【カナダ体験談】小学生の頃の憧れから始まったカナダ留学

Point

名前:松村 梨央 様

学校名:カルガリー大学付属語学学校
受講コース:一般英語
通学週数:13週間
ビザの種類:eTA

英会話の先生がくれた最初のきっかけ

小学生の頃、母の友人が開いていた英会話教室に通っていたことが、私の留学への第一歩でした。当時の先生とのやり取りがとても楽しく、英語を話すことそのものが好きになりました。それ以来、ずっと「いつか海外に行ってみたい」と思うようになりました。

大学では国際学部に進学し、世界中の人たちが共に暮らしていくにはどうすればいいのか、日本に来る外国人がより暮らしやすくなるにはどうしたらよいのかといったテーマを学んでいました。そうした背景もあり、留学は自然な選択でした。

カナダを選んだ理由

カナダに興味を持ったきっかけは、テレビ番組『イッテQ』でした。出川さんが現地で交流している様子を見て、「カナダの人って本当に親切なんだな」と感じたことがとても印象的でした。自然が好きな私にとって、カナダの美しい風景も大きな魅力でしたし、治安の良さや多文化社会、費用面でのバランスもよく、最終的にカナダを選びました。

人見知りを克服できた留学生活

現地の授業では「スモールトーク」について学ぶ機会がありました。天気の話や、相手の持っているアイテムに触れて会話を始めるといった、初対面の人と自然に関係を築くためのテクニックです。私はもともと人見知りなタイプでしたが、スモールトークを意識して使ううちに、少しずつ自分から話しかけられるようになりました。今では、人との距離を縮めることが以前より得意になったと感じています。

思っていたのと違った点も

留学先の都市はバンクーバーほど大きくなく、日本人も少ないだろうと思っていましたが、実際にはプログラム内に日本人が多くいました。時期的に他の大学の団体も来ており、中には自分の意思ではなく必修で来ている人もいたため、日本語で話す場面もあったのが少し残念でした。

それでも私は、できるだけ現地の人や他国の学生と関わろうと意識して過ごしました。また、日本人同士でもなるべく英語で話すように心がけていました。

変化を感じた自分

振り返ってみると、留学を通じて自分の中の小さな壁が一つひとつ崩れていったように感じます。もともと英語が好きで始めたこの経験でしたが、単に語学力が伸びただけではなく、人との関わり方や、自分の殻の破り方を学ぶことができたのが、何よりも大きな収穫でした。

授業スタイルの違いに驚き

私が通っていた語学学校では、午前中に文法とリーディング・ライティング、午後にスピーキング&リスニングの授業が行われていました。毎日同じような流れではありましたが、内容はしっかりしていて、特にグループワークが多かったのが印象的でした。

日本の授業とは異なり、生徒同士で意見を交換したり、相談し合う機会が多くありました。そのおかげで自然と英語を使う機会が増え、「英語力が伸びているな」と実感できる場面がたくさんありました。

豊富なアクティビティでカナダを満喫

学校ではアクティビティも充実していて、ロッキーマウンテンへのハイキングや、Watertonでの1泊2日の小旅行、地元のスタンピードパレードなどに参加しました。これらを通して、クラスメイトとも自然に打ち解けられましたし、英語を使って実際にコミュニケーションをとる良い機会にもなりました。

スタッフの方々もとてもフレンドリーで、ホームステイや授業のことなど、いろいろと気にかけて声をかけてくださいました。たくさん会話をする機会をもらえたのも嬉しかったです。

スピーキングに対する苦手意識を克服

私はもともとスピーキングに対して苦手意識がありましたが、午後のSLの授業では毎日のように発言やディスカッションが必要だったため、自然とその壁が少しずつ崩れていきました。最初は緊張していたものの、慣れてくると発言することにも抵抗がなくなり、積極的に話せるようになっていきました。

仲間との関わりが刺激に

クラスメイトの中には、英語を使うことに積極的な人が多く、そういった人たちと仲良くなることで、私自身も良い刺激を受けました。日本人のクラスメイトも多かったのですが、できる限り英語で会話するように意識していました。その環境があったからこそ、より実践的な英語力が身についたと思います。

学びの外でも広がる体験

週末には他の都市にも旅行に行きました。バンクーバーでは留学中の友人に会い、トロントでは一人旅でナイアガラの滝やトロントアイランドなどを訪れました。どちらも魅力的でしたが、留学先だったカルガリーの落ち着いた雰囲気が、私には一番合っていたと感じています。

カルガリーでの暮らしは想像以上に快適

私が滞在していたカルガリーは、大都市すぎず人の多さもちょうどよい規模感で、とても暮らしやすい街でした。治安も良く、留学中に怖い思いをするようなことは一度もありませんでした。

気候については、私が滞在していた時期がちょうど過ごしやすい季節で、快適に過ごすことができました。4月後半にはパラっと雪が降る日もありましたが、それもまたカナダらしくて印象に残っています。乾燥している地域なので、夏も湿気が少なく、暑すぎないのがありがたかったです。

あたたかいホストファミリーとの時間

ホームステイ先では、ホストマザーと私の2人暮らしでした。1対1の環境だったこともあり、家に帰れば基本的にずっと会話をしていました。ホストマザーはとても優しく、毎日ご飯を用意してくれたり、週末にはバンフまで連れて行ってくれたりと、本当によくしていただきました。

英語での会話が自然と日常になり、ホームステイでの時間が自分の語学力や生活面での適応力を高めてくれたと思います。

留学がきっかけで広がった視野

留学を終えてから、将来についてあらためて考えるようになりました。まだ具体的な進路は決まっていませんが、「せっかく留学を経験したのだから、英語を活かしたいな」という気持ちは強くなっています。

実は、知り合いに半年間オーストラリアへ留学した後、フィリピン留学を経て一気に英語力が伸びたという方がいます。その話を聞いて、私も時間があれば大学3年生のタイミングで、もう一度どこかへ留学してみたいなと考えるようになりました。フィリピンなどの短期集中型の留学にも興味があります。

留学を迷っている方へ伝えたいこと

留学を考えているけれど、一歩踏み出せないという方も多いと思います。お金のことや、環境への不安など、悩む理由はたくさんありますよね。でも、私自身は「行って本当に良かった」と心から思っています。だからこそ、もし少しでも迷っているなら、思い切って挑戦してみてほしいです。

現地での経験はもちろん、自分自身と向き合う時間がたくさんあり、自分がどんな人間なのか、どんなことに興味があるのかを知るきっかけにもなりました。

ラララ留学サポートの安心感

私が今回の留学を実現できたのは、ラララ留学さんのサポートがあったからです。留学を迷っている段階から相談に乗ってもらい、「行ってみよう」と思えるように背中を押してくれました。

当初は別の都市も考えていましたが、カウンセラーの方が私の希望や性格に合った都市を提案してくださり、最終的に自分にぴったりな留学先を見つけることができました。

現地に行ってからも、連絡をすればすぐに返信をいただけましたし、留学中も気にかけてくれるメッセージをもらえたことで、とても心強かったです。

改善してほしい点は?

正直に言うと、改善してほしいと感じた点は特にありません。それくらい安心して任せることができました。