学を検討している方へのアドバイス
日本で働き始めると、長期間海外に挑戦するのはかなり難しくなると感じました。少しでも留学やワーキングホリデーに興味があるなら、行けるタイミングで行った方がいいと思います。
就職が1〜2年遅れることは、実際にはそこまで大きな問題ではないと感じています。それよりも、自分の目で見て、体験して得られるものの方が大きいです。

エージェントを利用して良かった点
エージェントを利用して良かったと感じた点は、料金がかからないことと、その理由をしっかり説明してもらえたことです。さらに、サポートが手厚く、質問に対する返信もとても早かったです。
ビザ申請を含めた一連の手続きもすべて対応してもらえたので、初めての留学でも不安なく準備を進めることができました。

改善できると感じた点
担当の方に対して不満を感じたことはありませんが、ホームステイは変更できるという選択肢があることを、もう少し早い段階で知れていたら良かったと思いました。結果的には自分の経験として学びになりましたが、事前に知識があればより安心できたと感じます。




