
キャッシュレス先進国であるカナダでは、カフェでの少額決済から交通費までクレジットカード払いが日常的。留学中に現金を多く持ち歩くリスクを避けるためにも、クレジットカードは留学生の必須アイテムと言えるでしょう。しかし、国際ブランドの選び方や付帯保険の有無、手数料の違いを理解していないと、現地で不便な思いをしたり無駄な出費が増えたりすることもあります。
本記事では、数ある中からカナダ留学におすすめできるクレジットカード4選を厳選して解説します。選び方のポイントとともに、賢い活用術も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
カナダ留学でクレジットカードを選ぶポイント

カナダ留学へ持参するクレジットカードを選ぶ際、適当に選んでしまうと現地で損をしたり、いざという時に役立たなかったりする可能性があるので、事前知識が重要です。ここでは、特に留学生が重視すべき3つのポイントについて具体的に解説していきます。
海外手数料の低さ
海外でクレジットカードを利用すると、決済ごとに「海外事務手数料」が発生します。一般的に利用額の1.60%から3.85%程度が上乗せされるため、長期留学で頻繁にカードを使う場合は無視できないコストとなるでしょう。
ブランドやカード会社によって手数料率は異なり、例えばJCB CARD Wなどは比較的低い設定ですが、VisaやMastercardなど加盟店数が多いブランドとのバランスを考える必要があります。手数料が高いカードばかり使っていると、知らず知らずのうちに数万円単位で損をしてしまう可能性も否定できません。できるだけ手数料率の低いカードを選ぶか、手数料節約に特化した手段と併用するのが賢い方法です。
ポイント還元率
留学中は学費や生活費、交際費など支出が増える傾向にあるため、ポイント還元率の高さも重要な選定基準です。基本還元率が1.0%以上の「高還元カード」を選べば、現地での生活費支払いで効率よくポイントを貯められます。
例えば、楽天カードやリクルートカードなどは基本還元率が高く設定されており、帰国後も貯まったポイントを活用しやすいのが魅力です。他にも海外利用分がキャッシュバックされる特典を持つカードも存在します。貯まったポイントをマイルに交換して航空券代に充てるなど、賢く活用すれば留学費用の節約にもつながるでしょう。
海外旅行保険の有無
カナダの医療費は日本に比べて非常に高額になるケースが多く、万が一の病気やケガに備えた保険は必須です。クレジットカードには「海外旅行傷害保険」が付帯しているものがありますが、適用条件には注意が必要です。
カードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」と、航空券などの支払いにカードを利用することで適用される「利用付帯」の2種類が存在します。特に学生専用ライフカードのような自動付帯のカードは、手続き不要で補償が受けられるため大変便利です。
ただし、カード付帯保険の補償期間は通常90日程度に限られるため、長期留学の場合は別途民間保険との併用も検討しましょう。
カナダ留学中に使えるおすすめのクレジットカード4選

数あるクレジットカードの中から、カナダ留学に特におすすめできる4枚を厳選しました。それぞれの特徴や強みを比較しながら、自分の留学スタイルに最適な1枚を見つけてください。複数枚組み合わせて持っていくのもリスク分散として非常に有効です。
楽天カード
楽天カードは知名度が高く、年会費が永年無料であることから、多くの留学生に選ばれている1枚です。基本のポイント還元率が1.0%(AMEX、JCBのみ)と高く、現地でのショッピング利用でも効率よく楽天ポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは帰国後の生活や楽天市場での買い物に使えるほか、マイルへの交換も可能です。海外旅行傷害保険は「利用付帯」となっており、出国前に航空券などの費用をこのカードで支払うことで適用されます。また、国際ブランドをVisa、Mastercard、JCB、Amexから選べるため、2枚目のサブカードとしても優秀です。
日本国内のサービス支払いに楽天ポイントを活用したい方にも適しています。
三井住友カード(NL)
券面にカード番号が印字されていない「完全ナンバーレス」のデザインが特徴で、盗難や紛失時の不正利用リスクを軽減できるセキュリティの高さが魅力です。
年会費は永年無料で、VisaまたはMastercardのブランドを選択できるため、カナダ国内のほとんどの店舗で利用できます。また、対象のコンビニや飲食店でのタッチ決済でポイント還元率がアップする特典もあり、一時帰国時や国内利用でもお得さを感じられる一枚です。
学生であれば「学生ポイント」の対象となり、サブスク支払いや携帯料金で高い還元を受けられる場合もあります。海外旅行傷害保険は利用付帯ですが、最高2,000万円まで補償されるため安心です。
エポスカード
海外旅行傷害保険の補償額が手厚いことで知られ、留学生の「お守り」として人気の高いカードです。以前は自動付帯でしたが現在は利用付帯に変更されているものの、傷害治療費用200万円、疾病治療費用270万円と、年会費無料のカードとしてはトップクラスの補償内容を誇ります。
最短で即日発行が可能であり、渡航直前で急いでカードを作りたい方にとっても強い味方となるでしょう。国際ブランドはVisaのみですが、世界中で広く使えるためメインカードとしてもサブカードとしても活躍します。日本語対応のサポートデスクも利用できるため、トラブル時も安心です。
リクルートカード
業界最高水準のポイント還元率1.2%を誇り、年会費永年無料で持てるコストパフォーマンスの高さが最大の魅力です。現地での日常的な買い物や食事の支払いに利用することで、リクルートポイントがざくざくと貯まります。
貯まったポイントはPontaポイントやdポイントに交換できるため、使い道にも困りません。海外旅行傷害保険(利用付帯)やショッピング保険も付帯しており、万が一のトラブルや購入品の破損にも備えられます。VisaとMastercardの2枚持ちが可能(JCBとの組み合わせなど)な数少ないカードでもあり、組み合わせることで保険の合算も可能です。
カナダ留学でカードを使う際の注意点

クレジットカードは非常に便利ですが、海外での利用には日本国内とは異なるリスクやコストが伴います。手数料の仕組みやセキュリティ対策を正しく理解していないと、思わぬ出費やトラブルに見舞われるケースも。ここでは、カナダ現地でカードを利用する前に必ず確認しておきたい、5つの重要な注意点について解説します。
海外ATMの手数料に注意
現地通貨を調達するために海外キャッシングを利用する場合、利息とATM手数料がかかることを忘れてはいけません。
キャッシングは「借入」となるため、利用日数に応じた利息(年利18%程度)が発生します。現地ATMの利用手数料も別途徴収されることが一般的ですが、空港の両替所よりもレートが良いケースが多く、帰国を待たずにネットバンキングから繰り上げ返済を行うことで、利息を最小限に抑えることが可能です。
現金を大量に持ち歩くリスクを避けつつ、必要な分だけを賢く引き出す手段として活用しましょう。
利用可能加盟店を確認
カナダはキャッシュレス大国ですが、全ての国際ブランドがどこでも使えるわけではありません。
特にVisaとMastercardは普及率が高く、ほとんどの店舗で利用可能ですが、日本発ブランドのJCBやAmerican Expressは利用できる場所が限定的です。JCBのみを持っていくと、決済ができずに困る場面が出てくる可能性が高いでしょう。
そのため、メインカードにはVisaまたはMastercardを選び、サブカードとして別のブランドを持つなど、異なる国際ブランドを2枚以上組み合わせて持参することを強くおすすめします。
カード紛失・盗難への備え
留学中はスリや置き引き、あるいは単なる紛失といったトラブルに遭うリスクが常にあります。
カードを1枚しか持っていない場合、失うと生活費の支払いができなくなる恐れがあるため、リスクヘッジとして必ず2枚以上のカードを別の場所に保管して持ち歩くようにしましょう。
また、万が一の紛失時に備えて、カード会社の緊急連絡先(コレクトコール対応など)を控えておくことも重要です。最近では、カード番号が券面に記載されていないナンバーレスカードを選ぶことで、盗難時のカード情報流出リスクを低減させる対策も有効です。
利用明細のチェック
カナダではスキミングやフィッシング詐欺などの被害も報告されており、不正利用の早期発見が重要です。
日本のカード会社から郵送される紙の明細書は海外に届かないため、ウェブ明細やスマートフォンアプリを利用して、定期的に利用履歴を確認する習慣をつけましょう。身に覚えのない請求があれば、すぐにカード会社へ連絡する必要があります。
また、アプリを使えば利用限度額の確認もかんたんです。使いすぎて限度額を超えてしまわないよう、また不正利用にいち早く気づけるよう、週に1度はチェックすることをおすすめします。
海外旅行保険の利用条件を把握
クレジットカード付帯の海外旅行保険を当てにしている場合、その適用条件(利用付帯か自動付帯か)を正確に把握しておくことが不可欠です。
最近は「利用付帯」のカードが増えており、航空券や現地の交通費をそのカードで支払わないと保険が適用されないケースがあります。また、カード付帯保険の補償期間は一般的に出国から90日間(約3ヶ月)までです。半年や1年を超える長期留学の場合、90日以降は無保険状態になってしまうため、必ず民間の留学生保険に加入するか、現地の公的医療保険への加入手続きを行いましょう。
まとめ:LALALAで留学を成功させよう
カナダ留学において、クレジットカードは支払い手段としてだけでなく、身分証明や緊急時の備えとしても欠かせないアイテムです。VisaかMastercardを中心に、手数料や保険条件を考慮して2枚以上準備しましょう。
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