バンクーバーの市街地から、大きなブリッジを渡った先のノースバンクーバーは、軽い山登りなども出来る山など豊かな自然と、巨大なショッピングモールがある市街地と自然の融合したバランスの良いエリアです。キャピラノ大学の付属語学学校があるエリアも、市街の中心地ほど賑やかでもなく、しっかりと勉強できる環境があります。

キャピラノ大学は、1968 年に創立され、2008 年に新規に4 年制の総合大学となりました。大学としてのカリキュラムとカレッジ（短期の専門コース）のカリキュラムを併せ持つ大学で、その付属語学学校では、後の進学先としての大学を意識しながら英語を学べる環境があり、真面目に勉強したいと思う学生には人気の学校となっています。

キャピラノ大学の総学生数は7,500 名。大学正規留学として人気のあるバンクーバーという土地の魅力もあり、世界中から留学生たちが集まります。世界54カ国から集まってくる学生たちは、全体の約1割を占めています。グローバルな環境で学びたい、世界に友だちを作りたいという学生にはピッタリの環境と言えるでしょう。

キャピラノ大学 附属語学学校の英語コースは 難易度別に6 レベルに分かれています。ビギナー向けクラスは英語学習の基礎基本力に重点をおきますが、アドバンスクラスになると大学への進学を視野に入れたプログラム内容となっています。ひとクラスの人数はおおよそ23人ほどで、2期制となっています。入学時にきちんと自分の目標と実力に見合ったクラスを選択し、レベルアップをしていくのがオススメです。

キャピラノ大学付属語学学校のオススメポイントの一つに、English for Academic Purpose (EAP)のコースを受講することでスピーキング、リスニング、リーディング、ライティング、ボキャブラリー、文法をバランス良く学ぶことが出来るという点があります。1セッションは15 週間で、コース修了まで3ヶ月半かかります。質の高い授業には定評があり、英語をしっかりと身につけたい学生に人気の学校となっています。

キャピラノ大学付属語学学校には、大学進学を重視しアカデミックな英語を学ぶプログラムがありますが、そのなかでもハイレベルなアドバンスクラスに入れるとキャピラノ大学の正規の授業を受講することが出来ます。これは総合大学の付属学校だからこそ出来るとてもユニークな取り組みで、その後で大学の本科生になった暁にはその時取得した単位を引き継ぐこともできます。

市内にある他の語学学校と違いとして特徴的なのは、キャピラノ大学付属語学学校のファシリティが利用出来るという点でしょう。特に、図書館があるのは大きなメリットです。せっかく大学付属の学校へ通うなら、英語の勉強だけでなく、興味のある分野の本を探してどんどんリサーチしてみましょう。英語を話すことがゴールではなく、自分は英語を使って何がしたいか考えるにはうってつけの環境が整っています。

キャピラノ大学が誇るユニークなプログラムに、「保育プログラム (Early Childhood Care and Education」があります。保育士を目指す学生が、専門性の高い分野を勉強出来るプログラムで、幼児保育、保育所運営や美術史などを選択制で学べます。このプログラムを修了すると、就職時に有利になる保育と障害児支援のサティフィケートも取得可能。希望者は継続して学士課程へ進学することも出来ます。

ツーリズムのコースはカナダ全域での人気コースのひとつですが、キャピラノ大学の観光学のコースには、留学生向けに作られた2年間のプログラムがあり英語を学びながら自分の興味のある分野を学ぶことができると留学生に人気となっています。 さらに魅力的なのは、希望者はそのまま大学の観光管理学へ正規進学が可能だという点。ハードルの高い大学留学が身近なステップで実現するのは嬉しいポイントです。

通常、海外の大学への入学条件はある一定の英語スコアが必要になりますが、キャピラノ大学はその設定が比較的低いのがポイントです。入学条件として、高校卒業の資格と、 IELTSのバンドスコアが 5.5 以上、もしくは iBT TOEFLが67点以上という2つの条件をクリアすれば入学申請が出来るというのがポイントです。これは大学側が、やる気のある留学生に門戸を広く開けようという姿勢ならでは。チャレンジ精神のある学生に大人気の学校となっています。