一般英語コースを学べる語学学校一覧


カナダ留学にはいろいろなメリットがあり、安全安心して生活をおくるマルチカルチャーな環境があげられます。多文化な社会を維持しており、世界中から移民がやって来る国です。異なる文化や民族などが多様に存在するエリアで、気軽に一般英語コースを学べる語学学校がたくさんあります。

①一般英語コースの基本的なスケジュール


カナダの語学学校にはいろいろなコースがありますが、最もベーシックなコースが一般英語コースです。初級者から受講することができ、たくさんの人が参加している人気のコースです。リーディングやライティング、スピーキングやリスニングなどを満遍なく学習することができます。

 

フルタイムクラスの基本的な一日の流れとして、午前中は3~4コマのクラスを受講することが可能です。ランチをとった後は午後のクラスが2コマあります。

 

その後はフリータイムになりますが、放課後のアクティビティが豊富な学校が多いです。英語に慣れない内は授業内容について理解を深めるため、予習や復習の時間をきちんと取れるコースがおすすめです。

 

短期(1〜2週間)の場合、多くの時間学習するために授業時間が多いコースを選択すると英語力をアップすることができます。祝日は基本的に休校になるので、祝日情報はチェックしてから申し込むこんでおくと安心です。

 

留学しながら仕事をしたり観光を楽しみながら英語を学びたい場合、午前中だけ授業に参加することができるコースもあります。

②一般英語コースにも種類は様々あります

一般英語コースを学べる語学学校には、いろいろなコースを提供しているところが多いです。インテンシブコースは、一般英語のコマ数を増やしたものです。モーニングコースはコマ数を減らしており、基本的に午前のみのレッスンになります。アフタヌーンは一般英語のコマ数を減らしていて、基本的に午後のみのレッスンです。アフタヌーンコースはパートタイムとも呼ばれます。

 

また、一般英語コースで英語力が身に付いてこれば、次のステップとして以下のような専門的なコースを受講することもできます。

 

ビジネスコースは仕事における英語の使用を目的としたものです。毎日の業務や電話対応などさまざまなビジネスにおける、英会話や語彙、文章力やビジネスマナーなどに焦点を当てています。TOEIC対策コースを選択する人も多く、英語でのコミュニケーション力を幅広く評価するテストです。聞く・読むを測定するTOEICテストや話す・書くを測定するTOEICSWテストに区分されています。TOEFL対策コースも開講されている場合がありますが、TOEFLとは英語を母国語にしない人のためのコミュニケーション能力を測定」するテストです。読む聞く、話す書くなどの技能を総合的に測定することが可能です。

③一般英語コースで基礎力を身に付けましょう


カナダには一般英語コースを学べる語学学校があり、多くはトロントやバンクーバーにあります。様々なコースがあり、レベルが区分されていて一般英語コースから開始可能です。世界のスタンダードになっているケンブリッジコミュニケーションメソッドを体験することができ、スピーキングやリスニング、リーディングやライティングなどの4技能を上達することができます。

 

基礎的な技能を身に付ければ、上級コースに移行することが可能です。クラスは少人数制になっていて、各レベルの修了が4週間目安になっています。

 

入学すると初日にレベルチェックが行われる流れです。入学日に英語試験を実施してから、レベルを判定していきます。留学生は一般英語コースから開始することが多く、能力がアップすると検定試験対策や大学進学コースに移行することが可能です。

 

定期的に模擬試験などを受けることができ、テストの結果や出席率、宿題や授業での発言などについて総合的にレベルアップをチェックしていきます。独自の教材を使用する学校もあり、授業料は基本的にクオリティの高い学校になればなるほど高くなる傾向です。

④語学学校を選ぶポイント

語学学校には一般英語コースはもちろん、ビジネス英語やIELTS対策、ケンブリッジ検定対策や児童英語講師育成などがあります。長期間語学学校に通うなら、コースの種類が多いところを選ぶと便利です。

 

一般英語コースを受けている間に中級レベルに到達すると、上級コースに移行することができます。英語力向上や資格取得を狙っているなら、一般英語コース以外にいろいろなコースを提供する学校がおすすめです。

 

一クラスの人数は10~13名が多く、夏休みや冬休みの場合短期留学生がかなり多くなります。クラスはレベルによって異なり、初心者クラスだと日本人や韓国人などの割合が大きくなり、上級になればなるほどクラスの人数が少なくなる傾向です。

 

自国文化についてプレゼンテーションするケースがあり、その国の出身の人から現地の情報を聞くことができます。語学学校によってレベル分けやレベルの数はさまざまで、初心者~上級者まで5レベルに分かれているところが多いです。入学する時に受けるテストによりレベル分けされることになるので、学校を選ぶ際レベルの数に注目しましょう。

 

学費は週200~400ドルぐらいの語学学校が多く、自習時間や講師の質、コースの種類などにより学費が変わります。

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⑤都市選びの際は気候も考慮しましょう


カナダに留学する人は多いですが、冬が寒いという点には注意が必要です。治安もよく移民や留学生などが過ごしやすいメリットがありますが、寒さはかなり厳しい国です。

 

トロントでは過去最低気温が-33度を記録しています。一方、バンクーバーは比較的温暖で治安が良いと言われています。英語やフランス語を同時に学べるモントリオールの場合、冬は-10度以下になることも多いです。冬が長く最低気温が0度を下回る月が5ヶ月ぐらい続き、10月からは4月まで雪が降るケースがあります。

 

オーロラのような自然現象を見られるエリアもあり、寒いカナダならではの魅力を体験することが可能です。冬場のアクティビティが好きな人にはおすすめの国です。

 

バンクーバーの雨が降りやすく、とにかく冬は雨が多いことで有名です。気温が氷点下まで下がらないので、雪ではなく雨になります。バンクーバーは東京の2倍ほど雨が観測されており、雨季になる11月~4月までは雨の日が多いでしょう。

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⑥大都市ほど日本人比率が高くなる傾向です


日本人留学生の渡航先として一番人気はアメリカです。その次がオーストラリアで、その次にカナダがあげられます。カナダの場合トロントやバンクーバーなど、主要な都市に留学生が集中している傾向です。

 

カナダ留学ではほとんどの人がトロントやバンクーバーを留学先として選択しています。知名度の高さと治安の良さから渡航先として高い人気を誇っていますが、現地で日本人と出会う確率は高いです。せっかく英語圏において英語を学ぼうと留学したのに、結局現地で出会った同じ国の人と話してしまうという人は多いでしょう。

 

何か困った際に助け合える日本人が多いことは良いことですが、すぐ日本語が使える環境があるとついつい日本語を使ってしまいます。毎日英語環境に浸かりたい人なら、そのような環境にメリットを感じないかもしれません。

 

そういった方々にはカルガリー、オタワ、モントリオールなど郊外の都市がおすすめです。下記リンクにカナダの人気都市をまとめておりますのでご覧ください。

カナダ留学の都市選びはこれで解決!おすすめ12都市を徹底解説!

⑦一般英語コースを提供している語学学校4選

①SSLC:コースが豊富


SSLC(スプロットショウランゲージカレッジ)バンクーバー校は、一般英語コースを学べる語学学校です。進学やキャリアアップ向けのプログラムがあります。

 

中学生からジュニアプログラムを開講しており、英語教育について独自のノウハウを持つ高い品質の授業を受けることが可能です。専門学校が運営しており、大学進学やテスト対策など勉強したい人に向いています。

 

ダウンタウン中心地にあり、ショッピングモールなどがある便利な立地です。

 

一般英語コースでは読み書き、聞く話すなどの4技能を徹底的に学ぶことができます。技能毎にクラス分けされるので、自身のレベルに合った授業を選択することが可能です。長年の英語教育から由来する独自のカリキュラムを活用し、学生のニーズに合った授業を提供しています。多様なコース開講によって、自分のやりたいことをしっかり学ぶことが可能です。

 

一般英語コースの他にカレッジ・大学進学準備プログラムを利用したり、英語専門プログラムなどに参加することができます。進学に力を入れておりパスウェイも豊富で、高校進学プログラムやファミリー留学、グローバルリーダープログラムも用意されています。

SSLCバンクーバー校(スプロット・ショウ・ランゲージ・カレッジ)

②ILSC:ユニークな授業を開講


ILSCトロント校はスターアワードを受賞した学校で、ユニークなクラスを提供しています。英語オンリーの生活をすることができ、駅の目の前に位置しているので便利です。

 

ショッピングセンターにも近く、クラスは全選択制で50以上あるコースから目的に合った授業を利用することができます。スラングリッシュクラスや映画を通して学ぶクラスなど、ユニークなコースが多いです。

 

英語コースは10段階に区分されており、英語力に合わせた授業を選択することができます。クラスのレベルが高すぎたり簡単すぎると思ったなら、専門スタッフに相談するとクラスを変更することが可能です。

 

コミュニケーションから開始してみて、慣れてきたらビジネスクラスに移行することもできます。英語試験対策などを選択することができ、ステップアップしながら英語力を身に付けることが可能です。学校内は英語以外が禁止になっており、授業中や昼休みなどもランゲージパトロールと言うスタッフが見回りしています。

 

IELTSの公式指定校で、落ち着いてテストを受けることが可能です。IELTS対策コースがあり、基本コースはもちろん特定スキルに特化したクラスもあります。

ILSC トロント校

③ILAC:カナダ最大の語学学校


ILAC(インターナショナルランゲージアカデミーカナダ)トロント校は、カナダ最大規模の人気校です。世界75カ国以上から学生が集まっており、大学やカレッジの提携数が最も多いです。

 

毎年14,000人以上の学生が通学するカナダ最大の学校で、国籍比率を30%に制限しているので国籍比率のバランスは良いでしょう。アジア系が少なく、ヨーロッパ系が多い傾向があります。ヨーロッパ系や南米系、中東系など多岐にわたっています。トロント校では日本人の比率は低く、中国や韓国からも生徒がやって来る学校です。

 

英語を学んだり他国の文化や習慣なども学ぶことができ、モダンなビルの校舎には最新設備が整っています。Wifiを利用することができ、パソコンや電子レンジ、学生ラウンジなど学習できる環境があるので便利です。放課後になると学生ラウンジで勉強する人も多く、熱心に取り組む人が多い学校です。

 

一般英語コースを学べる語学学校で、独自のカリキュラムによって多数受賞しています。17段階にレベル分けしており、自分のレベルに合ったクラスで授業を受けることが可能です。ベテラン講師が揃っており、定期的に研修を受けていて生徒の目標達成をサポートできる体制が整っています。

ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

④IH:J-Shineプログラムあり


IH(インターナショナルハウス)バンクーバー校は、細かなレベル分けでいろいろなプログラムがあります。日本人向け資格取得コースなどがあり、生活スタイルにマッチした時間帯で受講することが可能です。

 

カナダ政府から授業の品質認証を受けていて、一貫して質の高いプログラムを提供しています。細かくクラスのレベル分けを行っていて、自身にぴったりのレベルで利用することが可能です。

 

学生対応はもちろん講師として日本人スタッフが在籍していて、現地生活にすぐに馴染めます。学生寮が完備されており、いろいろな滞在スタイルを選択することが可能です。

 

日本人向けにJ-Shineという小学校の英語指導者資格取得コースがあり、カナダでは珍しいカリキュラムになります。資格を取得すると子供向け英会話教室や英語教育の外部教員などの就職に利用することが可能です。

 

14段階のクラスがあり、学力に応じたクラスで学習することができます。定期的なテストによって実力の伸びをチェックすることができ、午後から選択制の授業スタイルを利用することが可能です。様々な角度から英語力をアップすることができ、選択科目を変更することができます。

IHバンクーバー(インターナショナル・ハウス・バンクーバー)

⑧一般英語コースがある語学学校一覧

ECトロント校(イングリッシュ ランゲージ センター )

ECトロント校(イングリッシュ ランゲージ センター )

$315/週~

お洒落な外観とイメージカラーのオレンジを基調とした校舎は、落ち着いた郊外に位置しており最適な学習環境を提供してくれます。30歳以上の学生のみを対象とした「30+」という珍しいコースも提供しています。
LSIトロント校(ランゲージ・スタディーズ・インターナショナル)

LSIトロント校(ランゲージ・スタディーズ・インターナショナル)

$278/週~

イギリス発祥で、現在では世界中に語学学校を展開するLSIのトロント校です。ダウンタウンからは少し離れた所にありますが、最寄り駅からは徒歩数分で便利です。人気の語学学校ながらあえて少人数制を採用。
CLLCオタワ(カナディアン・ランゲージ・ラーニング・カレッジ)

CLLCオタワ(カナディアン・ランゲージ・ラーニング・カレッジ)

$310/週~

個々の目標、ニーズに対応出来るよう多数のプログラムを提供しています。きっと目標に沿ったプログラムを見つける事が出来るでしょう。またクラスは最大でも14名以下なので、生徒と教師の距離は近く、英語学習に集中出来る環境です。
オカナガンカレッジ付属語学学校

オカナガンカレッジ付属語学学校

$6,400/セメスター~

オカナガンカレッジはケロウナ市にメインキャンパスがあり、合計で4つのキャンパスを持ちます。留学生向け進学英語コース(EAP)もケロウナキャンパスで開講されています。国籍率も豊かで30カ国を超える国から生徒が集まります。
EC バンクーバー校(イングリッシュ・ランゲージ センター)

EC バンクーバー校(イングリッシュ・ランゲージ センター)

$315/週~

世界各国から学生が集まるEnglish Language Centresでは10段階のレベル、実践重視、スピーキングをメインとしたプログラム、多彩なアクティビティーをご用意し、留学体験を最大限に活かされたい方に最適な環境を提供しています。

まとめ

カナダは人種の多様性に長けており、上手に英語を話せない外国人に対して、現地の人が優しく受け入れています。安全安心して過ごすことができ、一般英語コースを学べる語学学校が多いので自分のペースで英語を学習することが可能です。

 

語学学校の選び方に迷った際などお気軽にお問い合わせください。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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